
本当に必要な絵の練習方法を考える
絵が上手くなりたい。
絵が上手くなる方法を調べても、出てくるのは「描け」「模写しろ」「クロッキーしろ」ばかり。実際にやってみても、ただ手を動かしているだけで、何が身についているのかわからない。意味を感じられないから、練習が続かない。
そこで、今の自分の問題と課題を整理して、自分にとって本当に必要な練習は何なのかを考えてみることにしました。
なぜ絵が上手くなりたいのか
・原稿の作画クオリティを上げたい。
・ネームで思いついた構図を、画力不足で再現できないのをやめたい。
・人体デッサンに時間かかるのをやめたい。
・原稿中に自分の絵の下手さに萎えて、病むのをやめたい。
(なんだかやめたいことばっかりだな…)
具体的に何が問題なのか
・慣れない角度の人体が描けない、よくわからなくなる。(人体を立体的に捉えられない。)
・人体デッサンの問題か、グレースケールの仕上げ方の問題かわからないが、のっぺりしている。
・構図の引き出しが少ない。
・形を取るのに時間がかかる。
これらを解消するための練習方法を考えてみる。
①人体の図形化
キムラッキ本の模写を中心に、人体の図形化を学ぶ。
ポーズマニアックスを利用して、写真から自分で図形化をして、感覚を手に覚えさせる。


ゴールは、お手本なしでカメラ(視点)を移動させても、図形化した人体を描けるようになること。
②美術解剖学(骨、筋肉)の知識を入れる
教本を読んで、骨と筋肉の知識を入れていく。

中国語の本ですが、アニメ的なデフォルメされた作画なので、とっかかりやすいです。
他に「スカルプターのための美術解剖学」のKindle版と、加藤公太先生の美術解剖学のcolosoの講座を持っています。
「anatomy 3D atlas」というアプリもおすすめです。いろんな角度から骨、筋肉を見ることができます。

一つの本では説明がわかりにくいと感じるものもあるので、いろんな本から欲しい情報をピックアップしてまとめるのが、今の所自分に合ったやり方でした。




意識することとか、気づきをなるべくメモしておくようにします。
いろんな教本からの学びをまとめているので、見返しやすいようにgoodnotesに貼って整理しておきます。

教本の模写だけでなく、写真を見ながら、学んだことを理解できているか確認。
わからないことが出てくるので、そこを勉強し直す。
まだ、デコルテ周りしか勉強できていませんが、これを全身で行えば、結構、美術解剖学の知識がつくはず…。
③アニメーターや漫画家の画集、スケッチを模写
人体のデフォルメを学ぶのが目的。
人体を図形化して立体的に捉えられる+人体の知識がある状態でやれば、線のひとつひとつの意味がわかるようになる…と思う。
まだその状態になっていないので想像ですが、多分学びが多いと思います。
先日購入したばかりなのですが「今村亮らくがき画集」を見て、学ばないとできないデフォルメだなとしみじみと感じたので、模写していきたいです。
(デフォルメしているのに、色気がある絵柄が好きすぎる)
こちらはまだ持っていないですが、こちらも絵の感じが好きなので模写してみたいです。(積み教本が多いので、こちら買えるように頑張りたい…)
④自分の絵柄でクロッキー
(自分の絵柄で描くことをクロッキーと呼ぶのか…?)
人体の基礎、デフォルメを学べば、あとは自分の絵に落とし込むのが大事…なはず。
Kindleでいくつかポーズ集を持っているので、それを使ってやっていきたい。
(成人漫画を描いている人だから、持っているポーズ集も成人向けなんです…)

一年前にやって見たものがあったので、記録として。
変なのはわかるけど、直し方がわからない…。
果たして、練習を重ねて、直せるようになるのか…実験ですね。
⑤漫画を模写する
私の原稿って、なんだか白いというか、迫力がないというか、のっぺりしているんですよ。
もともとカラーイラストばっかり描いていたので、納得のいくモノクロの仕上げ方がまだ見つかっていない。
漫画特有の線の引き方だったり、タッチとか仕上げ方があると思うんです。
それは模写しか吸収する方法はないと思うので、地道にやっていこうと思い
ます。
⑥良いと思ったものを模写、メモ
⑤と似ているのですが、これは漫画に限らずにいろんなもの全般です。
それらを学ぶというより、アイディアをストックするイメージです。
構図やキャラデザ、ネタだったり、そういうものを集めて引き出しを多く持っておいたら、将来の自分が助かりそう。
進め方
①②を固めてから③→④へ進むイメージ。⑤⑥は適宜。①②は正直、今の自分のレベルでは途方もないのですが、少しずつやっていくしかないですね。
こうして練習方法を並べてみたものの、実際に続けられるかは怪しいです(漫画の作業と並行してやるので)。でも、目的意識を持たせれば練習したくなるし、吸収もよくなるはず。
あくまで「自分に合いそう」「この練習なら意味を感じる」と思ったものなので、誰にでも当てはまるわけではないと思います。それでも、課題と目的意識を持って取り組めば、ちゃんと良くなっていくのかなと思っています。