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自己紹介|Kotoriva代表 山田哲士

    はじめまして、山田哲士です。 東京大学で音声合成の研究をしながら、書いた文章を音声番組に変えるサービス「Kotoriva」を作っています。2026年度の未踏アドバンストに採択されました。

    この記事は僕の自己紹介です。どんな人間で、なぜ今Kotorivaを作っているのかを書きます。少し長くなりますが、読んでもらえるとうれしいです。

    簡単な経歴

    僕は東京で、恵まれた環境に育ちました。中高は駒場東邦に通い、その後、東京大学に進学しました。

    大学に入ってからプログラミングを始めました。書いたものがすぐに動いて、目の前で形になる。この感覚が、自分の性格にぴったり合いました。始めて1年もたたないうちに、全国模試の採点システムを作る仕事に入りました。1つのバグが、何万人もの受験生の成績に出てしまう環境です。作ったものが人に届くことの重さと面白さを、ここで知りました。

    その後も、スタートアップでのエンジニアインターンや、UTokyo Tech Club(https://www.uttc.dev/) の代表として、作ることを続けてきました。

    聴けば得られるのに、届いていない

    Kotorivaにつながる最初の体験は、通学中に聴いていた海外のポッドキャストでした。

    a16zの番組をよく聴いていました。起業や技術について、第一線の人たちが本気で議論している。1本聴き終えると、世界の見え方が少し変わる。でも、英語の議論を本当に理解しようとすると、巻き戻して、調べて、また聴いて、1本に何時間もかかりました。

    「聴けば得られるはずのものが、届く形になっていない」

    これが、僕の出発点です。良い言葉は世界中にあるのに、それが届く形になっていないせいで、多くの人のところまで届いていない。

    文章は書けても、声にするのは別の話

    最初は、海外の音声を日本語に翻訳して聴けるサービスを考えていました。ただ、必要性を感じていた一方で、事業として続けていける見通しが持てませんでした。

    音声を使って何を届けるか、誰に使ってもらうかを考え直す中で、書き手の方にも話を聞くようになりました。そこで見えてきたのが、「文章は書けるけれど、音声での発信は始められない」という壁でした。

    ブログやnoteで文章を書き手の中には、音声にも興味を持っている人が多く存在します。通勤中や家事の合間なら、読むより聴くほうが届く。それはわかっている。それでも、音声は始められていません。

    理由を聞くと、返ってくるのは「話すのが苦手」「録音や編集の時間がない」「自分の声を出すことに抵抗がある」といった声でした。

    音声で届けたい気持ちはあっても、自分で話して収録することが壁になっている。 だから、良い文章が、文章のままで止まっている。

    聴く側から見ても、書く側から見ても、問題は同じでした。良い言葉が、届く形になっていない。

    AIの声を、人は聴き続けるのか

    だから、書き手が自分で話さなくても、文章を音声番組として届けられる仕組みを作ろうと決めました。それがKotorivaです。

    ただ、ここには一番大きな問いがあります。 AIが読み上げる声を、人は本当に聴き続けてくれるのか。

    ここは、僕が研究者としても向き合っているテーマです。大学では、合成音声の「自然さ」を人間がどう感じるのか、そしてそれを機械がどこまで予測できるのかを研究しています。2026年9月の日本音響学会では、日本語の感情音声について、人間の判断と自動評価の間にどんなズレがあるのかを発表しました。

    数字の上では「自然」と評価される声でも、人間が聴くと違和感が残ることがあります。逆もあります。

    さらに、自然に聞こえることと、聴き続けたいと思えることは、同じではありません。声そのものに加えて、話すテンポや間、内容の伝え方も関わってきます。

    Kotorivaでは、実際に聴いてもらう中で「聴き続けたい音声」の条件を探っていきたいと思っています。

    Kotorivaという名前

    Kotorivaは、koto(言葉)と vivo(生きている)を組み合わせた名前です。 言葉を、生きた存在にする。

    書かれたまま眠っている言葉に、声を与えて、人の生活の中に届ける。通勤の電車で、料理をしながら、散歩の途中で、誰かの言葉が耳に届く。そういう場面を一つでも多く作りたいと思っています。

    書いた人の言葉が、読まれる場所の外まで届くようにしたい。それが、僕がKotorivaでやりたいことです。

    Kotorivaを試してみたい方へ

    Kotorivaは今、先行アクセスの登録を受け付けています。自分の文章を音声番組にしてみたい方は、こちらから登録してください。

    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe9tBixw7ASdDvQ3B4J11YwPG5EoruDB7Suj2Y3Nggxb48N2g/viewform

    サービスの詳しい内容はホームページにまとめています!

    https://www.kotoriva.com

    話しかけてください

    書くこと、声のこと、音声で届けることに関心がある方とは、立場を問わず話してみたいです。下記xのリンクから気軽に声をかけてください!

    ↓↓↓
    https://x.com/yamatetsu0703


    プロフィール

    山田哲士(やまだ てつし) Kotoriva 代表 / 東京大学 工学部 計数工学科 4年

    学歴

    • 2019–2022 駒場東邦高等学校

    • 2022–2024 東京大学 理科一類

    • 2024– 東京大学 工学部 計数工学科

    • 2027.04– 東京大学大学院 情報理工学系研究科 システム情報学専攻(進学予定)

    研究・発表

    • 2026.09 日本音響学会 2026年秋季研究発表会 ポスター発表 「日本語感情音声における人間とMOS予測器の自然性判断ギャップの分析」 山田哲士、朴浚鎔、中田亘、齋藤佑樹、猿渡洋(東京大学)

    採択

    • 2026 未踏アドバンスト

    活動・経験

    • UTokyo Tech Club 代表(2024.12–2025.12)

    • GROWTH VERSE エンジニアインターン(2024.08–2026.03)

    • 東進ハイスクール ソフトウェアエンジニア(2023.02–2025.03)

    • Identity Academy 11期生(2025.08–2026.02)

    使っている技術 TypeScript / Python / Go、Next.js / React、GCP / AWS、PostgreSQL、音声合成・音声評価

    リンク

     
     
    ブログや記事を、キャラクターが話すポッドキャストに変えるAI「Kotoriva」を開発中 未踏アドバンスト採択/東大 計数工学科4年、研究は音声/脳/HCI。趣味はポーカー Kotoriva先行登録はこちら→https://www.kotoriva.com

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