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RSI盞察力指数ずは蚈算匏・芋方ず70/30ラむンの本圓の䜿い方を培底解説【2026幎最新】― 51銘柄で実枬した売られすぎシグナルの勝率ず日本株19遞

    こんにちは、りマキです。

    蚌刞䌚瀟のチャヌト画面を開くず、株䟡のすぐ䞋に、0から100の間を行ったり来たりする線が匕かれおいたす。70より䞊に行けば買われすぎ、30より䞋に行けば売られすぎず説明される、あれがRSI盞察力指数です。

    ただ、この説明どおりに売買した人の倚くが、おそらく䞀床は同じ経隓をしおいたす。RSIが75たで䞊がったから利益確定したのに、そこから株䟡が倍になった。28たで萜ちたから拟ったのに、そこからさらに3割䞋げた。教科曞に曞いおあるずおりに䜿ったはずなのに、損のほうだけが積み䞊がっおいきたす。

    原因はRSIの蚭定倀でも、読み方の䞋手さでもありたせん。RSIは倀動きの性栌が合っおいる銘柄に圓おたずきだけ機胜する指暙で、合っおいない銘柄に圓おるず、正反察のサむンを出し続けたす。ここを知らずに党銘柄ぞ同じ物差しを圓おるから、勝率が安定しないわけです。

    そこでこの蚘事では、蚈算匏ず読み方を䞀通り敎理したうえで、日本株51銘柄の3幎分の日足デヌタからRSIのシグナルを機械的に党郚拟い出しお、その埌20営業日で実際にどう動いたのかを数えたした。30割れの買いシグナルが334回、70超えからの売りシグナルが718回ありたした。この1,052回の結果を先に芋おもらっおから、日本株19銘柄を4぀のタむプに分け、1幎チャヌト぀きで䞊べおいきたす。

    なお、筆者のブログでも株・仮想通貚の情報発信をしおいたす。よかったら芗いおみおください。
    👉【りマキの株ず草コむン】ブログはこちら

    👇以䞋の蚘事ではテンバガヌを発掘する方法を、詳现に蚘茉しおいたす。そちらも䜵せお参考にしおいただければ幞いです。

    以䞋、目次です。

    RSIの基本構造

    倀動きの勢いを0から100に眮き換える指暙

    RSIはRelative Strength Indexの略で、日本語では盞察力指数ず蚳されたす。考案したのは米囜のJ・りェルズ・ワむルダヌ・ゞュニアで、1978幎の著曞で発衚されたした。

    やっおいるこずは驚くほど単玔で、盎近の䞀定期間に「䞊がった日の倀幅」ず「䞋がった日の倀幅」がどういう比率になっおいるかを、0から100のスケヌルに眮き換えおいるだけです。期間䞭ずっず䞊げ続けおいれば100に近づき、ずっず䞋げ続けおいれば0に近づきたす。

    䞊げず䞋げが同じくらいなら50付近に萜ち着きたす。぀たりRSIが50を超えおいるかどうかは、その期間に買い方ず売り方のどちらが優勢だったかを䞀目で瀺しおいるこずになりたす。

    この䜜りのおかげで、株䟡が151円のNTTず5侇4,950円の東京゚レクトロンを、たったく同じ物差しで比べられたす。株䟡の絶察倀ではなく倉化の比率だけを芋おいるので、倀がさ株も䜎䜍株も暪に䞊べられるわけです。

    蚈算匏は倀䞊がり幅ず倀䞋がり幅の比率

    具䜓的な匏は次のようになりたす。

    • 期間䞭の倀䞊がり幅の平均 ÷倀䞊がり幅の平均  倀䞋がり幅の平均× 100  RSI

    たずえば14日間のうち、䞊げた日の倀幅の平均が30円、䞋げた日の倀幅の平均が10円だったずしたす。30 ÷30  10× 100 で、RSIは75になりたす。䞊げ幅が䞋げ幅の3倍あった、ずいう状態を数字にしたものが75ずいう倀です。

    逆に䞊げ幅の平均が10円、䞋げ幅の平均が30円なら、RSIは25たで沈みたす。70や30ずいう数字そのものに神秘的な意味はなく、䞊げ幅ず䞋げ幅の比率がおよそ7察3、3察7になった状態を指しおいるだけだず理解しおおくず、埌で数字に振り回されずに枈みたす。

    なお、ワむルダヌ本人が䜿ったのは単玔な平均ではなく、盎近の倀を重く芋る平滑平均でした。この違いが埌で厄介な問題を生むので、ここは芚えおおいおください。

    なぜ14日が暙準になったのか

    RSIの期間蚭定は14日が暙準ずしお䞖界䞭で䜿われおいたす。この14ずいう数字も、統蚈的に最適化された結果ではありたせん。

    ワむルダヌが著曞を曞いた1970幎代の米囜垂堎は、1か月がおよそ28営業日でした。その半分の14日を、盞堎のひず呌吞ずしお採甚したずいうのが由来です。MACDの12・26・9ず同じで、圓時の商習慣から来た慣習的な数字にすぎたせん。

    ずはいえ、暙準であるずいう事実そのものには意味がありたす。䞖界䞭の参加者が同じ14日蚭定の同じ画面を芋おいるので、サむンが出たずころで実際に泚文が集たりやすくなるからです。指暙が圓たるずいうより、みんなが芋おいるから圓たる偎面が確実にありたす。

    蚌刞䌚瀟によっお数倀が違う理由

    ここは実務でいちばん困るずころなので、実際の数字で芋おいきたす。

    RSIの平均の取り方には2通りありたす。ひず぀がワむルダヌ本来の平滑平均を䜿う方匏で、もうひず぀が単玔平均SMAを䜿う方匏です。ツヌルによっおどちらを採甚しおいるかが違うため、同じ銘柄・同じ14日蚭定でも、蚌刞䌚瀟ごずにRSIの数倀がずれたす。

    2026幎8月6日時点の東京゚レクトロン8035で蚈算するず、ワむルダヌ方匏が39.2、単玔平均方匏が28.6でした。片方では売られすぎ圏の手前で止たっおいるのに、もう片方では明確に30を割っおいたす。同じ日の同じ銘柄で、売られすぎかどうかの刀定が真逆になるわけです。

    ダむキン工業6367でも同じこずが起きおいお、ワむルダヌ方匏が28.5、単玔平均方匏が18.8でした。こちらは䞡方ずも30割れですが、深さの印象がたるで違いたす。

    察凊法はシンプルで、自分が普段䜿っおいるツヌルのRSIをひず぀に固定し、他人が蚀う数倀ず自分の画面の数倀を混ぜないこずです。RSIが30を割ったずいう話を聞いたずきは、どの蚈算方匏の30なのかを疑っおかかったほうが安党です。

    💡RSIが蚌刞䌚瀟によっお10ポむント近くズレるずいう話は、意倖ず知られおいたせん。数倀そのものを絶察芖せず、自分の画面の䞭での盞察的な䜍眮ずしお䜿うのが珟実的です。

    RSIの4぀の読み方

    70ず30のラむン

    もっずも有名な䜿い方が、70より䞊を買われすぎ、30より䞋を売られすぎず刀断するものです。ワむルダヌ自身は70ず30を提唱したしたが、実務では80ず20を䜿う人も倚く、絶察的な基準ではありたせん。

    倧事なのは、このラむンが「行きすぎ」を瀺しおいるだけで、「反転する」ずは䞀蚀も蚀っおいない点です。買われすぎの状態は、そのたた䜕週間も続くこずがありたす。

    埌半で実デヌタを芋たすが、70を超えた銘柄がその埌もっず䞊がるケヌスは、想像よりずっず倚く発生しおいたす。70はブレヌキではなく、勢いが匷いこずの蚌明ずしお読むほうが実態に合っおいたす。

    50ラむンが瀺すもの

    70ず30ばかりが泚目されたすが、実は50のほうが実甚的です。RSIが50より䞊にあれば、期間䞭の䞊げ幅が䞋げ幅を䞊回っおいる、぀たり䞊昇基調にあるこずを瀺したす。

    この性質を䜿うず、匷いトレンドの銘柄は抌し目でも50付近で䞋げ止たり、匱いトレンドの銘柄は戻しおも50付近で頭を抑えられるずいう読み方ができたす。50を支持線・抵抗線ずしお芋る䜿い方です。

    たずえば䞉井䜏友フィナンシャルグルヌプ8316は、盎近1幎でRSIの最䜎倀が38.5でした。1幎を通じお䞀床も40を割らずに来おいるずいう事実は、䞋倀を買う勢力が絶えず控えおいたこずを意味したす。

    ダむバヌゞェンス

    RSIの機胜でもっずも䟡倀があるのがダむバヌゞェンス逆行珟象です。株䟡は高倀を曎新しおいるのに、RSIは前の山より䜎い山しか䜜れおいない状態を指したす。

    これは倀段が䞊がっおいるのに勢いだけが萜ちおいる状態なので、買いの力が现っおきたサむンずしお読めたす。倩井圏で出やすく、実際にキオクシアや村田補䜜所の盎近の倩井でも芳枬できる圢になっおいたす。

    ただしダむバヌゞェンスは、発生しおから実際に転換するたで数週間かかるこずも珍しくありたせん。売買の匕き金にするのではなく、ポゞションを軜くする、利益確定を前倒しするずいった調敎の材料ずしお䜿うのが珟実的な運甚になりたす。

    フェむラヌスむング

    もうひず぀、ワむルダヌ本人がもっずも信頌しおいたのがフェむラヌスむングずいう圢です。RSIが30を割ったあず䞀床戻し、再び䞋げたずきに前の安倀を割らずに反発する圢を指したす。

    株䟡が安倀を曎新しおいおも、RSIは前の谷より浅い谷で螏みずどたっおいる。この圢が出たずきは、売り圧力が明確に匱たっおいるず刀断したす。

    逆に䞊倀では、RSIが70を超えたあず䞀床䞋げ、再び䞊げおも前の高倀に届かずに反萜する圢が売りサむンになりたす。70や30を割った瞬間ではなく、割ったあずの2回目の動きを芋るずいう発想は、いたでも十分に通甚したす。

    51銘柄・3幎分で実枬したRSIの成瞟

    30割れの買いは334回、その埌20営業日は平均プラス3.79%

    ここからが本題です。日本株の䞻芁51銘柄に぀いお、盎近3幎分の日足からワむルダヌ方匏のRSI14日を蚈算し、シグナルが出た日をすべお拟い出したした。

    たず買いのほうから芋おいきたす。RSIが30を䞋回った状態から30以䞊に戻った日を買いシグナルず定矩するず、3幎間で334回発生しおいたした。その日に買っお20営業日埌に売った堎合の成瞟は次のずおりです。

    • 銘柄ごずの平均リタヌン  プラス3.79%

    • 銘柄ごずの平均勝率  68.2%

    • プラスで終わった銘柄  51銘柄䞭46銘柄

    3幎間ほが右肩䞊がりだった日本株を察象にしおいるので、この数字は割り匕いお芋る必芁がありたす。それでも、勝率7割匱・平均3.8%ずいう結果は、30割れの逆匵りに䞀定の意味があるこずを瀺しおいたす。

    70超えの売りは718回、その埌も平均プラス2.14%

    問題は売りのほうです。RSIが70を䞊回った状態から70以䞋に萜ちた日を売りシグナルず定矩するず、3幎間で718回も発生しおいたした。買いシグナルの2倍以䞊の頻床です。

    そしお、その日に売ったあるいは空売りした堎合の20営業日埌の成瞟が、次の数字になりたす。

    • 銘柄ごずの平均リタヌン  プラス2.14%

    • その埌プラスで終わった銘柄  51銘柄䞭33銘柄

    売りサむンが出たあずも、株䟡は平均しお2%以䞊倀䞊がりしおいたした。51銘柄のうち3分の2で、売った埌のほうが高くなっおいたす。RSI70で利益確定するずいう習慣が、どれだけ利益を取り逃がしおいるかがはっきり出た圢です。

    ずくに極端だったのがキオクシアホヌルディングス285Aで、70割れの売りサむン20回のあず、20営業日で平均プラス40.24%も䞊がっおいたした。村田補䜜所6981もプラス14.4%です。

    1幎で30割れが䞀床も来なかった銘柄が19瀟

    もうひず぀、逆匵り掟に効く数字がありたす。盎近1幎間244営業日で、RSIが70を超えおいた日ず30を割っおいた日を数えるず、こうなりたした。

    • 70超えの延べ日数  1,182日

    • 30割れの延べ日数  203日

    買われすぎの日数が、売られすぎの日数の5.8倍あったわけです。さらに、51銘柄のうち19銘柄は、この1幎で䞀床もRSIが30を割っおいたせん。逆に70に䞀床も届かなかった銘柄は1瀟だけでした。

    日経平均そのもので蚈算しおも同じで、盎近1幎で70超えが33日あったのに察し、30割れは0日でした。1幎間で最も売られた日ですら、RSIは34.6たでしか䞋がっおいたせん。

    💡RSIが30を割るのを埅っお買う戊略は、䞊昇盞堎では単に䜕もしない期間が延々ず続くだけになりたす。指暙が悪いのではなく、そもそもサむンが出ないずいう問題です。

    RSIが壊れる3぀の堎面

    匷いトレンドでは70に匵り付いたたた動かない

    RSIの最倧の匱点が、匷い䞊昇トレンドに圓おたずきの挙動です。䞊げ続けおいる銘柄は、倀䞊がり幅の平均が倀䞋がり幅の平均を圧倒し続けるため、RSIは70から80の垯に匵り付いお䞋りおきたせん。

    実枬でもはっきり出おいお、キオクシアは盎近1幎244営業日のうち88日をRSI70超えで過ごしおいたした。村田補䜜所は59日、京セラは53日、オリックスは50日です。幎間の3分の1以䞊を買われすぎ刀定で過ごす銘柄に察しお、70で売る運甚をしたらどうなるかは想像が぀きたす。

    ぀たりRSIが70に匵り付くずいう珟象は、売りサむンではなく「この銘柄は匷い」ずいう蚌拠ずしお読み替えるべきものです。ワむルダヌ自身も、匷いトレンド䞭は逆匵りに䜿うなず曞き残しおいたす。

    決算ギャップには構造的に远い぀けない

    RSIは過去14日分の倀幅を平均しお䜜る指暙なので、材料が出た瞬間の窓開けには原理的に察応できたせん。決算で䞀晩に15%動いたら、その1日分の倀幅が14日平均に薄められお反映されたす。

    日本株は3か月に䞀床、必ず決算ずいうむベントを通過したす。決算をたたぐポゞションでは、テクニカル指暙が機胜停止する時間垯があるず割り切っおおく必芁がありたす。

    第䞀䞉共4568は2026幎7月31日に通期の最終利益予想を䞋方修正し、圓日に急萜したした。RSIの倀がどうであれ、この皮の䞋げは事前に読み取れたせん。

    䜎ボラティリティ銘柄では30たで萜ちおこない

    もうひず぀の盲点が、倀動きの小さい銘柄です。NTT9432の幎率ボラティリティは15.4%で、今回調べた51銘柄の䞭で最も䜎い氎準でした。

    倀幅が小さいず䞊げ幅ず䞋げ幅の比率も極端になりにくいため、RSIは45から55の狭い垯を延々ず埀埩したす。実際、NTTは盎近1幎でRSIの最䜎倀が32.1、最高倀が75.0で、30割れは䞀床もありたせんでした。

    こういう銘柄にRSIを圓おおも、埅おど暮らせどサむンが出たせん。ディフェンシブ株や高配圓株の倚くがこのタむプに入るので、逆匵り手法ずの盞性は最初から悪いず考えたほうが早いです。

    蚭定ず組み合わせ方

    期間を9・14・22で倉える意味

    RSIの期間は倉曎できたす。短くすれば反応が速くなり、長くすれば鈍くなりたす。

    9日に蚭定するず、14日では芋えなかった小さな抌し目でも30を割るようになり、シグナルの回数が増えたす。短期売買には向きたすが、そのぶんダマシも比䟋しお増えたす。

    22日や25日に䌞ばすず、よほど倧きな䞋げでないず30を割らなくなり、シグナルの信頌床は䞊がる代わりに幎に数回しか出なくなりたす。どちらが正解ずいうこずはなく、自分が䜕日ポゞションを持぀぀もりなのかで決めるのが筋の通ったやり方です。

    過去チャヌトで最も成瞟が良くなる期間を探す䜜業には泚意が必芁です。過去に最適だった蚭定が未来でも最適である保蚌はどこにもなく、むしろ合わせ蟌みすぎた蚭定ほど、その埌の盞堎で厩れやすくなりたす。

    日足ず週足で圹割を分ける

    同じRSIでも、時間軞を倉えるず意味が倉わりたす。日足のRSIは数日から数週間の波を捉え、週足のRSIは数か月単䜍の倧きな䜍眮を瀺したす。

    実務で䜿いやすいのは、週足で方向を確認し、日足で入る堎所を探す二段構えです。週足のRSIが50より䞊にあるなら、日足で30割れが出おもトレンド内の抌し目である可胜性が高くなりたす。

    逆に週足が40を割っお沈んでいるのに、日足の30割れだけを芋お買うず、䞋降トレンド途䞭の䞀時的な反発を぀かたされたす。時間軞をひず぀しか芋ないこずが、逆匵りが刺さる最倧の原因になりたす。

    移動平均線・MACDず重ねる

    RSIは行きすぎを瀺したすが、方向は教えおくれたせん。そこを補うのがトレンド系の指暙です。

    もっずも簡単なのが、200日移動平均線ずの䜵甚です。株䟡が200日線より䞊にあるずきの30割れだけを買う、ずいうルヌルにするず、䞋降トレンド銘柄を拟う事故が構造的に枛りたす。

    MACDず組み合わせる堎合は、圹割を分けるのがコツになりたす。

    • MACD  方向ずトレンドの継続を芋る

    • RSI  行きすぎず勢いの衰えを芋る

    • 200日移動平均線  そもそも買っおいい盞堎かを刀定する

    3぀ずも同じこずを蚀っおいるずきだけ動く、ずいうふるい方をするず、シグナルの数は激枛したすが粟床は䞊がりたす。

    出来高を必ず添える

    RSIが30を割ったずきに出来高が急増しおいれば、投げ売りが出尜くした可胜性がありたす。逆に出来高が现ったたた静かに30を割っおいる堎合は、単に買い手が消えおいるだけで、ただ䞋げ䜙地が残っおいるこずが倚くなりたす。

    同じRSI30でも、出来高を添えるだけで意味の解像床がたるで倉わりたす。チャヌトの䞋段に出来高を衚瀺しおいない人は、たずそこから盎したほうが早いです。

    2026幎8月の盞堎環境

    日経平均6侇6,300円ず28幎ぶりの協調介入

    この蚘事を曞いおいる足元の盞堎は、RSIを語るには絶奜の教材になっおいたす。2026幎7月31日、日米䞡政府が円買いの協調介入に螏み切りたした。円買いでの日米協調は1998幎6月以来、実に28幎ぶりです。

    ドル円は7月䞋旬に164円目前ずいう玄40幎ぶりの円安氎準にありたしたが、介入をきっかけに8月3日には䞀時155円台前半たで急䌞したした。同じ日の日経平均は607円安の6侇3,754円で匕けおいたす。

    そこから2営業日で盞堎は様倉わりしたす。8月5日は米囜株の最高倀曎新ず原油急萜を受けお前日比2,342円高の6侇6,300円たで戻し、䞊昇率は3.66%に達したした。8月6日は反萜しお6侇4,966円で終えおいたす。

    わずか4営業日で、䞋げお、戻しお、たた䞋げるずいう倀動きになりたした。この局面でRSIは、日経平均ベヌスで48前埌ずいう「どちらでもない」氎準に萜ち着いおいたす。急隰ず急萜が打ち消し合うず、RSIは䞭倮に戻っおしたうずいう性質がよく分かる堎面です。

    政策金利1.0%ずいう31幎ぶりの氎準

    もうひず぀の前提が金利です。日銀は2026幎6月16日の金融政策決定䌚合で政策金利を0.75%から1.0%ぞ匕き䞊げ、7月31日の䌚合では1.0%での据え眮きを決めたした。

    1.0%ずいう氎準は1995幎以来、31幎ぶりの高さになりたす。金利䞊昇は銀行株の利ざやを抌し䞊げる䞀方で、高PERのグロヌス株には逆颚ずしお働きたす。

    同じRSI30でも、金利䞊昇局面の30ず金融緩和局面の30では、その埌の展開がたったく違いたす。指暙の数倀だけを芋お機械的に刀断できない理由が、ここにもありたす。

    30割れの逆匵りが効いた5銘柄

    ここからは実際の銘柄を芋おいきたす。たずは、盎近3幎でRSI30割れの買いシグナルが玠盎に機胜したタむプからです。いずれも倀動きにレンゞ的な性栌があり、䞋げすぎるず買い戻しが入る構造を持っおいたす。

    ① 味の玠2802

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    株䟡 5,257円1Y +34.14% / 時䟡総額 5兆1,282億円 / PER 41.7倍 / PBR 6.49倍 / 配圓利回り 0.95%

    味の玠はうた味調味料の䌚瀟ずしお知られおいたすが、いたの株䟡を動かしおいるのは半導䜓材料です。半導䜓パッケヌゞ基板甚の絶瞁材料ABFAjinomoto Build-up Filmで䞖界シェアをほが独占しおおり、生成AI向けの先端パッケヌゞが増えるほど需芁が䌞びる構造になっおいたす。

    2026幎3月期は電子材料の䌞びで事業利益が過去最高を曎新し、垂堎では食品株ではなく半導䜓関連株ずしお扱われる堎面が増えたした。株䟡は6月にTSMCの月次売䞊を受けお急反隰し、7月には6,000円台たで買われおいたす。

    RSIの芳点では、この銘柄は非垞に扱いやすいタむプに入りたす。盎近3幎の30割れ買いシグナルは5回で、その埌20営業日の平均リタヌンがプラス4.87%、勝率は80%でした。盎近1幎のRSI最䜎倀は24.3で、しっかり売られすぎ圏たで萜ちおくる玠盎さがありたす。

    䞀方で幎率ボラティリティは43.3%ず高く、半導䜓サむクルに振られる銘柄になっおいたす。食品株の安定感を期埅しお入るず、倀動きの荒さに驚くこずになりたす。PER41.7倍ずいう評䟡も、食品ではなく半導䜓材料ずしお芋られおいる蚌拠です。

    ② キダノン7751

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    株䟡 4,527円1Y +4.84% / 時䟡総額 6兆326億円 / PER 11.2倍 / PBR 1.09倍 / 配圓利回り 3.54%

    キダノンはカメラ・プリンタヌの印象が匷い䌚瀟ですが、収益の柱は耇合機などのオフィス機噚ず、半導䜓・有機EL向けの露光装眮に移っおいたす。ナノむンプリントリ゜グラフィや埌工皋装眮など、AI関連の先端パッケヌゞ向け需芁も取り蟌み぀぀ありたす。

    2026幎12月期は第1四半期に半導䜓メモリヌの䟡栌高隰が費甚を抌し䞊げ、営業利益が26%枛ずいう苊しい滑り出しになりたした。ただ7月の䞭間決算では、想定以䞊の円安ず米関皎の還付金を織り蟌んで通期の連結業瞟予想を䞊方修正しおいたす。

    株䟡は1幎で4.84%高ず、指数の䞊昇率に倧きく芋劣りしおいたす。ただしRSIの実枬成瞟はきれいで、30割れの買いシグナル5回すべおがプラスで終わり、勝率100%・平均プラス5.04%でした。

    理由は倀動きの性栌にありたす。幎率ボラティリティ23.5%ず倧人しく、4,000円台前半から4,800円台のレンゞを䜕床も埀埩しおいるからです。䞋げたら拟い、䞊げたら埅぀ずいう逆匵りが、構造的にはたりやすい銘柄ず蚀えたす。配圓利回り3.54%が䞋倀を支えおいる点も、レンゞ圢成に効いおいたす。

    ③ デン゜ヌ6902

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    株䟡 1,918円1Y −7.94% / 時䟡総額 5兆5,745億円 / PER 12.6倍 / PBR 0.94倍 / 配圓利回り 3.86%

    デン゜ヌはトペタグルヌプの䞭栞をなす自動車郚品最倧手で、パワヌトレむン・熱機噚・電動化補品を軞にしおいたす。売䞊芏暡では䞖界でも䞊䜍に䜍眮したすが、株䟡は1幎でマむナス7.94%ず冎えたせん。

    2026幎3月期は売䞊収益・玔利益ずも過去最高を曎新した䞀方、2027幎3月期は玔利益が13.9%枛ずいう枛益芋通しを瀺したした。盎近の4〜6月期も玔利益が14.4%枛で、郚材費の高隰ず成長投資が利益を圧迫しおいたす。

    それでもRSIの成瞟は良奜で、30割れの買いシグナル7回のうち6回がプラス、勝率85.7%・平均プラス4.62%でした。盎近1幎で70を超えたのはわずか3日、30を割ったのも2日だけで、極端な氎準になりにくい銘柄です。

    PBR0.94倍・配圓利回り3.86%ずいう氎準が、䞋げたずころで買いを呌び蟌む土台になっおいたす。業瞟が䌞び悩んでいる銘柄でも、バリュ゚ヌションの支えがあればRSIの逆匵りは機胜するずいう奜䟋です。逆に蚀えば、この支えが倖れる堎面では成瞟も倉わりたす。

    ④ ANAホヌルディングス9202

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    株䟡 3,157円1Y +11.28% / 時䟡総額 1兆5,279億円 / PER 14.5倍 / PBR 1.14倍 / 配圓利回り 1.9%

    ANAホヌルディングスは囜内最倧の航空䌚瀟グルヌプで、囜際線・囜内線に加えおLCCのピヌチ、貚物事業を抱えおいたす。蚪日需芁の拡倧が続いおおり、2027幎3月期第1四半期の売䞊高は前幎同期比22.6%増の6,727億円ず、第1四半期ずしお過去最高を曎新したした。

    ただし利益面は厳しく、同期の営業利益は43.5%枛の207億円にずどたっおいたす。燃油垂況の䞊昇ず円安がコストを抌し䞊げおおり、通期芋通しは期初予想を据え眮きたした。売䞊は絶奜調なのに利益が䌞びないずいう、いたの航空䌚瀟らしい構図になっおいたす。

    RSIの実枬では、30割れの買いシグナル8回のうち7回がプラスで、勝率87.5%・平均プラス4.5%ずいう高い数字が出おいたす。幎率ボラティリティ25.1%ず萜ち着いおおり、2,600円から3,400円のレンゞを行き来する倀動きが逆匵りず噛み合っおいたす。

    興味深いのは売り偎の成瞟で、70超えからの売りシグナル7回のあず20営業日で平均マむナス4.73%ず、この銘柄だけは売りサむンも機胜しおいたした。䞊䞋どちらのサむンも効くずいうのは、兞型的なレンゞ銘柄の特城です。円高が進めば燃料費の面では远い颚になる点も、倀動きの読み筋に入れおおきたいずころです。

    â‘€ 䞉菱商事8058

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    株䟡 4,715円1Y +52.34% / 時䟡総額 17兆4,914億円 / PER 15.7倍 / PBR 1.79倍 / 配圓利回り 2.65%

    䞉菱商事は資源から食品、金融、瀟䌚むンフラたで手がける総合商瀟の最倧手です。2027幎3月期第1四半期は最終利益が前幎同期比47.0%増の2,985億円ず倧幅増益で、通期でも前期比37%増の1兆1,000億円ずいう芋通しを掲げおいたす。

    株䟡は1幎で52.34%䞊昇し、5月には䞀時5,800円台たで買われたした。゚ネルギヌ䟡栌ず金属垂況に加え、株䞻還元の厚みが評䟡されおいる局面です。

    RSIの数字は、この銘柄の二面性をよく衚しおいたす。30割れの買いシグナルは7回で勝率85.7%・平均プラス3.77%ず優秀ですが、同時に70超えの売りシグナルが23回も出おおり、その埌20営業日は平均プラス5.41%ず倧きく䞊振れしおいたした。

    ぀たり䞋げたずころを買うのは有効だが、䞊がったずころを売るのは完党に裏目ずいう銘柄です。盎近1幎で70超えの日数は34日に察し、30割れは6日でした。䞊に匵り付きやすい性栌を持ちながら、抌し目もきちんず䜜るタむプになっおいたす。時䟡総額17兆円ずいう芏暡を考えるず、この倀動きの玠盎さはむしろ䟋倖的です。

    💡ここたでの5銘柄に共通しおいるのは、業瞟が絶奜調ずいうより「䞋倀に理由がある」点です。配圓利回りやPBRが䞋げ止たりの根拠になっおいる銘柄ほど、RSIの逆匵りは圓たりやすくなりたす。

    70超えで売るず損をした5銘柄

    次は正反察のタむプです。RSIが70を超えおも䞋げるどころか、そこからさらに䞊げおいった銘柄を䞊べたす。買われすぎのサむンが、実際には匷さの蚌明でしかなかったケヌスです。

    ⑥ キオクシアホヌルディングス285A

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    株䟡 48,500円1Y +1,978.87% / 時䟡総額 26兆6,226億円 / PER ― / PBR 11.07倍 / 配圓利回り ―

    キオクシアは旧東芝メモリを源流ずするNAND型フラッシュメモリの倧手で、2024幎12月に東蚌プラむムぞ䞊堎したした。生成AI向けデヌタセンタヌ需芁が爆発し、盎近1幎の株䟡䞊昇率は1,978.87%、぀たり玄20倍ずいう垞識倖れの動きになっおいたす。

    業瞟も桁が違っおいお、2026幎4〜6月期はデヌタセンタヌ向け売䞊高が前幎同期比5倍超の1兆1,747億円、玔利益は46倍に膚らみたした。7〜9月期は玔利益が前幎同期比31倍の1兆2,700億円ずいう芋通しが瀺されたした。2027幎3月期の通期予想は非開瀺のため、株探の予想PERず予想配圓利回りはいずれも衚瀺されたせん。

    RSIの数字は、この銘柄がいかに逆匵り向きでないかを物語っおいたす。盎近1幎でRSIが70を超えおいた日数は88日、぀たり幎間の36%を買われすぎ刀定で過ごしたした。30割れは1日もありたせん。幎率ボラティリティは111.4%です。

    そしお70割れの売りシグナル20回のあず、20営業日で株䟡は平均プラス40.24%䞊がっおいたした。RSIが買われすぎだからず売った人が、20日埌に平均4割高い株䟡を眺めるこずになったわけです。

    ただし盎近は様盞が倉わっおいたす。6月22日の11侇2,700円をピヌクに、7月30日には3侇9,500円たで66%䞋萜したした。子䌚瀟の蚎蚟評決による玄370億円の賠償や、倧株䞻だったベむンキャピタルの保有株売华が䌝えられおいたす。RSIが倩井を教えおくれなかった以䞊、この䞋げも指暙では避けられたせんでした。

    ⑩ 村田補䜜所6981

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    株䟡 7,068円1Y +205.51% / 時䟡総額 14兆433億円 / PER 38.5倍 / PBR 4.72倍 / 配圓利回り 0.98%

    村田補䜜所は積局セラミックコンデンサMLCCで䞖界シェア銖䜍の電子郚品メヌカヌです。長らくスマヌトフォン向けの䌚瀟ず芋られおきたしたが、AIサヌバヌ1台あたりのMLCC䜿甚量がスマホの10倍から20倍にのがるこずが意識され、評䟡が䞀倉したした。

    2026幎4月にはMLCCの䟡栌を15〜35%匕き䞊げたず報じられ、デヌタセンタヌ関連売䞊高は前幎床の1,767億円から今期3,256億円ぞ、玄84%増ずいう䌚瀟蚈画になっおいたす。株䟡は2月の3,085円から6月には1侇2,250円たで玄4倍に駆け䞊がりたした。

    RSIの実枬では、盎近1幎で70超えが59日あった䞀方、30割れは0日でした。1幎間の最高倀は91.3ずいう極端な数字になっおいたす。70割れの売りシグナル19回のあず、20営業日で平均プラス14.4%䞊がっおいたす。

    その埌、7月䞭旬の半導䜓株急萜で7,632円たで38%䞋げ、足元は7,068円です。䞊げおいるずきも䞋げおいるずきもRSIは埌远いにしかならず、この銘柄では刀断材料になりたせんでした。PER38.5倍ずいう評䟡は、AI需芁が続く前提で織り蟌たれた氎準になっおいたす。

    ⑧ 東京゚レクトロン8035

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    株䟡 54,950円1Y +154.99% / 時䟡総額 25兆7,839億円 / PER ― / PBR 11.77倍 / 配圓利回り ―

    東京゚レクトロンは半導䜓補造装眮で䞖界4䜍、日本銖䜍のメヌカヌです。゚ッチング装眮や成膜装眮に匷く、メモリ・ロゞックの投資サむクルをそのたた業瞟に反映したす。

    2027幎3月期第1四半期は売䞊高7,323億円前幎同期比33.3%増、営業利益2,114億円同46.1%増ず過去最高を曎新したした。ただし通期の連結業瞟予想ず期末配圓は開瀺せず、䞭間決算時にたずめお出す方針ぞ切り替えおいたす。株探の予想PER・予想配圓利回りが衚瀺されないのはこのためです。

    RSIの数字は耇雑です。盎近1幎で70超えが42日ありながら、30割れも16日ありたした。70割れの売りシグナル19回のあず20営業日は平均プラス8.71%で、売りサむンの勝率が89.5%も「倖れ」おいたこずになりたす。

    䞀方で30割れの買いシグナル9回は平均プラス11.54%ず、党51銘柄で䞊䜍の成瞟でした。぀たりこの銘柄では買いサむンだけを拟い、売りサむンは党郚無芖するのが正解だったわけです。冒頭で觊れた蚈算方匏による数倀のズレが最も倧きく出た銘柄でもあり、8月6日時点でワむルダヌ方匏39.2、単玔平均方匏28.6ず、10ポむント以䞊の開きがありたした。

    ⑹ パナ゜ニックホヌルディングス6752

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    株䟡 4,359円1Y +188.39% / 時䟡総額 10兆7,272億円 / PER 22.7倍 / PBR 1.89倍 / 配圓利回り 1.24%

    パナ゜ニックホヌルディングスは家電の䌚瀟ずいう印象が匷いものの、株䟡を動かしおいるのはデヌタセンタヌ向けの蓄電システムです。停電時にサヌバヌを守るバックアップ電源を投入し、AI関連銘柄ずしお再評䟡されたした。

    傘䞋のパナ゜ニック゚ナゞヌは2028幎床に蓄電システム事業の売䞊高を8,000億円芏暡ぞ匕き䞊げる蚈画を掲げおいたす。2026幎3月期は営業利益が前期比44.6%枛ずいう倧幅枛益だったにもかかわらず株䟡は䞊昇し、2027幎3月期は営業利益5,500億円・132.6%増ずいう芋通しが瀺されたした。足元の数字ではなく先の成長ストヌリヌが買われた兞型䟋です。

    RSIの実枬では、盎近1幎で70超えが26日あったのに察し、30割れは0日でした。70割れの売りシグナル21回のあず20営業日は平均プラス4.37%で、勝率71.4%で䞊がっおいたす。

    幎率ボラティリティは49.1%ず、か぀おの重厚長倧な電機株のむメヌゞからは想像できない氎準になりたした。業瞟の谷ずテヌマ性の山がずれおいる銘柄は、テクニカル指暙が最も効きにくいタむプに入りたす。

    ⑩ 䞉井䜏友フィナンシャルグルヌプ8316

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    株䟡 6,763円1Y +79.25% / 時䟡総額 25兆9,539億円 / PER 15.1倍 / PBR 1.6倍 / 配圓利回り 2.66%

    䞉井䜏友フィナンシャルグルヌプは3メガバンクの䞀角で、金利䞊昇の恩恵をもっずも玠盎に受けるセクタヌに䜍眮しおいたす。2026幎3月期の連結玔利益は前期比34%増の1兆5,829億円で3期連続の最高益、2027幎3月期は7.4%増の1兆7,000億円ず4期連続の曎新芋通しです。

    政策金利1.0%ずいう31幎ぶりの氎準は、貞出金利ざやの拡倧を通じお銀行の収益を抌し䞊げたす。日本のむンフレず長期金利の䞊昇が続く限り、この远い颚は構造的に効き続けるずいう芋方が株䟡の背景にありたす。

    RSIの数字は、匷いトレンド銘柄の兞型でした。盎近1幎で70超えが27日あった䞀方、30割れは0日でした。RSIの最䜎倀が38.5で、1幎を通じお䞀床も40を割っおいたせん。

    70割れの売りシグナルは22回出たしたが、その埌20営業日で平均プラス4.24%、勝率81.8%で䞊昇しおいたす。逆に30割れの買いシグナルは3幎で2回しか発生せず、埅っおいたらほが䜕もできたせんでした。䞊倀でRSIが70を超えおも抌し目埅ちに培し、50付近たで䞋げたら拟うずいう運甚のほうが、この銘柄には合っおいたす。

    💡RSIが70を超えたずきにやるべきなのは、売るこずではなく「なぜこの銘柄は匷いのか」を調べるこずです。理由が構造的なものなら、70超えは降りる理由になりたせん。

    30割れが底にならなかった4銘柄

    3぀めのタむプが、いちばん怖いパタヌンです。RSIが30を割ったので拟ったのに、そこからさらに䞋げおいった銘柄を䞊べたす。

    ⑪ 第䞀䞉共4568

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    株䟡 2,631円1Y −28.08% / 時䟡総額 4兆9,003億円 / PER 19.1倍 / PBR 2.81倍 / 配圓利回り 3.8%

    第䞀䞉共は抗䜓薬物耇合䜓ADCの゚ンハヌツを䞭心に、がん領域でグロヌバル展開を進める補薬倧手です。薬そのものの評䟡は高く、2027幎3月期第1四半期の売䞊高は前幎同期比21.1%増の5,747億円ず垂堎予想を䞊回りたした。

    問題は利益です。7月31日に゚ンハヌツ奜調にもかかわらず通期の最終利益予想を90億円枛額しお2,510億円ぞ䞋方修正し、株䟡は圓日に倧きく䞋げたした。円安による利益圧迫、パヌトナヌずのプロフィットシェア費甚の増加、皎金費甚の増加が重なった栌奜です。売䞊高予想は600億円増額しおいるのに、利益だけが削られおいたす。

    RSIの実枬は残酷でした。盎近3幎で30割れの買いシグナルは8回出たしたが、その埌20営業日の勝率はわずか12.5%、平均リタヌンはマむナス1.77%にずどたりたした。8回䞭7回が䞋萜しおいたす。

    理由は明快で、この銘柄が2幎以䞊にわたる䞋降トレンドの䞭にあるからです。䞋降トレンドでは30割れが底ではなく、単なる通過点になりたす。盎近1幎のRSI最䜎倀は21.5で、30を割っおもさらに䞋がる䜙地が残っおいたした。配圓利回り3.8%は魅力的に芋えたすが、䞋倀の根拠ずしおは機胜しおいたせん。

    ⑫ むオン8267

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    株䟡 1,341.5円1Y −23.27% / 時䟡総額 3兆7,341億円 / PER 50.9倍 / PBR 3.07倍 / 配圓利回り 1.12%

    むオンは総合スヌパヌを栞に、ドラッグストア・金融・ディベロッパヌたで抱える囜内最倧玚の小売グルヌプです。2026幎2月期は営業収益・営業利益・経垞利益がいずれも過去最高で、玔利益は前期比167.5%増ずいう奜決算でした。

    にもかかわらず株䟡は1幎で23.27%䞋げおいたす。予想PER50倍前埌ずいう割高感ず、2027幎2月期の最終利益がほが暪ばいずいう予想ぞの倱望が䞻因です。業瞟が悪いのではなく、期埅されおいた成長速床に届かなかったずいう䞋げになっおいたす。

    RSIの成瞟は今回調べた51銘柄で最悪でした。30割れの買いシグナル9回のうちプラスで終わったのは2回だけで、勝率22.2%、平均リタヌンはマむナス6.72%ずいう結果でした。売られすぎで買った人が、20営業日でさらに7%近く倱っおいた蚈算です。

    盎近1幎で30割れの日数は22日ず倚く、RSIの最䜎倀は21.6でした。シグナルは頻繁に出るのに、そのほずんどが機胜しないずいう、逆匵り掟にずっお最悪の組み合わせになっおいたす。高いPERが䞋倀の支えにならない銘柄では、RSIの30に意味を持たせすぎないほうが安党です。

    ⑬ オリ゚ンタルランド4661

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    株䟡 2,922円1Y −9.09% / 時䟡総額 5兆2,546億円 / PER 42.1倍 / PBR 4.24倍 / 配圓利回り 0.55%

    オリ゚ンタルランドは東京ディズニヌリゟヌトを運営する䌚瀟です。2026幎3月期は入園者数2,753䞇人で前期比ほが暪ばい、売䞊高は過去最高の7,045億円を蚘録した䞀方、営業利益は1,684億円ず2.1%の枛益になりたした。人件費が前期比112億円増えたこずが効いおいたす。

    株䟡は2026幎を2,900円台で始め、5月25日に2,103円の安倀を぀けたあず、7月には2,700円台たで戻したした。増収でも営業枛益ずいう構図ず、50倍を超えおいた評䟡倍率の切り䞋げが䞋萜の背景にありたす。客数が䌞びないたた倀䞊げに䟝存する構造ぞの懞念も、株䟡の重しになっおいたす。

    RSIの数字が面癜いのはここからです。盎近1幎で30割れの日数が23日ず党銘柄でも䞊䜍に倚く、シグナルは頻発したした。ずころが30割れの買いシグナル17回の平均リタヌンはマむナス0.41%、勝率52.9%ず、コむン投げずほずんど倉わりたせん。

    ぀たりサむンの数が倚いこずず、サむンが圓たるこずはたったく別物だずいう実䟋になっおいたす。長期の䞋降トレンドの䞭では、RSIが䜕床30を割ろうず、それは䞋げ止たりを意味したせん。足元のRSIは57.9たで戻しおおり、5月の安倀からは切り䞊げの圢になっおいたす。

    ⑭ 東京電力ホヌルディングス9501

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    株䟡 537.7円1Y −14.65% / 時䟡総額 8,626億円 / PER ― / PBR 0.36倍 / 配圓利回り ―

    東京電力ホヌルディングスは犏島第䞀原発の廃炉ず賠償を抱えたたた、15幎にわたっお無配が続く特殊な銘柄です。株䟡の材料は䞀貫しお柏厎刈矜原発の再皌働で、2026幎1月21日に6号機が再皌働し、4月16日から本栌的な営業運転に入りたした。

    ずころが株䟡は2025幎11月の920円前埌をピヌクに䞋げ続け、足元は537.7円です。期埅で買っお事実で売るずいう、材料出尜くしの兞型的なパタヌンになりたした。原子炉1基の皌働で幎間1,000億円芏暡の収益改善が芋蟌たれるずされながら、垂堎は先行きに確信を持おおいたせん。予想が出せないためPERず配圓利回りはいずれも衚瀺されず、PBRは0.36倍ずいう氎準です。

    RSIの実枬では、30割れの買いシグナル9回の平均リタヌンがマむナス2.69%、勝率44.4%ず機胜しおいたせん。逆に70割れの売りシグナル14回のあずは平均プラス6.67%䞊がっおおり、買いサむンも売りサむンも圓おにならないずいう結果でした。

    幎率ボラティリティ54.7%は今回の51銘柄でも䞊䜍の荒さです。政策ず芏制で倀段が決たる銘柄では、需絊の平均から䜜るRSIはほずんど無力になりたす。テクニカル指暙を圓おる察象ずしお遞ぶ理由が乏しい銘柄ず蚀えたす。

    ここたでの4銘柄に共通するのは、䞋降トレンドの真っ最䞭にRSIの30を䜿ったずいう点です。方向を確認せずに氎準だけで買うず、指暙は逆匵りではなく萜䞋傘の圹割になっおしたいたす。

    RSIが眠ったたたの5銘柄

    最埌のタむプが、そもそもサむンが出ない、あるいは出おも意味がない銘柄です。倀動きが小さいか、レンゞの䞭倮に居続けるため、RSIが70にも30にも届きたせん。

    ⑮ NTT9432

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    株䟡 151.1円1Y −1.31% / 時䟡総額 13兆6,731億円 / PER 12.5倍 / PBR 1.26倍 / 配圓利回り 3.58%

    NTTは囜内通信最倧手で、前期の営業収益14兆4,091億円・営業利益1兆7,062億円ずいう芏暡を持ちたす。成長の䞭心は海倖デヌタセンタヌ事業で、EBITDAマヌゞンは譲枡益を陀いおも39%ずいう高収益ビゞネスに育ちたした。2026幎7月にはNTTドコモ・フィナンシャルグルヌプを蚭立し、決枈・銀行・蚌刞を䞀䜓化しおいたす。

    䞀方で株䟡は1幎でマむナス1.31%ず暪ばい圏です。NTTデヌタグルヌプの完党子䌚瀟化で借入が膚らみ、自己資本比率が20.8%たで䜎䞋したこずが評䟡を抑えおいたす。IOWNや光電融合ずいう長期テヌマを持ちながら、収益ぞの貢献はただこれからずいう䜍眮づけになっおいたす。

    RSIの芳点では、この銘柄はほが出番がありたせん。幎率ボラティリティ15.4%は今回の51銘柄で最も䜎く、盎近1幎でRSIが動いたレンゞは32.1から75.0でした。30割れはれロ日、70超えも7日だけです。

    30割れの買いシグナルは3幎で7回出おいたすが、平均リタヌンはプラス0.04%ず実質れロでした。売りシグナルも5回で平均マむナス1.64%です。配圓利回り3.58%を受け取りながら長く持぀銘柄であっお、RSIで売買のタむミングを蚈る察象ではありたせん。

    ⑯ トペタ自動車7203

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    株䟡 2,974円1Y +9.30% / 時䟡総額 43兆3,252億円 / PER 10.8倍 / PBR 0.94倍 / 配圓利回り 3.37%

    トペタ自動車は蚀うたでもなく囜内最倧の䌁業で、時䟡総額は43兆円を超えたす。2027幎3月期第1四半期は営業収益13兆5,254億円前幎同期比10.4%増に察し、営業利益は1兆634億円ず8.8%の枛益でした。営業利益率は9.5%から7.9%ぞ䜎䞋しおいたす。

    枛益ずはいえ、想定を超える円安が収益を倧きく抌し䞊げた偎面もありたす。ハむブリッド車の匕き合いは䞖界的に匷く、2026幎には幎間500䞇台を超える蚈画で生産胜力の増匷を進めおいたす。7月31日の協調介入で円高方向に振れた堎面では、茞出採算の悪化を織り蟌む売りも出たした。

    RSIの数字は、芏暡の倧きさそのたたに動きが鈍いこずを瀺しおいたす。盎近1幎で70超えは6日、30割れは3日しかありたせん。1幎のRSIレンゞは25.8から74.3でした。

    30割れの買いシグナル6回の平均リタヌンはプラス0.49%で勝率50%、70割れの売りシグナル11回も平均プラス0.34%で勝率45.5%ず、どちらもコむン投げず倉わりたせん。RSIで刀断しようずするず、刀断材料ずしおほずんど情報量を持たない銘柄です。PBR0.94倍ずいう氎準が䞋倀を、為替ず関皎の䞍透明感が䞊倀を抑えおいたす。

    ⑰ 歊田薬品工業4502

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    株䟡 5,365円1Y +26.56% / 時䟡総額 8兆5,870億円 / PER 51.6倍 / PBR 1.13倍 / 配圓利回り 3.81%

    歊田薬品工業は囜内補薬の最倧手で、シャむアヌ買収以降はグロヌバル䌁業ずしおの色が濃くなっおいたす。2027幎3月期第1四半期は売䞊収益1兆2,199億円前幎同期比10.2%増、営業利益2,014億円同9.1%増ず増収増益でした。

    ただし最終利益は8.9%枛の1,131億円で、金融費甚の増加が重しになっおいたす。通期の圓期利益は1,660億円ず13.4%の枛益予想ですが、1株圓たり204円の配圓を維持する环進配圓の方針は倉えおいたせん。配圓利回り3.81%はこの方針に支えられおいたす。

    RSIの実枬では、30割れの買いシグナル6回で平均プラス2.92%、勝率66.7%ずたずたずの成瞟です。ただし幎率ボラティリティ21.5%は今回の51銘柄でも䞋から2番目の䜎さで、シグナル自䜓がなかなか出たせん。

    盎近1幎では70超えが36日あった䞀方、30割れは5日でした。4,000円台から6,000円のレンゞを長く埀埩しおいるため、70に届いおも倧きく厩れず、30を割っおも倧きく戻らないずいう倀動きになっおいたす。PER51.6倍は枛益予想を織り蟌んだ数字で、割高ずいうより䞀時的な歪みずしお芋るべき氎準です。

    ⑱ ニトリホヌルディングス9843

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    株䟡 2,711円1Y +9.71% / 時䟡総額 1兆5,473億円 / PER 16.8倍 / PBR 1.55倍 / 配圓利回り 1.18%

    ニトリホヌルディングスは家具・むンテリアのSPA最倧手で、䌁画から補造・物流・販売たでを自瀟で抱えるモデルを持ちたす。商品の玄9割を茞入しおいるため、1円の円安が経垞利益を玄20億円抌し䞋げるずいう、兞型的な円高メリット銘柄です。

    今期は売䞊収益9,570億円前期比4.9%増、玔利益910億円同1.9%増ずいう蚈画で、想定為替レヌトは1ドル155円に眮かれおいたす。7月31日の協調介入で円が155円台たで戻した局面は、この銘柄にずっおは玠盎な远い颚でした。チャヌトの右端が跳ねおいるのはその反映です。

    RSIの数字はかなり特殊です。30割れの買いシグナルが3幎で18回ず党銘柄で最倚クラスなのに、平均リタヌンはプラス0.06%、勝率44.4%にずどたりたした。シグナルの数だけが倚くお䞭身がたったく䌎っおいないずいう、ダマシ量産型の兞型になっおいたす。

    理由は、この銘柄の株䟡が業瞟よりも為替で動く点にありたす。テクニカルで拟った぀もりが為替の方向を賭けおいただけ、ずいう構図になりやすいわけです。盎近1幎で70超えは4日、30割れも4日ず、極端な氎準にはめったに届きたせん。

    ⑲ 塩野矩補薬4507

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    株䟡 2,790円1Y +6.20% / 時䟡総額 2兆4,785億円 / PER 11.3倍 / PBR 1.34倍 / 配圓利回り 2.73%

    塩野矩補薬は感染症領域に匷みを持぀䞭堅補薬で、新型コロナ治療薬のゟコヌバやむンフル゚ンザ薬のゟフルヌザを抱えおいたす。2026幎3月期は売䞊収益4,997億円前期比14.0%増、営業利益1,667億円同6.5%増ず4期連続で過去最高を曎新したした。

    今期はさらに匷気で、売䞊収益7,000億円前期比40.1%増、営業利益2,200億円同32.0%増ずいう蚈画です。海倖ではセフィデロコルに加えお゚ダラボン事業を取埗し、゚ンシトレルビルのグロヌバル展開も控えおいたす。8月3日発衚の第1四半期は売䞊収益1,633億円・営業利益669億円で、四半期ずしお過去最高を曎新したした。

    これだけの数字が䞊んでいるのに株䟡は1幎で6.20%高にずどたっおおり、PERは11.3倍ずいう氎準です。業瞟の䌞びが株䟡に反映されおいない状態が長く続いおいる栌奜になりたす。

    RSIの成瞟も冎えたせん。30割れの買いシグナル7回の平均リタヌンはプラス0.98%、勝率42.9%でした。むしろ70割れの売りシグナル11回のあずが平均プラス4.05%ず、売るず損をする偎に寄っおいたす。業瞟ず株䟡が噛み合っおいない銘柄では、テクニカル指暙も刀断材料になりにくいずいう䞀䟋です。

    RSIを䜿うずきの泚意点

    過去の勝率は未来を保蚌しない

    この蚘事で出した数字は、あくたで盎近3幎の日本株を察象にした実枬倀です。この3幎間は日経平均が倧きく䞊昇した期間なので、買いシグナルの成瞟が良く出るのは圓たり前ずいう前提を忘れおはいけたせん。

    䞋萜盞堎を含む期間で同じ蚈算をすれば、30割れ買いの勝率68.2%はもっず䜎く出るはずです。数字を鵜呑みにせず、どういう盞堎環境で枬った数字なのかを垞に確認しおください。

    20営業日ずいう区切りに特別な意味はない

    シグナルの成瞟を枬るために20営業日埌ずいう基準を䜿いたしたが、この区切り自䜓に根拠はありたせん。玄1か月ずいう感芚に近いから遞んだだけです。

    5営業日で枬れば別の数字が出たすし、60営業日で枬ればたた倉わりたす。保有期間を倉えれば成瞟も倉わるずいう圓たり前の事実は、どんな怜蚌にも぀いお回りたす。

    単独では刀断材料にならない

    RSIは行きすぎの床合いを瀺す指暙であっお、方向も理由も教えおくれたせん。第䞀䞉共やむオンの䟋が瀺すずおり、䞋降トレンドの䞭で30割れを買うず、そのたた損倱が膚らみたす。

    最䜎限、次の3぀は同時に確認したいずころです。

    • 週足のRSIたたは200日移動平均線で、そもそもの方向を確認する

    • 出来高が䌎っおいるかどうかを芋る

    • 決算発衚日が近くないかを確認する

    この3぀を足すだけで、シグナルの数は枛りたすが質は明確に䞊がりたす。

    盞堎環境が倉われば数字も倉わる

    政策金利1.0%、ドル円155円前埌、日米協調介入ずいう珟圚の前提は、数か月で倉わり埗るものです。金利の方向が倉われば銀行株の匷さは倱われたすし、為替が動けばニトリやトペタの倀動きの性栌そのものが倉わりたす。

    倀動きの性栌が倉われば、RSIが効く銘柄ず効かない銘柄の顔ぶれも入れ替わりたす。ここで挙げた4぀の分類は固定されたものではなく、定期的に枬り盎すべきものだず考えおください。

    たずめ

    RSIに぀いお、教科曞的な読み方ず実枬倀の䞡方を芋おきたした。芁点を敎理したす。

    たず蚈算の䞭身は、期間䞭の倀䞊がり幅ず倀䞋がり幅の比率を0から100に眮き換えおいるだけで、70や30ずいう数字に神秘的な意味はありたせん。蚌刞䌚瀟によっお平均の取り方が違うため、同じ銘柄でも10ポむント近く数倀がずれる点は、実務で最初に知っおおくべき事実です。

    次に実枬です。日本株51銘柄・3幎分で、30割れの買いシグナル334回は平均プラス3.79%・勝率68.2%ず機胜した䞀方、70超えからの売りシグナル718回はその埌も平均プラス2.14%䞊昇しおいたした。買われすぎで売るずいう習慣は、この期間においおは明確に損でした。

    そしお銘柄遞びです。逆匵りが効いたのは味の玠やキダノンのように䞋倀に理由がある銘柄で、効かなかったのはキオクシアや村田補䜜所のような匷いトレンド銘柄、そしお第䞀䞉共やむオンのような䞋降トレンド銘柄でした。NTTやトペタのようにサむンすら出ない銘柄もありたす。

    結局のずころ、RSIの成瞟は指暙の蚭定ではなく、どの銘柄に圓おるかでほずんど決たりたす。手元の銘柄が4぀のどのタむプに近いかを確認するずころから始めれば、同じ指暙でも芋える景色がかなり倉わるはずです。

    💡RSIが圓たらないず感じたずきに蚭定をいじるのは、たいおい遠回りになりたす。たず疑うべきなのは、その銘柄にRSIを圓おおいいのかどうかのほうです。

    本テヌマに関するおすすめ曞籍

    最埌に、テクニカル指暙をもう䞀段深く䜿いこなすための曞籍を2冊玹介したす。どちらもRSI単䜓ではなく、耇数の指暙をどう組み合わせるかずいう芖点で曞かれた本です。

    テクニカル分析 最匷の組み合わせ術

    投資教育サヌビスを手がける犏氞博之氏による1冊で、単䞀の指暙では刀断できない堎面をどう補うかに焊点を圓おおいたす。RSIのようなオシレヌタヌ系ず、移動平均線やMACDのようなトレンド系をどう組み合わせるかが、実際のチャヌト䟋぀きで敎理されおいたす。

    この蚘事で觊れた「方向を確認しおから氎準を芋る」ずいう考え方を、さらに具䜓的な手順ぞ萜ずし蟌みたい人に向いおいたす。指暙を増やすほど迷いが増える、ずいう段階で぀たずいおいる人には特に効きたす。

    マヌケットのテクニカル分析 ――トレヌド手法ず売買指暙の完党総合ガむド

    ゞョン・J・マヌフィヌ氏による、テクニカル分析の叀兞ずしお䞖界䞭で読たれおいる総合ガむドです。RSIを含むオシレヌタヌ系指暙の䜍眮づけ、ダむバヌゞェンスの読み方、トレンドずの関係が䜓系的にたずめられおいたす。

    分量は倚く、通読には時間がかかりたす。ただ個別の指暙を断片的に芚えるのではなく、テクニカル分析ずいう䜓系の䞭でRSIがどこに眮かれおいるのかを理解したい人には、これ以䞊の教科曞はなかなか芋぀かりたせん。手元に眮いお必芁な章だけ匕く䜿い方でも十分に元が取れたす。


     

    【免責事項】 本蚘事は情報提䟛のみを目的ずしおおり、特定の銘柄の売買や投資を勧誘するものではありたせん。蚘茉した数倀・事実は執筆時点の情報に基づいおいたすが、正確性・完党性を保蚌するものではありたせん。株䟡や業瞟は今埌倉動する可胜性がありたす。投資に関する最終的な刀断は、必ずご自身の責任ず䜙裕資金の範囲で行っおください。

     

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