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他人と比べる癖との向き合い方、Webコンサルタントが語る

    今回ご参加いただいたのは にしがきゆうこ さんです!
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    ▷イントロ

    遅筆。。
    今回も中野美紀子さんオンラインシェアハウスからのご紹介、にしがきゆうこさん回です。
    中野さんのオンラインサロンは、一般的なオンラインサロンとあんまり違うのでオンラインシェアハウスと改名されました。
    ママ向けwebコンサル、主婦企業、となんというかnote的には非常にフィットした方だなとお話おうかがいしつつ、話はにしがきさんご本人からも予想しなかった方向へ。
    「インタビューとは自分を写す鏡」なのだというフレーズがさいきん気になるのですが、これはインタビューされる側、する側、両方に使える言葉ですが、そうですね、はたして私はにしがきさんの姿を写すことができたのでしょうか。
    京女にしがきさん回、おっ楽しみにー!!

    1、インターネット

    qbc:どのようなインタビューで進めていきましょうかね。ふわっとしていても全然大丈夫なんですけど。

    にしがき:受けようと思ったきっかけなんですが、私の自分の今までの人生の中で、自分的には良くないと思ってたところがあるんですね。
    それが、2年ぐらい前に入った美紀子さんのサロンで、自分が良くないと思っていたところをすごくいいって言ってもらえたんですね。
    であれば、私のインタビューが記事になった時に、読んだ誰かがこういう人生もアリなんだなと思ってくれる人がいるかもしれないなと思って。
    それが受けてみたいなと思った理由の一つです。

    qbc:なるほどなるほど。

    にしがき:絞ったテーマというよりは、「私という人間について」というざっくりしたイメージのインタビューにしたいと思っています。

    qbc:そうしたら人生のターニングポイントを拾っていくような感じで進めましょうか。

    にしがき:ターニングポイントというか、要は熱しやすく冷めやすいみたいな。やりたいなと思ったら飛びつくんですけど、でもやっぱり違うとか嫌だと思ったらすぐやめちゃう。
    長続きしないなーっていうところがあって。そういう自分はダメだなと思ってたんですよね。日本の社会ではやっぱりコツコツ継続するのが良しとされるなと思っていて、それが出来ない自分はダメだっていうのをね、ずっと思っていたんです。かといってコツコツはできないし。仕事も転々としていました。

    qbc:なるほどねー。はい、分かりました。

    にしがき:すみません。漠然としてますよね。

    qbc:いえ全然、ものすごい明確だったです、大丈夫。
    そうしたら、今どういうことをされているのか、今のプロフィールをちょっとお話していただきたいです。

    にしがき:今はですね、一応個人事業主です。起業ママのwebコンサルタントという肩書を名乗ってます。起業をされてる、プチ起業も含めるんですけど、主に子育てのことを教えたり、子育てに関する講座をしてるママさんを対象に、ランディングページを作ったりしています。起業ママコミュニティに入ってたこともあって、周りに結構お客さんがたくさんいらっしゃって。

    qbc:なるほど。

    にしがき:私、ペライチの認定サポーターっていうのになってまして。
    ※ペライチは、簡単にホームページが作れるというサービスです。

    qbc:あ、認定なんていうのがあるんですね。

    にしがき:都道府県ごとにあって、私は京都府のサポーターです。
    ペライチの理念に、地方のITを苦手とするような中小企業の方をサポートしたいというのがあるんです。その実現の一つとして、簡単にウェブサイトが持てる、と。

    qbc:どういう経緯で今のお仕事につかれたんですか?

    にしがき:3年前くらいかな。それまでは会社員だったんですけど、もうすぐ4才になる子がいて、その子の育休中に、会社員を辞めたんです。
    実はその時最初にやったのはヨガの先生で、産後のお母さん向け、赤ちゃんと一緒にできるヨガの資格を取って1年ぐらいやりました。
    起業して、同じように起業している仲間と繋がりを作っていく中で、特にヨガの先生とかそうなんですけど、web、SNSとか苦手な方がすごく多くて。私はずっとweb好きで、仕事もECとかやっていたので、結構好きで得意だったんですね。
    そこで何か私にできることがあるかなと思って。1年ぐらい前ですね、本格的に今の仕事をするようになったのは。

    qbc:なるほど。

    にしがき:本当にコロコロ変わるんですよね。
    webを再開したのも、美紀子さんのサロンに入ってすぐに、自分史を振り返るセッションがあって、「好きを仕事にする」というようなテーマだったんですけど、それで振り返ってやっぱりweb好きやな、みたいに思ったからだし。

    qbc:web自体を始めたきっかけはなんだったんでしょう?

    にしがき:きっかけは1995年にね、Windows95が出た時にうち母親が新しいもの好きでパソコン買ってきたんですよ。で、やってみようみたいな感じで。
    私ちょうど大学一年生だったと思うんですけど、大学の授業でメールで課題を提出するというのがあって。
    当時、そういう課題の提出なんて全然無かったんですけど、先生がたまたま好きで。

    qbc:私も同世代なので、大学で初めてメールアドレスを取りましたね。

    にしがき:そうそうそうなんですよ。その時にhtmlを友達、というかその時の彼氏に教えてもらいました。手書きでポチポチ、メモ帳みたいのに書いて。

    qbc:タグ打ちですね。

    にしがき:そうなんです。それが最初です。そこから自分のホームページみたいのを作ってみたいと思って、完全趣味のサイトみたいなのを作ってました。

    qbc:私も同じですね。すごい面白いって思った原体験があって、止められなくなってる人間です。
    作って出して、さらに人と話したりできる夢のようなインターネット。

    にしがき:うんうん。

    qbc:やっぱり学生だったし、全く知らない人と会えるっていうのは、他には無かった。

    にしがき:そうですね。

    qbc:広がり方がね、半端なかった。それが無料だったんですよね。

    にしがき:そうですよねw

    qbc:もちろん通信料はかかってましたけど。どういうところが楽しかったところですか?

    にしがき:タグ打ちしたデータと、ブラウザで出てくるものって、全然違うじゃないですか。それが面白かったですね。

    qbc:形が変わるところが単純に面白いわけですよね。

    にしがき:うん、そうですね、最初は本当にそれでしたね。
    その10年ぐらい後にブログをやってて、それで全然知らない人と繋がって、京都っていうのを出して書いていたんで、それで結構お友達ができました。
    実際飲みに行ったりとか、そういうのが次にwebで面白かったところみたいな感じですかね。なのでその頃、30歳ぐらいの時とかは結構いろんなサービスが出てきて、それをどんどん試すのが楽しかったりとか。
    mixiに始まり、色々やってました。とにかく触ってんのが好きみたいな感じだと思うんですけど、いろんな情報が入ってきたりとか。

    qbc:新しもの好きは遺伝ですかね?

    にしがき:そうだと思います、うん。
    父親よりも母親のほうが機械好きな家でしたね。割と年齢関係なくチャレンジする人なんで、母は。その影響はすごくあると思います。

    2、20代

    にしがき:mixiをやっていた時、フットサルをしていたんですけど、男女ミックスのフットサルチームとかを見つけて入って、すごい遊んでました。
    その後、上の子が2011年生まれなんですけど、その時もまだmixiだったんで、同い年の地域のお母さんのグループとかでママ友を作った感じです。
    なんかリアルでいきなり声かけるの私は苦手やったんで、先にmixiで繋がっておいて会うみたいな感じで。友達作ったりとかですね。インターネットが常にそばにあるものみたいな感じやったのかもしれないですね。

    qbc:ところで、自分に対してネガティブに思うことって、今までの話で全然感じられなかったんですが。

    にしがき:それはねー。webの話ではないんですけど、私は就職活動もしていないんですよね。
    大学生の時にトルコに旅行したのがすごく楽しくて、また行きたい! 住みたい! どうしよう? じゃあ日本語教師になれば・・みたいな発想で、割と大学もジャーナリズムをやっていたりとか、言葉とかそういうのは結構好きな、すごく興味があったことだったので、書いたりするのとかも好きで。

    qbc:めっちゃいい大学行ってましたよね?

    にしがき:(笑)そうですね。周りはめっちゃ大企業に就職しています。

    qbc:同期の方は、今の年齢だと結構いいポジションにいる人が多いって感じですかね。

    にしがき:だと思ってます。いろんなこと無駄にしてきてるんですけどw

    qbc:無駄は贅沢ですから。悪いことじゃないと思います。

    にしがき:しなければよかったというのはないんですけど。後悔みたいなのはね。
    就職活動せずに、日本語教師の勉強して資格を取ったんですけど、その時に就職ってことに全然ピンとこなくて、就職も結局せずに、大学卒業した後にオーストラリア一か月とか遊びに行きました。そこでもっと英語ができるようになりたいと思って、語学留学がしたいって家族に言って、その次の年ぐらいにアメリカに語学留学に行ったんですね。まぁ親に甘えてなんですけど。で、帰って来てそこから英語を使うアルバイト、ホテルだったりとか観光客向けの所で接客業みたいのをしました。京都なんで結構ありましたね。
    まぁでも、ちょっと体調を崩したりして半年とかで辞めちゃったりとか。割と転々としたんですよね。

    qbc:はいはい。

    にしがき:それでその後、観光客向けのお土産屋さんのアルバイトを始めたところで、911のテロがあったんですよね。同時多発テロが起こったので、観光客が全然来なくなっちゃって。
    楽しかったんですけど、3ヶ月ぐらいでその仕事も終わっちゃって。そんな感じで、25くらいの時にやっと就職したんですけど、子供の英会話学校に就職しました。先生じゃなくて、事務スタッフみたいな感じで。

    qbc:事務スタッフ?

    にしがき:はい。ほぼ営業職みたいな感じなんですけどね。セールス獲得のために。それで関東に行ったんですよね。その時実は遠距離恋愛をしていたので、関東に行きたくてそれで向こうの仕事を見つけて、

    qbc:引越した?

    にしがき:引っ越しました、初めて。外国行った以外は初めて京都を出て。千葉とか。最初は神奈川だったかな? 行ったんです。
    研修があって、研修で結構成績が良かったので、変にすごく期待されました。
    いきなり学校にポンと一人で放りこまれてしまい、就職も初めての正社員なのに、先輩もいない中で仕事を始めることになってしまって戸惑いました。

    qbc:研修のテストだけで判断されちゃったんですね。

    にしがき:そんな感じです。この子はできるとなぜか勘違いされて、でも私は訳のわからないままみたいな。
    だから数字はなかなか上がらなくて。そうすると、数ヶ月で異動になって引っ越しもさせられ、みたいな感じでした。

    qbc:はいはい。

    にしがき:次に行ったのは先輩がいるところに入れてもらったんですけど、結局半年ぐらいしかもたなかったのかなあ。「あーもうしんどい無理」と思って辞めちゃって。そんな感じですね。
    で、その後は派遣で英語使う仕事。国際貨物のコールセンターの仕事をしました。

    qbc:東京にいたまま?

    にしがき:はい、そうです。東京にいたまま。そうですね、その時はオーストラリア人の先生とお付き合いしていたんで。

    qbc:オーストラリア人?

    にしがき:そうなんですよ。アジア系なんですけど。英会話学校の先生をしに日本に来ていた人で。そのコールセンターの仕事は楽しくて、一、二年くらいやったのかな。初めてそんなに続いた感じだったんですけど、結局その彼と別れてしまって、最初は一緒にオーストラリア行くぐらいの話だったんですけど(笑) 結婚の話が出てたぐらいだったんですけど。親とかにも会ったしね。でも結局浮気されて別れました(笑)

    qbc:(笑)まぁしょうがないよね。
    浮気されたっていうのは、浮気に気づいてもうダメだって、にしがきさんが思ったんですか?

    にしがき:えー! どうやったんやろ(笑) 女の勘的な感じでなんか怪しいなと思って、携帯見て発覚したとか、そんな感じだったかもしれないです。ちょっとはっきり覚えてないんですけど。

    qbc:浮気がバレた=別れる、にならない場合もあるじゃないですか。人によりけりですけれども。それは?

    にしがき:向こうが別れてくれって言ったと思います、確か。
    でもね、向こうも結局ダメだったんですよね。その浮気相手の女の子もどこかカナダかな? どっか外国に行く予定があるとかそんな感じで、結局ダメ。続かなかったんです。
    でそもそも先生の契約が切れるとかで、オーストラリアに帰るってなったりとか。
    で、私も結局、それで京都に戻ってきたんですよね。
    めちゃめちゃぶっちゃけてますけど。

    qbc:まあ、ご結婚もされてるし。10年ぐらい前ですよね?

    にしがき:そうです。15年ぐらい前かもしれないです。30前ですね。

    qbc:まぁね、その頃はしょうがないですよね。

    3、ママさんコミュニティ

    にしがき:京都に帰ってきて、そこからブログやったりとかがまた楽しくなりましたね。遊んでるのが楽しかったです。
    で、たまたまちょっと縁があって、ちっさい編集プロダクションに入って。

    qbc:おお。

    にしがき:社員2人ぐらいのとこなんですけど、そこでね、そういうちょっとジャーナリズムに関係した感じの仕事をやってました。
    だから私も、取材してインタビューして、記事にするようなことを仕事でやってたんですよね。でも受ける側は今回が初めてですね。

    qbc:無名人インタビューが一般メディアのそれ比べて特殊なのは、「何が結果として得られるか分からない」ところですね。
    応募フォームに申し込みしてもらう待ちのインタビューだから、誰が来るのか分からないので。

    にしがき:そうですよね、誰やねんから始まりますよね(笑)
    私は「京都で何かをがんばってる人」を自分で見つけてきて、取材して記事にしていました。フリーペーパーのコーナーだったんですけど、結構おもしろかったんですよね。ネットを活用してブログとかで見つけてきて交渉して。
    そこは3年くらい勤めてました。すごい楽しかったんですけど、そこがそもそも京都の新聞社に勤めてた記者さんが定年退職して、個人事務所的な感じでやってはって。社長のコネで仕事がくるようなところで、ゆるくて楽しい職場だったんですけど、自分も30ぐらいになって、ここでずっと勤めててこの先どうなるんだろう、て思ったんですよね。
    で、webとかやっぱ好きだったんで、その会社のホームページも作りたいと言って作らせてもらったり、仕事でもディレクションぽいことやったり。

    qbc:クリエイティブ系の製作進行もやられていたんですね。

    にしがき:そうですね。その時にまだ結婚の話はなかったんですけど、結婚して子供が生まれた時にwebだったら仕事ができるなって思ったんですよね。で、デジハリのwebコースに通いました。それまで自己流だったので、仕事としてやるのにちょっと勉強したいなと思って。
    今はデジハリも、主婦ママクラスとか専門コースがあるみたいですけどね。

    qbc:へー、ママ層がちゃんとターゲティングされているんですね。

    にしがき:そうです。だから今ママデザイナーさんがすごい多いです。私は一応それを10年くらい前に、ふと思いついてやってたんです。
    3年くらい勤めた編プロを辞めて、企業のweb制作部署に派遣で入りました。学校出ていきなり採用は難しくて。
    それから知り合いの紹介でECの方に行って、楽天でショップオブザイヤーとか取るようなショップだったんですけど、そこで2、3年勤めました。

    qbc:はいはい。

    にしがき:そこに勤めている間に結婚もしたんですけど、結局最後、ちょっと店長と揉めて辞めたかな。こちらはちょうど産休を取ろうとしたところだったんだけど、事務所を畳むから辞めてくれとかそういうことがあって。

    qbc:なるほど。

    にしがき:なので、上の子を育てている時には完全に主婦でした。それで、上の子が2歳の時に主人が腰を悪くして手術をして、しばらく働けなくなったんです。
    で、ふと私が働けばいいんじゃない? と思って。それで探したら結構家の近くに表彰用品、トロフィーとかメダルをECでやってるところがあって、オーダーメイドでレーザーで加工したりするんですけど、そこで雇ってもらえることになりました。
    そこも3年、育休含めて4年かな。下の子の育休後に辞めちゃったんですけど、こんな感じで結構転々とした感じでした。

    qbc:全然ネガティブなところはなかったですね。

    にしがき:そうですか(笑)。

    qbc:むしろ、自分がやりたいことは何かって考えてwebの勉強をされたり、まじめだなと思いました。ただ何も考えずに職場に居座る人もいますから。
    日本ってマルチキャリアって評価されないですけど、一社だけの知識なんてほとんど無意味ですからね。
    今コンサルの仕事をやっていて、例えばママビジネスという一つの仕事を横で幅広く見られているから分かると思うんですけど、自分だけで縦に掘りさげてる時よりも、情報量が全然違うと思うんですよね。ちょっとずつ変わってきてはいると思うんですけど。

    にしがき:そうですね。ほんと、やってきたいろんなことが活きるということは、結構あるなぁと思います。編プロいたときにイラレとか覚えましたし。色々取材してきたこととかもね。
    けど、やっぱり周りはね。同級生はほんとみんな大企業に入ってずっと勤めてるとか、それを辞めて起業してる人とか、そういう世界にいたので。
    今になってこれもありだなぁってやっと思うようになってきたんです。で、私のような悩みを抱えている人も他にもいるんだって気づいたり、あと色々しながらも狭い世界にいたんだなと思ったり。

    qbc:有名な学校に行ってる人って、周りの人が有名になったりする場合がけっこうありますよね。特に40代ぐらいになると、組織にいる人は地位があったり、個人でやっている人でも名前が広まってたりとか。
    そういう時に引け目を感じて、自分はこんなレベルなんだと思ってしまったりする。でも、私から見れば、にしがきさんも十分すごい、と思いますよ。
    こういう呪縛を、にしがきさんはどう解きほぐしていったんですかね?

    にしがき:中野さんのサロンで自分史を振り返った後に、4人ぐらいでシェアする機会があったんですね、zoomで。
    そこに、とあるサロンメンバーがいたんです。彼女はずっと企業に勤めて、すごくがんばってきて、子供も3人いて、でも両立がどうにもこうにも苦しくて、会社を辞めたばっかりだったんです。
    で、私はふらふらしてますみたいな話をして(笑)。そうしたら彼女、私の話にすごく影響を受けたみたいで。みんながすごい涙するような会になったんですけど、そういう生き方でもいいんだね、やりたいことやっていいんだって思ったらしくて。

    qbc:おおおおお。

    にしがき:私は「えー?」みたいな感じやったんですけど、こんな私のふらふらでいいの? それをこんな風に思ってくれる人いるんだ! みたいな感じで。
    彼女が変わったのはそっからですね。彼女はもうそこからすごく大躍進して、今もすごい活躍されてます。

    qbc:すごい。にしがきさんがスイッチを入れたんですね。

    にしがき:でも私は、そんな彼女を見ながら、私は相変わらずふらふらやってんなーって思ってるんですけどね。
    これでいいのかなって思いつつ、まだどっかで、起業の世界だと年商一千万とか目標を目指してすごいがんばるみたいな世界が一方にあって、でもそういうのを目にすると、あれ? 私これでいいのかなって時々思ったりするんです。
    もっとがんばろうと思ってがんばったらがんばれるんじゃないのって。そういう風に思うことがあるんですよね。

    qbc:なるほどね。残り15分ってところですが、無名人インタビューは演出をしたくはないんですが、インタビュー展開的には思い描いた通りになってますよ! 

    にしがき:ほんとですか?(笑)

    qbc:今後、どうしていきたいんでしょうか? 今、現時点での思いはどうなんでしょうか?
    方向転換して、ふらふらを止めて数字目標を立てるとか。今どんな気持ちなんでしょうか?

    にしがき:ちょっと前、一年ぐらい前からなんですけど、たくさん子育て系の講師さんと知り合って自分も学んだりする中で、でも自分の本当に身近な周りのママさんとかは、そういう子育てを学ぶっていうこと自体を知らない人が、まだまだたくさんいることが分かってきたんですよね。

    qbc:子育てを学ぶね。

    にしがき:そこをもっと繋ぎたいと思ったんですよ。とりあえずサイトを作って、先生からプロフィールをもらって登録、こういう生徒がいますとかこんな講座やってます、という情報が得られる場所を作ろうかなとか。
    で、子育て系の記事を書いてSEOでちょっと引っかかるようにしたら、人が来ないかなーとか。ちょっとやり始めたんですけど、でもそれってどうなるか分かんないものなので、仕事があったら仕事を優先しちゃうし、全然進まなくて。
    どうしたもんかなと思ってたところで、私は最初ずっとfacebookで活動していたんですけど、アカウントだけ作ってあまり活動していなかったTwitterを再開したら、まるで違う世界が広がってきておもしろくて、そのTwitterで知ったクリエイターさんが集まるオンラインサロンに入ったんですよね。

    qbc:はいはい。

    にしがき:私、ちょっと場違いかなって思ってたら、そこで「自分事業」っていう自分がやりたいとかこういうサービスがあったらいいなってアイデアの事業展開の仕方を教えてもらえるのを始めるって言わはったんで、これ面白そう、もたもたもやもやしていたものがぐっと形になるかもしれないなと思って。

    qbc:めっちゃいい企画ですね。

    にしがき:「私やりたいです」って手を挙げたんですよ。今月からスタートして今はまだトレーニング段階なんですけど。なのでちょっとずつ事業として形にできればなあっていうのを思っています。
    自分のミッションとかそういうのを一回考えた時があって、ずっとwebが好きでやってきたんで、webの力でママを繋ぐっていうのが自分のミッションだなと思っています。
    でもまだ、どういう風になるのかは全然分かんないです。でもそこで話してると、やっぱりママさんデザイナーさんとかもいらっしゃるんですけど「こういう子育ての講座があるなんて全然知らなかった」っていう方がやっぱりいっぱいいらっしゃるんです。

    qbc:へぇー。webの仕事してても、そういうママコミュニティみたいなのは知らないんですね。

    にしがき:知ってる人は知ってるけど、みたいな感じですね。子育てって外で学ばないと、自分が受けたものしか知らないんで。だからそれでこう苦しむ(笑)。

    qbc:人間は生き物ですからね。

    にしがき。そうなんです。生き物なんで、みんな同じようには行かないです。だからこそ、講座で先生とかと話して「うちの子こうなんですけど」「そういう場合はこうしたらいいよ」とかって話ができるのがすごくいいなと思ってて。
    例えば教育家の方の講演って聞いたり本読んだりって、どうしても一方的なんで。自分が参加して、自分もこういう場合はどうしたらいいのっていう双方向のやり取りができるのって、すごくいいなって、私自身が参加する側として思ったので。
    それをもっと皆にして欲しいなーっていうのがあるんですね。

    qbc:いや、実は私、10年前ですけどママさんコミュニティを作ってる会社にいたんですよ。まさに、一方通行ではなく双方向でコミュニケーションできるサイト。
    でも、全然解決してないですね(笑)。

    にしがき:(笑)。

    4、他人と自分を比べる

    qbc:大学の時の同期の人たちのことは、気にしますか?

    にしがき:そうですね。みんなが知ってる大企業に仲良かった子たちが行ったので、何してるんだろうな、って思っています。どっかでね。

    qbc:にしがきさんも全然ステキだと思いますけどね。

    にしがき:ほんとですか?

    qbc:もちろん大企業もあるけれども、それは自分の看板じゃないっていうのがありますから。大企業から個人として出て行って頑張っている人もいますけど。

    にしがき:私の場合、本当にある意味、親の敷いたレールに乗っていたので、やっぱりそれもあるのかな。何となく流れに乗っていったから。
    大学卒業で、そこからぽろっと降りちゃったんですけど。でも離れたからこそ、やっぱりあそこはあそこで良かったねっていうのは思いますね。新卒入社で、就職活動はしといた方が良かったなとか。

    qbc:新卒プレミアムありますからね。有名大学プレミアムも。その後で海外に語学留学するって可能性もあるわけで。

    にしがき:そうそう、そうなんですよ。やっぱりそういう意味では世間知らずだったかもしれないなとも思います。

    qbc:良い企業ほど、留学とか許しますからね。海外行って来いよって。留学じゃないにしても海外に支店があるとか。

    にしがき:そうですよね、そうですそうです、うん。大学生の時にぼーっと過ごしていたんで。小さい会社もいましたが、コールセンターとかは大企業だったんで、大企業の良さ、働きやすさみたいなのもすごい感じましたし。派遣でもやっぱり働きやすかったんで。
    なんか両方知ったなーっていうのはありますけどね。どっちも良さはあるなっていうのは思います。

    qbc:今後は、やっぱりママの手助けをしたいなっていうところに集中していくんですかね?

    にしがき:今はそれが結構大きいですね。私、子育てもそんなにしんどかった覚えがなくて、結構楽しかったなーっていう感じなんですけど。
    子供が小さい時とかも、抱っこしてないと泣いちゃうっていう感じじゃなくて、床に寝転がしてたんで全然大変じゃなくって。
    だから、産後ママ向けにやってたヨガとかも、楽しいよって伝えたいんですけど、しんどい、私もしんどかったけどこうなったよって感じで伝えられなくて。
    しんどかったよねって共感がいまいちなくて。うん、なんかあんまり。

    qbc:あーなるほど。確かにそうかもしれないね。なんだろうな。しんどいで繋がる必要ないんじゃないのって思いますね。

    にしがき:今、自分の子供が小学生とかになって、それはそれで悩んでるところはあるんですけど。どうなんだろう。あれですかね? 時間が経てばいいとこだけ覚えてるのかもしれないですし(笑)、嫌なことは忘れるタイプなんで。

    qbc:なるほど。

    にしがき:自分が母親になってからやっぱり世界が広がって、子育てって面白いなとは思います。子供を見てると、自分が見えてきたりとかするじゃないですか。鏡というか。いろんな人に子育てを楽しんでもらいたいなっていうのは、ずっとこれからもあると思います。

    qbc:なるほどありがとうございます。

    にしがき:はい、ありがとうございます。こんなインタビューでんでいいんでしょうか(笑)。

    qbc:一つの人生の形を見たなって思ってますよ。

    にしがき:そうですか(笑)

    qbc:他人と比べてしまう人間の機能を、オフにする方法あるのかな、とか聞きながら考えてましたね。
    他の方のインタビューでも考えることなので。

    にしがき:なるほど。いやそうですね、私って、自分であんまり比べる方じゃないと思ってましたけど、今話してるとめっちゃ比べてますよね。

    qbc:傍から聞いていると、ちょー幸せな人生じゃんっていう感想しかないんですよ。事実だけを取りあげてるとね。
    でも、その裏側で、ずーっと「大学の同級生と比較する補助線」が走ってるんですよ。それはにしがきさん自身のセンサーなんです。あの人と比べて私はこうだ、というプラスマイナスを陰でちょこちょこやっていて。それが私には見えない。それをやっているのはにしがきさんの感情だから。

    にしがき:そうですよね。そうなんでしょうね、きっとそうです、うん。

    qbc:無名人インタビューは知名度から自由なところで人の話を聞くのがテーマなので、特にそこににしがきさんの意識がフォーカスするなと思ってました。

    にしがき:環境ですよね。大学もそうなんですけど、中学からのエスカレーターなんで、みんなやっぱりそれなりのお家の人ばっかりで、結婚した相手の家とか、今の生活レベルみたいなのを見た時に、それこそうちの旦那さんは中卒のトラック運転手なんですよ(笑)。多分そんなのありえない。
    私は経済的なこととかあまり考えずに結婚してて、周りの人を見ると全然そうじゃなくって。だから「同級生の姿こそが本来のあるべき姿」なんだろうなって、きっとどっかで思ってるんです。
    だから自分は全然ダメっていうかね、自分の人生は自分の人生で別にいいと思ってるんですけど、否定するつもりはないんですけど、これでいいのかな、よかったのかな? 周りから見たらダメだよねみたいな。
    周りからの評価を自分が勝手に決めてる、なんかそんな感じです。

    qbc:視点が向こう側に行ってるんですよね。自分にあるわけじゃない。自分の人生を、あの人たちから見た他人の人生として捉えちゃってる。

    にしがき:そうですね。誰にもダメだって、そんなこと言われてないんですよね。誰にもそんなこと言われたことないんですけどね。勝手に思ってるんですよ。

    qbc:自分の敵は自分ですから。それは起きえてしまうことです。

    にしがき:ほんとですね。

    qbc:自分の妄想と戦わなきゃいけない。全人類が自分の妄想と闘ってると思うんですけど。現実が見えないですから、人間は。
    人間は、自分で勝手に現実に脚色しちゃうんですよ。それは信じる力と言い換えてもいいです。この信じる力は良い方向にも働くけど、ネガティブにも働きます。
    でもまぁ、それはそれでもう笑い話にするしかないんじゃないですかね。それはもう一つの可能性なんですよね。可能性は認めてあげなきゃいけない。強力な、自分の中の信念の部分でもあるわけだから。実現させないけど持ってるみたいな感じで。
    それはね、無理やり手放せないんだったら、もう一人の自分みたいな感じでやるしかないんじゃないかな。天使と悪魔じゃないけど。そういう風には思います。
    家族・知り合いの影響とかって、やっぱり自分の中で強い信念になるわけじゃないですか。今も付き合ってるなら、なおさら切り離せないから。ただ、本来の今の自分とかけ離れてたりしてたら、辛いです。周りからの期待と、自分の信念と、現実と、これから進みたい先の未来が、もうばらばらになってしまってるから。
    で、最後に、言い残したことってありますか?

    にしがき:言い残したこと?(笑)

    qbc:最後っていうと不吉な感じですが。

    にしがき:いやーなんでしょうね。大丈夫だと思います。
    お話しさせていただいただけで、すごい気づきがあって、すごくありがたいです。

    qbc:良かった。

    にしがき:私、色んな診断的なものとかでも、結構ポジティブって出るんですよ。

    qbc:うんうん、ポジティブだと思いますよ。

    にしがき:言葉も多分ポジティブだし。ネガティブって言われること自体があんまりなかったんですけど(笑)。
    今日ネガティブって言葉を聞いて「そうか、私ネガティブなとこあったんだな」ってすごい思いました。自分にもそういう面があったんだなっていう感じです。

    qbc:ネガティブって、過去に対する見方ですよね。執着ともいう。で、執着は何かって、幸福の阻害。
    我に返るじゃないですか。執着していると。あの時のあれは、あれと比べたら私は、みたいに。その執着があるから、今に没頭できないんですよね。没頭できない、我を忘れられない、これは幸せになれないです。
    まあでもネガティブはこだわりって言い換えられるし、そんなに否定するもんでもないと思いますが。

    にしがき:自分はあまり何も考えてない感じ、脳天気な感じと思ってたんですけど、こういう面もあったわっていう。結構普通の人だったかもみたいな感じですね。

    qbc:なるほど。自分がすごいポジティブな人だと思ってた分、ギャップがあったと。おもしろいですね。

    にしがき:はい、ありがとうございます。

    qbc:ありがとうございます!

    ▷アウトロ

    実は友達で、にしがきさんと似た、高校が有名なところに言って周りが大手企業ばっかりで悩んでいる、でも自分は美大に行ってドロップアウトしたというのをやっぱり40近くになっても言い続けているのがいるんですが、でさらに自分は主婦だけしかやってないからダメ、何か始めないとダメなんだーみたいなこと言ってる友達がいるんですが、そんなことぜんぜん関係なくない? と私は思います。
    私はお金あるならニートやってるよ。毎日ゲームやってるよ。今私がゲームやらないのはずっとゲームしかしなくなるからだよ。
    参照点をどこにするか、ではなく、そもそも参照点を持たない。
    幸福かどうかはその一点に限られる。

    他人と比べてしまうのは人間の病ですね。
    社会心理なんて言ったりしますが、これは人間の野生の部分だと思いますね。
    人間には、社会的本能と動物的本能と理性があるんではと。
    人と比べたり、人に共感したりが社会的本能、爬虫類と同じような食欲性欲が動物的本能、言語を操ったりとかが理性、なんじゃないかな。
    これはもう、3つ別々に起動、機能しているように思う。

    編集協力:えつこさん

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    あなたよ輝け「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」。2020年設立。メンバー約20名。主宰は栗林康弘。1,500人以上をインタビュー。聞く=愛💕🫶無料インタビュー応募は固定記事からどうぞ。公式サイトhttps://mumei.me/

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