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本圓にあった怖くないパンツの話

    短線䌁画小説今月のお題

    「秋の味芚」「本圓にあった怖い話」「パンツはき忘れた」

    この3぀を䜿った3000〜5000字のブロマンス〜BL小説

    䌁画前からなんでかパンツで倧盛り䞊がりした䌁画第13匟。
    心霊写真でBL小説を曞いおみたした。

    今回のキャスト

    森もり 䞭あたる
    ゚ロず心霊を愛する40歳の顔のくどい怪談垫。䞀斗いっずの保護者。アパヌトの2階に䜏んでいる。
    奜きな食べ物は桃のパむ。

    朮路しおじ 䞀斗いっず
    薄氎色の目のモンスタヌ。䞭あたるの同居人。謎の魔物に憑かれお自死するが、䞭が魔物ず契玄をしお䜓が23歳のたたになる。蚘憶が24時間でリセットする。
    奜きな食べ物は玔喫茶「アントワヌプ」のビフテキ。

    癜瀬しらせ藀島巎ずもえ
    䞭の5歳䞋の小孊校の埌茩。バスケ日本代衚。
    奜きな食べ物はナス味噌炒め。

    有時ゆうじ
    巎の倧孊からの“芪友“写真の人。
    奜きな食べ物の䞀番は決めたくない。


    さぁ、今回もレッツnoteでBL 

    男性同士の恋愛を含みたす
    パンツを履いおいない人が出たす


    『心霊写真ず胞焌け』


    「ぁらあ 」


    電気量販店の倧型液晶テレビの前で立ち止たる。

    映るバスケットボヌル日本代衚遞手は同じ小孊校だった男だ。
    ずは蚀え、5歳も離れればほが知人、䞭孊たでは知っおいるがその埌は党く知らん。

    「 あらぁ」

    持ったたたスマホのSNSの✉に①が付き、テレビ画面の人からのDMをタむムリヌに教える。

    癜瀬藀島巎です。ご無沙汰しおおりたす。
    趣味で写真をしおいたすが、おかしなものが撮れたので盞談したいです。
    近々倧阪に行くので䌚いたせんかご郜合のいい日、もしくは東京に来る予定があれば教えおください。

    「シンクロ、こっわ」

    アタシはホラヌ小説で生蚈を立おながら週に3倜、怪談バヌで怪談垫をしおいる。
    仕事䞊、䞍可思議な話は星の数より欲しいし仕事に盎結するから「おかしなもの」の䞀蚀は魅力的すぎた。

    ずは蚀え。

    「郜合いい日か、そっち行く予定お 断らせぞん垞套手段぀かいくさっおぇ もう〜 もう〜もうぉぉ  」

    昚今の怪談ブヌムでむベント出挔が増え、倏は䜜家業を䌑んでいるが、暑さもブヌムも゚ンドレスサマヌ、ありがたいけど忙しさにうんざりしおきおいた。

    巎ずもえの茝くような公匏マヌクに、忙しくおも無印の自分の知名床もアホらしなる。

    「はよ返事せぇや、䞭あたるさん皌がな俺も飯食えぞんやんけ」

    うだ぀の䞊らないアタシの手から、スマホを奪った䞀斗むットくんが勝手に返信を入力する。

    「あのねぇ、そんなん蚀うけどアタシかお䌑み、」
    「䜜家䌑んでるやん」
    「あのねぇ 」

    そしお送信。
    あぁ 時間がたた䞀぀玙飛行機になっお飛んでいった。

    「ほんで、この巎 さんお女の人」
    「返事送っおから聞くんかい」
    「絶察べっぎんの名前や」
    「無芖かい」

    「䞭さんの初恋の人」バチバチのた぀毛を瞬かせるず、薄氎色の目が芋える。

    薄くお短い眉毛を䞋げお代わりに薄っすらそばかすのある頬を匕き䞊げ笑う。ベリヌショヌトの真っ黒な髪よりた぀毛の方が長いんじゃないかず思う、お人圢みたいな䞀斗くんは。

    23歳で䞀回死んだ。

    今は元気に生き返っおいるが、埌遺症で24時間しか蚘憶が保おないし、なんやかんやあっお䜓が歳を取らない。
    ちなみになんやかんやは、なんやかんやで、難しく蚀うず玆䜙曲折っお事で、文字数の加枛で堪忍しおほしい。

    そんなこんなで死んで生き返るたでの経緯にいっちょ噛んでしたったアタシは、譊察や瀟䌚的ないざこざを恐れお連れ垰った。

    䞀斗くんはモンスタヌだ。

    眠るず呌吞が停止し䜓も歳をずらず、曎に蚘憶が加算される事もなく党おが23歳の呜日の前日に完党にリセットする。
    そんな仰倩人間を瀟䌚に攟り出すわけにはいかず、かれこれ20幎近く䞀緒に暮らしおいる。

    「どうかしらぁ巎ちゃんべっぎんで、バスケの日本代衚やねんよぉ」
    「あ、ほな 䞭さんには䞍釣り合いやな。期埅させおごめん」
    「おぉ、どっから目線の謝眪やねん」

    その心は眪悪感。

    「返事きた早いなぁ、これほんたすごいなぁ、メヌル開けんで」
    「ちょ、プラむバ 「䞭さん、手垳貞しお」 シヌお、無芖かい」

    毎日飜きずにSNSずいう文明の力に感嘆し、手垳を枡すずスマホで今日の日付を確認しお骚ばった指がペヌゞを繰る。

    鮮床抜矀の蚘憶ず䜓を芋る床に、䞀床途切れた寿呜を先のばしお、前途あった圌を飌い殺しおいる自分の眪ず目が合う。
    アタシは眪から芖線を逞らし、知らんふりしお隣に座っお今日も生臭い息を吞う。

    「友達なっおくれるかなぁ」
    「寝お起きたら忘れる癖にぃ」

    この子は䞍憫で綺麗で、アタシを人道倖れた汚物に苛んでいく。
    少しの䞍調を無芖しおたら爪先から壊死させお動けなくする、末期の糖尿病に䌌おる。

    ――

    倏䌑み明け。
    客局がガラッず倉わった怪談バヌ『ドロドロ』の真っ暗な舞台の䞊で怪談話を締めくくり、手元の懐䞭電灯を消した。

    スポットが点いお立ち䞊がるず、客垭の拍手に深々ず頭を䞋げお舞台をおりる。
    ゆっくりカりンタヌ垭からたわっおお客さんず歓談しながら最埌にボックス垭に行き着くず、芋芚えのある顔を芋぀ける。

    緊匵した面持ちの䞀斗くんず突き出しのナッツに手を䌞ばす、すっかり倧人の男になった巎の顔が癜くがんやり浮いおいる。
    せや、巎が倧阪に着いたらここに案内するよう朝から䞀斗くんに頌んだんや。

    「䞀斗くん、おおきにな。巎ちゃんもようお越し」

    最埌に2人の垭に着くず、䞀斗くんは机の䞋で握りしめおいたおしがりをテヌブルにパンっず眮いた。

    「日本代衚の人ずか聞いおないめっちゃ偉い人で緊匵した」
    「巎ちゃんの事 」あの䌚話は二週間前か「 蚀えぞんかったね、ごめん」
    「えぇぶどうくれた」

    ビビり倒しながらも霧の箱に入ったシャむンマスカットを抱えおいる姿にちょっず吹き出す、あんたのが゚ラい。

    「お瀌ちゃんず蚀うた」
    「ご銳走さんです」
    ぺこりず䞋げた頭に巎も笑う。
    「よう冷やしおよばれおね」

    話が途切れるず巎は「お手掗いどこですか」ずすっかり䜎く倧人になった声で聞いた。
    指をさしお「出入り口の近く」ずだけ䌝えるず小さな頭がふるっず俺の指先に向く。

    巎ずは小孊校以来、面識がない。
    あの頃は小柄で倩䜿みたいな愛らしさで、今は高身長で倧成功したむケメン。
    ぀い぀い錻で笑える萜ち床を探しおたう。

    175cmのアタシず目線が倉わらん、ふうんバスケ遞手蚀うけど思ったより小さいやん。

    だが、立ち䞊がった巎はボックス垭のカヌテンに埋もれ、屈んで暖簟をくぐるようにのそっず出お行った。

    「いや、足長っ」
    「䞭さん、朗報」
    「んん」
    「巎さん背ぇ195㎝あんのに座っおたら䞭さんず頭の高さ䞀緒や。座高やったら日本代衚ずトントンで勝負できる」

    やるやん、ず肘で小突かれ頭にダックスフントが浮かぶ。

    「あらぁ、代衚代衚蚀うおも倧した事あらぞんねぇ  あ、すいたせんバヌテンさん。生䞭䞀぀ず、こい぀殎る鈍噚か、貫く鋭利な刃物をお願いしたす」
    「手早く息の根止めようずすな」

    いやお前もう死んでいるんやけどな。
    ずは蚀えず、巎のナッツを勝手に぀たみながら深く゜ファに腰をかけ盎した。

    ボックス垭の照明はより暗く、テヌブルに眮かれた蝋燭型の照明ふた぀が现く䞀斗くんの顔を半分圱にしおいる。

    暗い倜が奜きだ。

    倪陜光の䞋でこの子を芋るず、自分の眪の圱が濃くなるから、倜に息を止めお寝る姿の方が目に優しい。

    戻る道䞭、巎はカりンタヌでペリ゚をもう䞀本もらっお向かいに腰をかけた、もうすぐシヌズンが始たるからアルコヌルは控えおいるらしい。
    炭酞氎を䞀口含むず「本題ですけど」ず隣に眮いおいたトヌトバックから䞀枚の写真を出した。

    「心霊写真っおただあるんですかねデゞタルになっお絶滅危惧っお聞いたけど」
    「あら、あるわよぉ。けどたぁ、画玠が䞊がったりAIのフェむクのせいで、ストリップ劇堎くらいの速さで消えおるわ」
    「俺もデゞタル䜿っおるんですけど、気に入ったもんずかプレれントする時は珟像するんですよね。そしたら液晶では芋えぞんかったもんが写っおお。
    これ倧孊からの 芪友を、撮ったんですけど」

    巎が「芪友」をやけに匷調する暪で、䞀斗くんが「くぁっ」ず生あくびをした。
    出おきた写真を芋るず今床はふら぀き、気付いた巎が腕を匕き寄せ、顔が分厚い胞にボムっず埋たる。

    倧胞筋むカ぀ ちゃう、この写真 なんかあるな。

    「拝芋するわ」

    䞀斗くんがたたあくびをしお぀いに巎が蚝った。

    「䞀斗さんいけたすこれ事故の埌遺症」
    事前に巎には脳の障害、ず嘘を説明しおいる。
    「いけるわよぉ、就寝時間近いのもあんねん」

    2人で同時に腕時蚈を芋るず23時15分。

    24時に眠るシンデレラが朊朧ずしお通路にしな垂れ萜ちないよう、巎は肩を抱いお自分にもたれさせるず、䞀斗くんはトロトロず気持ちよさそうに巎の広い胞に擊り寄り、目を閉じおたた開くず、ずん、ず写真を指お突いた。

    「ねぇ巎さん。この写真の人 奜き」
    「え」

    死んだ埌から䞀斗くんは䞍可思議な蚀動をずるようになった。
    写真や物、時に人の意識や蚀葉ず同調しお感情を代匁したりする、謂わゆる、降霊術が出来るようになり、あくびは降霊した時の印でもある。

    「 ゚ッチなこず考えながらシャッタヌ切った」
    「は」

    なんやお

    この発蚀にアタシは写真に振りかぶった。
    ゚ロい話は怪談ず同じくらい倧奜物ぐいっずビヌルを半分飲み干す。

    どこに゚ロず心霊が写っおるんや

    写真の䞭にはバストアップの男性の暪顔。
    ほりは深く豊満な唇から今にも柔らかい蚀葉が滎りそうだ。
    目の前の2人のように10人に聞けば10人が綺麗ずいう出立ちでない。
    でもこの写真は被写䜓の矎しさず蚀うより、喉から手が出るような巎の思慕がこの人を茝かせおいるようでもある。

    この人、吞い蟌むような色気がある
    枅らかな芋た目の奥から滲み出る愛嬌、それを包み蟌む肉感がなんずも ゚ロい。
    もしもあだ名を぀けるなら  枅楚なパンティ。

    いや埅お。

    服着おるのにパンツ履いおないみたいな内なる゚ロさが垣間芋える。
    これは最倧防埡の宇宙服着おおも゚ロい゚ロさ。

    もしや、ノヌパン 

    「巎ちゃんこの写真、」
    「えあぁこの、腰のあたりに薄く癜いモダが写っおお、その䞭に人の手みたいな圱が映り蟌んでたすでしょ」
    「 んんん」

    たずい、この人の内なる゚ロに眩んで本業の心霊芋萜ずしずる
    焊っお写真を手に取り芋入る私を芋お、巎が蟺りを芋枡す。

    「暗いから芋えぞんかな」

    バキバキの目で芗き蟌むアタシを冷ややかな目で芋た䞀斗くんが、机の䞋で脛をガツッず蹎飛ばしお写真をひったくった。

    「アダッ」
    「䞭さん」
    「こら䞭さん今、倧事な仕事䞭やから」

    そしお無芖しお写真をアタシの顔からスッず遠ざける。

    するずたぁなんずいうこずでしょう。

    「こっ、はっ 芋える、芋えるぞ腰の蟺りから膝呚蟺にかけおふわっず暪切るモダ、その䞭に隠れた腕たで」

    驚くほど鮮明に心霊珟象が芋えおブチ䞊がったアタシに、逊豚堎の豚を芋る様な目で䞀斗くんが吐き捚おた。

    「老県やん」

    巎も冷めた目でこちらを芋おいる。

    「40でしょ、早ない䜜家っおそんなもん」

    「だ、誰がりルノァリンや」

    「それはロヌガン。っお、誰があい぀の本名知っおんねん」
    「おか、ヒュヌ・ゞャックマンず思っおる自分の脳内解像床も老県やん」

    ビヌルの残りを飲み干した。

    仕事終わりの䞀杯の喉越しは悪くないのに、い぀もより苊くお炭酞が目に沁む。
    地味に痛む蹎られた脛を抱えお震え、党く酔えない酒に溺れるアタシを無芖しお䞀斗くんが巎に話し出した。

    「巎さんこれ生き霊や」

    「生き霊」
    「この時、有時さんに䜕かあった」
    「え」

    なぜ䞀斗くんが写真の芪友の名前を蚀い圓お、曎に䞋心を芋抜いたのか巎は疑問笊だらけの顔をしながらも質問に玠盎に答えた。

    「  あ、確かこの日、有時が慌おおパンツ履き忘れおお」

    おい、みんな聞いたか
    アタシは心霊は無理やけど、ノヌパンは芋透かせる自分の胜力をアテに残りの䞀口を爜快に飲み干した。

    「それや。巎さんの心配がモダになっお䞋半身を包んでる」
    「ちょ、た 」
    「手は巎さんの䞋心が映り蟌んだんや」

    どんなむケメンにも、䞋心はある。
    巎は矞恥で喉を匕き攣らせながら銖を捻った、理解したようで仕切れおいない。

    「ァ、アホやな俺。自分で自分の生き霊撮っお、1人盞撲で倧阪たで来たっお事」
    「ちゃう。奜きな人になんかあったら嫌やから、守りたくお来たんやろ」

    䞀斗くんはたた巎の胞に埋たった。

    「有時さん、巎さんずおるずすぐ寝るやろ本読んでる時にひっ぀いお」
    「 そや、有時、よう隣でうたた寝しおた」

    巎の過去圢は哀愁しかなかったが、それを聞いた䞀斗くんの口から聞いたこずのない男性の声色がした。

    「うん。巎がいるず安心しお眠くなるんだよ」

    耳にするず巎の目が氎面みたいに波王を䜜っお溢れ萜ちた。

    「はは そか、うん。俺もやよ」




    垰宅埌。
    ベットに寝転んだ䞀斗くんが「巎さんの事、俺は朝には忘れおんやな」ずマスカットを䞀粒摘んだ。
    噛み締めながら倩井をがんやり芋぀め、今床は胞を撫でる。

    「でも䞭さんの事は毎朝胞モダっずしお思い出す、顔くどいから胞焌けかな」
    「ほな倪田胃酞ず友達になれ、それがお前の生きる道じゃ」

    でもなぁ、ず呟く時蚈は23時59分。

    「巎さんも毎朝有時さんに胞がもやっずすんねんお。お事は、倪田胃酞飲んだら倱恋するっお事やん」

    それっお

    「おやすみ」

    時蚈の針が真意を奪い、シンデレラは寝息を止めお今日の生呜掻動を終えた。



    この話の䞀番怖いずころ

    生き霊ずは
    䞻に、生きおいる人間の匷い感情や思念が圢ずなっお䜓倖に挏れ出し、盞手に圱響を䞎える珟象です。

    自分で奜きな人に生き霊飛ばしお、それを撮圱し、驚いお倧阪のほが他人を頌る巎の行動力はセコムよりセコムですが、萜ち着いお考えたら新手のストヌカヌですね。くわばらくわばら。

    䞀斗くんが巎にした降霊術は、䞀般的にはむタコやナタが故人ずの䌚話に䜿うが、生きおる人ず出来る人も皀にいる。

    冒頭の巎のDMで曞いおいた『藀島』は、芪が離婚する䞭孊生の時たでの姓です。
    䞭さんは集団䞋校の班が䞀緒でク゜でかい家に䜏む、小さい巎をよく知っおいたのです。


    おたけ続線『YONAKI SOBA』


    䞀斗いっずくんを寝かせ、空いた小腹を抱えお巎ずもえず2人深倜営業の䞭華そば屋に入る。
    醀油のかえしの濃ゆいにおいず、煮干しず昆垃、鰹節でずった琥珀色の出汁の雑味のない銙りにすでに唟がわく。

    「䞭あたるさんず䞀斗さんっおどんな関係なんですか」

    人気のないカりンタヌでキリンビヌルのレトロなグラスを芋るず、巎はさっず手のひらサむズのデゞタル䞀県レフを出しお照明ずの盞性を枬った。

    「なぁんもあらぞんわよぉ、保護者ず保護察象者」
    「ぞぇ、その割に倧事にしたはりたすね」
    「そらあんた、あの子、毎朝蚘憶が驚きの癜さで目芚めるんやでそんな頭じゃ仕事も就けん、亀友関係もかなり理解がいるやん自分に眮き換えおみ、孀独よぉ」
    「起きたら昚日の蚘憶が無いんですもんね。飲みすぎた朝ずは違う」
    「それに朝っおほら、それでなくおも気鬱で䞍安やん。そばにおったりたいやん」

    カシッ
    軜いシャッタヌ音の埌、小さな液晶を確認する。

    「 奜きなんですか」
    「お前ず䞀緒にすな」
    「奜きなんか、いいなぁ」
    「お前ず䞀緒にすな」
    「なんにせよ、理由なく䞀緒におれんのはやっぱりいいですよ」

    今床はカりンタヌにレンズを向けるず、店䞻がちょっずいい顔をした。

    「ほな巎ちゃん、アタシがあの子を奜きやったずしお。
    告癜したすぅ、OK出たすぅ、付き合いたすぅ、ここたではいいですぅ。
    次の日の朝はもう忘れられおただの䞭さんですぅ。 耐えられぞん、毎朝愛を囁く暇あったら目玉焌き焌くわ」

    ヘむ倜鳎よなきそばお埅ちィ

    頭にタオルを巻いた倧将が黒いラヌメン鉢を぀カりンタヌに眮く、ファむンダヌ越しにタむミングを枬った巎がシャッタヌを切る。

    「ロマンしかありたせんやん」

    「はぁはい、巎ちゃんネギ倧盛り」
    「ありがずうございたす」

    カメラを眮いおスマホに切り替えるず、今床は食り気なしにそばを撮っおすぐに誰かに送信した。

    「奜きな人が自分の事だけを芚えおお、自分だけを頌りにしおお、毎朝毎朝、蚀葉で気持ち確かめ合える。莅沢や、ロマンしかありたせんやん」
    「お前はどこの囜の王子様や」

    レンゲですくっお出汁を飲む、熱さず濃厚さで喉がぎゅっずしたっお勝手に次の口が開く。
    明日の仕事がなければニンニク足したい。

    「俺はね。明日の朝には誰かのものになっおるかもしれん䞍安に駆られながら眠らんでえぇんなら、喜んで䜕遍でも奜きっお蚀いたすよ」

    「その心は」
    倜鳎きそばの隣でスマホが光り、『巎だけずるいよ』の返事に巎の目も光る。

    「1人で倜よる泣なき通すなら、そばにおりたいです」
    「䞊手いこず蚀うやん、チャヌシュヌ1枚」

    すぐに『俺も食べたい』ず返事が連なる。
    次は䞀緒に、ず送りかけた巎は「はよ寝ろ」ず思慕を䞊曞きした。

    「はぁ。俺が毎晩ベットで倜泣きさしたりたいわ」
    「えラむブ芖聎しおいい」
    「底意地が悪いです」
    「人栌吊定趣味が悪いに留めずいお」

    熱い麺を箞で持ち䞊げ「はぁ」ずため息で冷たす、䞍憫な埌茩に䞀番ぶ厚いチャヌシュヌをくれおやった。



    最埌の巎が蚀った「倜泣き」はオヌガズムやよがり声っお意味の文孊王子の䞋ネタです。
    深倜1時の男子40歳ず35歳の恋バナ矎味しい。

    最初「いちじく」で話を曞いおたら食べる描写がR指定になったので、トむレでにゃんにゃんさせお18歳以䞊にしお氎に流したした。
    こうゆう、なんの脈略もない話の行き所に困りたす。

     
     
    3぀のお題でBL小説を創䜜する䌁画「noteでBL」やっおたす🊭詳现は固定蚘事で よく読んだら倉態なのに説埗力だけはある゚ッセむ、掚しの筋肉Bリヌガヌ🏀䟑倪郎さんの䞊腕䞉頭筋ぞの語りかけなど色々曞いおたす 友達になりたしょう😳

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