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怒られてばかりの子だった私が、今の子どもたちに伝えたいこと。保育士20年、ADHD傾向のある私の話

    「また忘れ物?」

    「どうして片づけられないの?」

    子どもの頃の私は、そう言われてばかりの子でした。

    はじめまして、の方もいるかもしれません。sakuyukimamaです。

    保育士として20年、今も現役で働いています。家では2人の娘の母です。

    そして私には、ADHDの傾向があります(診断は受けていません)。

    今日は、怒られてばかりだった私が、どうやって少しずつ自分を責めなくなったのか。

    そして、保育士になった今、子どもたちに伝えたいことを書きます。

    忘れ物と、片づけられない机

    子どもの頃、とにかく忘れ物が多い子でした。

    忘れ物に気づくたびに、

    「またやっちゃった…」

    「私って、駄目だな…」

    そう思っていました。

    片づけも、ずっと苦手でした。机の中も、ランドセルの中も、いつもごちゃごちゃ。

    でも本当は、片づけたくなかったわけではないんです。

    片づけ方が、分からなかったんです。

    とりあえず、空いているところに物を置く。

    すると、どこに置いたか分からなくなる。

    探して、見つからなくて、また怒られる。

    その繰り返しでした。

    実はこれ、大人になった今でもあります。

    「私はダメな人間なんだ」と思っていた

    怒られるたびに、私はずっと思っていました。

    自分は、ダメな人間なんだ。

    だらしない人間なんだ。

    前の記事にも書きましたが、当時の私は、何がいけなくて怒られているのかも、よく分かっていませんでした。

    ただ「自分が悪いから」と思うしかなかったんです。

    その気持ちは、大人になってもなかなか消えませんでした。

    変わったきっかけは、主人の一言

    そんな私を変えてくれたのは、主人でした。

    片づけられずに落ち込んでいた私に、主人はこう言ってくれました。

    「全部を一気にやろうとしなくて良いよ。1つの場所だけ片づけてみよう」

    それから、休みの日に1か所だけ片づける。それを習慣にできるよう、付き合ってくれました。

    ほかにも、ロボット掃除機や食洗機を取り入れて、私の負担が減るように工夫してくれました。

    今、毎日のように使っているアップルウォッチも、主人がすすめてくれたものです。

    ▼アップルウォッチのアラームの使い方は、こちらの記事に書いています。

    ・「まだやる!」が減る。ADHD傾向の保育士が教える、切り替えの声かけ3選

    https://note.com/unique_eider9354/n/n0a9cd9a914a0

    主人がしてくれたのは、「ちゃんとしなさい」と言うことではありませんでした。

    私ができるやり方を、一緒に探してくれたんです。

    そのおかげで、私は少しずつ立ち直ることができました。

    今でも、忘れ物はします。片づけも苦手なままです。

    でも、「私はダメな人間だ」とは、前ほど思わなくなりました。

    保育士の私が、今していること

    保育の現場でも、片づけが苦手な子に出会います。

    見ていて思うのは、片づけられない子には、

    ・使わないおもちゃまで、たくさん出してしまう子

    ・時間の配分が、まだうまくできない子

    が多いということです。

    だから私は、こんなことをしています。

    ①片づけの5分前に声をかける

    散らかして遊んでいる子には、片づけの時間の5分前に声をかけます。

    いきなり「片づけて!」ではなく、心の準備をする時間をつくってあげます。

    ②「本当に使う?」と聞きながら見守る

    物をたくさん出してしまう子には、それを本当に使うのか問いかけながら、遊びを見守ります。

    出す量が少なければ、片づけもぐっと楽になります。

    ③置き場所に写真を貼る

    おもちゃの置き場所に写真を貼って、どこに戻せばいいか、目で見て分かるようにしています。

    これは、子どもの頃の私が「片づけ方が分からなかった」からこそ、大事にしていることです。

    片づけられないのは、だらしないからではなく、やり方が分からないだけかもしれない。

    だったら、分かるようにしてあげればいいんです。

    ※おうちでも、おもちゃ箱に写真やイラストを貼るだけで、ずいぶん変わることがありますよ。

    今の子どもたちに、伝えたいこと

    もし、あの頃の私のように「自分はダメな子だ」と思っている子がいたら、伝えたいことがあります。

    できないことは、恥ずかしいことではないよ。

    困ったら、頼っていいんだよ。

    私は、主人に頼ることで、やっと少し楽になれました。

    もっと早く「困ってる」と言えていたら、子どもの頃の私も、あんなに自分を責めなくて済んだのかもしれません。

    だから、保育士の私は、子どもたちが「困った」と言える大人でいたいと思っています。

    さいごに

    子どもが忘れ物をしたり、片づけられなかったりすると、つい「何回言ったら分かるの」と言いたくなりますよね。

    毎日のことだと、大人も疲れてしまいます。それは当たり前です。

    でも、もしかしたらその子も、心の中で「またやっちゃった…」と落ち込んでいるのかもしれません。

    全部を一気に直そうとしなくて大丈夫です。

    主人が私にしてくれたように、まずは1か所だけ、ひとつだけ。

    うまくいかない日があっても、親のせいではありません。

    ※私は医師ではありません。ここに書いたのは、保育士としての経験と、私自身の体験です。気になることがある場合は、園や専門の窓口、医療機関に相談してくださいね。

    よかったら、フォローしてもらえると嬉しいです。次の記事が届きます。

    私の自己紹介はこちらです。

    ・「困った子」は「困っている子」だった。保育士20年、ADHD傾向のある私の自己紹介

    https://note.com/unique_eider9354/n/na598091f2b91

    この記事が参加している募集

     
     
    怒られてばかりの子どもだった私が、保育士になって20年(現役)。2人の娘の母で、ADHD傾向あり。現場で効いた声かけと、ADHD傾向の私の工夫を書いています。子育てに疲れたあなたの毎日が、少し楽になりますように。

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