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「トシオは日本🇯🇵からパラシュート🪂で来たの⁉︎」〜アンの笑い声と、仲間たちからの手紙🇮🇪



    アイルランドの空を飛んだ
    その日の夕方…

    私は
    アイリッシュ・パラシュート・クラブを出発し
    コークへ向かった。

    空から見た
    緑に覆われた大地

    着地した時の
    「もう終わっちゃった…」
    という気持ち

    その日の出来事を胸に
    再び車を走らせた。


    〜暗闇の先に、コークの明かり〜


    夜になると
    またあの暗闇だった。

    街灯の少ない道

    ヘッドライトが照らす先以外は
    何も見えない

    ブラックホールのような闇の中を
    私は走っていた。

    やがて…
    コークの街の明かりが見えてきた。

    ホッとした。

    ここまで無事に戻ってきた。

    見慣れた街の明かりが
    その夜はいつも以上に
    頼もしく感じられた。


    〜アンは待っていてくれた〜


    家に着いたのは
    夜遅くだったと思う。

    それでも
    アンは待っていてくれた。

    遅い夕食を済ませながら
    私は旅の話をした。

    パラシュートクラブへ行ったこと

    セスナ機から見た
    美しいアイルランドに感動したこと

    そして
    セスナ機から空へ飛び出したこと

    アンは
    うんうんと
    とても喜んで聞き入っていた。

    話しているうちに
    前の晩のことにも話が及んだ。

    狭い車の中で
    チャイニーズフードを食べたこと

    暗い道の途中で車を停め
    そのまま車の中で眠ったこと

    それを聞いたアンは
    大爆笑した。

    「そんなに面白かったかな?」

    当時の私は
    そんなことを思っていた。

    でも
    今となっては
    アンからしては
    私らしくない行動だったのかもしれない。

    空を飛びたい一心で
    遠くまで車を走らせて
    車の中でご飯を食べて
    野宿までした

    その話を
    アンは笑いながら聞いてくれた。

    空を飛んだ一日の最後に残ったのは
    家での遅い夕食と
    アンの笑い声だった。


    〜日本から、パラシュートで?〜


    この話は
    学校でも話題になった。

    「トシオは日本からパラシュートで
    アイルランドに来たの⁉︎」

    そんなジョークまで言われた。

    日本からアイルランドまで
    パラシュートで…
    なんて!

    ずいぶん長い空の旅である。

    私は飛行機で
    アイルランドへ来たのだけれど
    仲間たちのジョークの中では
    パラシュートでやって来た
    日本人になっていた。

    一回のジャンプが
    学校でも話題の種になった。

    空を飛んだ後にも
    こうして楽しい時間が続いていた。


    〜手紙の中にもパラシュート!〜


    その後
    仲間から届いた手紙にも
    パラシュートの絵が描かれていた。

    私の話を
    覚えていてくれたのだ。

    あの時
    私が飛んだのは一回だけ。

    けれど
    その思い出は
    私の中だけに残ったわけではなかった。

    アンの笑い声になり
    学校でのジョークになり

    そして
    手紙の中の小さな絵になった…


    空から見たアイルランドの美しさは
    今も忘れられない。

    それと同じくらい
    帰った私を待っていてくれたアンや
    面白がってくれた仲間たちのことも
    とても懐かしく思う。

    「トシオは日本からパラシュートで来たの⁉︎」

    今
    思い出しても
    ふふふって笑ってしまう。

    あの日のジャンプは
    着地して終わったけれど
    パラシュートの話は
    仲間たちの手紙の中でも続いていた…

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    友人からの手紙
    どれもユーモアがあって
    面白いですね


    🇯🇵🇮🇪


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    27年前の27歳時に留学したアイルランド🇮🇪 写真を見ながら思い出しています。 どうぞお付き合いください🤲

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