
不満と感謝を抱えながら――ワンオペ育児の中で見つけた宝物
子育てを卒業した母が、あの日々をそっと振り返ります。
今でも時々、胸が “ぎゅーっと”するような記憶が心の奥から顔を出すのです。
よかったら、読んでみてください。
毎日が綱渡り。
私はフルタイムの看護師。
会社員の夫は早朝に出勤し、帰ってくるのは子どもが眠ったあと。
家事も育児も…そのほとんどを、ひとりで抱えていました。
夜勤のある日はさらにギリギリ。
私が深夜に出勤する直前、夫が帰宅してバトンタッチ🫸🫷
ほんの数分、すれ違うだけの生活…。

小さな記憶帖一一母としての日々と、癒しのことば
※このnoteは、Instagram(@umi_ebook)で綴ってきた"絵と言葉の投稿”をもとに、母としての記憶と向き合いながら、思いを深掘りしたものです。
◆夫の背中に支えられた日
長女は特に夜泣きがひどくて、一緒に泣いてしまいそうなくらい、辛い夜が続いていました。
毎日寝不足でフラフラ。
「しばらく寝てていいよ」
そう言って、帰宅したばかりにも関わらず、真夜中に子どもを連れて、何度もドライブへ出かけてくれた夫の背中。
静かな寝室——
布団の中で、やっと少しだけ肩の力を抜けたのを覚えています。
週末になると、仕事で疲れきった顔をしながらも、子どもと外で全力で外遊び。
ブランコを押すたびに響く子どもの笑い声。
その横で見せる、汗だくの夫の表情。
私にはできない、体力を使った遊びは
正直、とても助かりました。
忙しさのなかで見失いかけていた私を、
夫はこうやって、何度も支えてくれていたのだと思います。
◆不満と感謝のはざまで
夫への不満は数え切れないほどありました。
…いえ、今も進行形です💦
「なんで私ばっかり?」
「どうして気づいてくれないの?」
心の中で叫んでも、もちろん届くはずもなく…。
夜勤明けの疲れきった体で洗濯物をたたみながら、スマホを見ている夫にイライラ💢
「言わなくてもわかってよ!」——そう思いすぎて、素直に頼ることができない私。
伝えるより、自分でやったが早いと思ってしまう性格も、災いしていたかもしれません。
それでも、子どもと走り回り、笑わせてくれた姿や、ここぞとばかりに手を差し伸べてくれるタイミングがあって…。
不満と感謝、その両方が、私たちの現実でした。
◆一緒に乗り越えてきた子育て
それでも、振り返れば——
育児という戦いを”完璧じゃなくても”確かに2人で乗り越えてきました。
思い出すのは、あの日の虹。
空に手を伸ばす小さな手。
その隣で、夫のシャツをしっかりつかむ娘の手。
二人を包むように、夫の腕が支えていて…。
その光景が、今も胸の奥に柔らかく残っています。

📌 Instagram投稿より
あの子が虹を見つけて、
パパの腕のなかでうれしそうに指をさした。
その隣では、
もうひとりの小さな手が、
同じ空に手を伸ばしていた。
ふたりの後ろ姿を見ながら、私は思った。
「この景色、ずっと忘れたくないな」って。
きっとこれも、
何気ないようでいて宝物のような時間。

◆このnoteを読んでいるあなたへ
ワンオペで泣きそうになる日もあれば、
夫への不満ばかりが頭をよぎる日もあるでしょう。
「なんで私ばっかり?」と何度も叫んだこともあるかもしれません。
それでも、頼れる瞬間があったからこそ、
不満と感謝の両方を抱えながら、
ここまで歩いてこられたのだと思います。
でも——
言葉にすれば、もっと違ったかもしれません。
「言わなくてもわかる」なんてことはないのに、
私は言葉にするのも、頼るのも苦手でした。
今なら、
それが必要な必要なスキルだったと分かります。
もし、あなたが今、子育ての真ん中にいるのなら、ほんの少し勇気を出して、言葉にしてみてください。
その一歩は、色を重ねて虹を描くように、これからのあなたの景色を、少しずつやさしく染めていくはずです。
──📚絵本のご紹介──
そんな私が、子育ての経験を込めて作った絵本があります。
心を落ち着かせたいとき、寝る前の読み聞かせにもぴったりです。
🌳『だいじょうぶの木』──やさしく寄り添う、安心の物語
🎆『しぃちゃんとてんてんの なつまつり』
──わくわくする冒険と、空から届くとっておきのひみつ
どちらも、子育ての毎日にそっと寄り添う1冊です。
📱Instagram(@umi_ebook) では
イラストと動画で「思い出の瞬間」をお届けしています。
このnoteが、
少しだけ心をやわらかくしてくれますように。
