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12年間裁判傍聴を続ける会社員の記録

    むかしむかし、ある町に、公平(こうへい)という名の若者が住んでいました。公平は毎日のように裁判所へ通い、傍聴席に座って裁判を見守っていました。
    ある日、一人の老人が公平に尋ねました。
    「どうして毎日裁判を見に来るのじゃ?」
    公平は答えました。「正義とは何か、真実とは何か、を知りたいのです」
    老人は公平の真摯な姿勢に心を打たれ、こう語りました。
    「裁判には、人の喜びも悲しみも、善も悪も、すべてが映し出される。それを見守り続けることは、人の心を理解することじゃ」
    公平は日々、様々な裁判を見守り続けました。ある時は涙を流し、またある時は心を痛め、そしてまたある時は希望を感じました。
    やがて町の人々は、困りごとがあると公平を訪ねるようになりました。公平は誰の話にも耳を傾け、公平な心で相談に乗りました。
    後に公平はこう語りました。
    「裁判を見守り続けることで、私は人の心の機微を学びました。正義は時として厳しく、時として温かい。でも、どちらも必要なのです」
    そして「正義は人の心に宿る」ということわざが、この町から広まっていったとさ。
    めでたし、めでたし。

    と思う2025年07月01日01時11分に書く無名人インタビュー1110回目のまえがきでした!!!!!
    【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】


    今回ご参加いただいたのは 裁判傍聴アニキ さんです!

    年齢:40代後半
    性別:男
    職業:会社員

    選挙データベースのブログ 


    neet1978のブログ 裁判傍聴12年 



    現在:裁判傍聴とか選挙関係のことを調べるのが結構趣味というか好きで、それをブログにまとめていたりしてますね。

    qbc:
    最初です。今、何をしている人でしょう。

    裁判傍聴アニキ:
    今は会社員ですね。設備関係の会社で人事系の業務をやってまして、給与計算とか証明書発行とかそういうことを主にしてますね。

    qbc:
    その他、お仕事以外の活動みたいなのをされているってことですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    ブログを見ていただけるとだいたらわかるかなって思いますけれど、裁判傍聴とか選挙関係のことを調べるのが結構趣味というか好きで、それをブログにまとめていたりしてますね。

    qbc:
    裁判傍聴っていうと、どんな裁判を傍聴されているのですか。

    裁判傍聴アニキ:
    刑事事件ですね。東京の霞が関に地方裁判所があるんですけれども、そこで休みの日に傍聴したりして、そこで記録して編集してアップしたりしてます。

    qbc:
    例えば、どんな裁判? 

    裁判傍聴アニキ:
    主に刑事系ですね。犯罪の方ですね。民事と刑事があって、民事ってのはお金を返せ、とか労働関係なんですけれども、そっちより刑事系の方が傍聴にはおすすめってよく言われてて。具体的な事件の内容とか、そういうことが全部洗いざらい法廷の場で明らかにされたりして、結構傍聴人は多い方ですね。はい。

    qbc:
    具体的に、例えば最近印象的だった裁判は?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり最近もう12年ぐらいやってるんですけれども、最近はやっぱり特殊詐欺等が多いですね。あと覚醒剤とかも薬物系が多くて、一見普通な感じの若い方が結構そういう事件を犯してしまっているなっていう印象がありますね。

    qbc:
    薬物と植物が混同された質問のため削除。

    裁判傍聴アニキ:
    薬物事件とか特殊詐欺、最近多いのは闇バイトとか、ああいう系ですね。

    qbc:
    例えばどんな薬物で、どんな経緯が多い?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり気軽にネットとかで入手とか、結構やろうと思えばできちゃうみたいなんですよね。薬物って軽い気持ちでやっちゃいましたみたいな、そんな不良っぽくもない普通の人が、最近結構事件を起こしますね。はい。

    qbc:
    普通の人っていうのは、もう少し具体的に教えていただけますか。

    裁判傍聴アニキ:
    えーと、いかにも悪っていう感じじゃなくて真面目そうな大学生みたいな若い人とかですね。

    qbc:
    どういうきっかけで?

    裁判傍聴アニキ:
    本当、軽い気持ちっていう感じですよね。興味本位でやってみたとか。そうですね、はい。

    qbc:
    それで、なんで捕まるんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱりいろんな捜査の過程で捕まったりもあるし。ネットパトロールとか警察がやってるみたいなんですよ。それで、摘発されるってケースもありますね。

    qbc:
    特殊詐欺というと、言葉の意味が伝わらない方もいるかもしれないので、わかりやすく説明していただけると助かります。

    裁判傍聴アニキ:
    いわゆるオレオレ詐欺とか架空請求とか。最近ニュースでも報道されている闇バイトや振り込め詐欺が多いと思うんですけど、あんな感じですね。

    qbc:
    あれ、犯行を行っている人たちは、どういう人たちなんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    ツイッターとかで闇バイトとか検索すると普通に出てくるんですよ。そこにコンタクトを取ると、身分証明書を見せられて、犯行の指示を受けるっていう。そういう感じですね。はい。

    qbc:
    その、なんていうか、実際に傍聴しているわけじゃないですか?ニートさんはその人たちに対してどういう印象を感じてるんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱりあまりにも危機感がないのかなっていう感じがするし、社会全体に対してもこういう。今はそういう危険な道がいっぱいあるから気をつけなさいっていうのをもっと学校でも教えるべきなんじゃないかなって自分では思ってます。はい。

    qbc:
    裁判を受けている人に対してどう感じてるんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    犯罪それぞれ性質が違うので、これは理解できるんだっていうのもあれば、全く理解できないっていうのもあるから、一概には言えないんですけれども、もう二度とやらないようにしてほしいなという気持ちが強いですね。はい。

    qbc:
    その傍聴している状態で、その人そのものに対して感じることってないですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    ああ、そのやってしまった人に対してですか?

    qbc:
    そうですね、その人の印象ってどういう感じなんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    だいたいが普通の人ですね。さっきも言ったかもしれないんですけど、不良っぽくない、どこにでもいそうと言ったらあれなんですけれども、普通の人ですね。はい。

    qbc:
    なるほど。はい。裁判傍聴を始めたきっかけって何だったんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    本当に軽いきっかけですね。自分は法学部の出身だったんですけれども、学生時代には一回もそういうことをやってないんですよ。それで、前から図書館通いは学生時代の頃からしてて、ある日、たまたま東京地裁の前通ったら、ああ、そういえば自分、今まで傍聴してないなっていうことにふと気づいて。フラッと入ったら、もう結構その事件の多さに引き込まれたっていうのがきっかけですね。はい。

    qbc:
    事件の多さに引き込まれたということですね。

    裁判傍聴アニキ:
    東京地裁だと一日平均でもう7、80件ぐらいやってるんですよね。
    その中で勝手もわからないまま何件か見て、窃盗とか薬物とか道路交通法とか見て、その一件一件の事件の背景とかに引き込まれたなっていうのが率直な感想ですね。はい。

    qbc:
    えーと、この傍聴は趣味として?

    裁判傍聴アニキ:
    趣味の1つだと思いますね。はい。

    qbc:
    やってる時の気分というか、どんな風に感情はあるんですかね?その傍聴を一緒にやってるとき。

    裁判傍聴アニキ:
    裁判ですか?当時、やった頃は驚きとかそういうのが多かったですけど、今は割と普通に見てるって感じですね、はい。

    qbc:
    普通っていうのがよくわからないですよ。

    裁判傍聴アニキ:
    感情の起伏はなくなったかなっていう感じですよね。

    qbc:
    飽きてきちゃってるってことですか?

    裁判傍聴アニキ:
    飽きはしない。一時期遠のいたことがあったんですよね……やっぱり。それでしばらくして、また一定の期間置いてみると、また違った見方や新鮮味ができたなっていう、そういうところもありますね。

    qbc:
    常に追っているトピックみたいなのはあったりするんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    あ、そういうのはないですね。特に個人的にはあんまり凶悪事件って好きではなくて、凶悪事件ってすぐ結論出ないんですよ。結構長引くからそれがめんどくさいなっていうのがあって、割と軽い事件の方が。普通一般の人がやってしまう事件の方が、自分も明日にはここにいるんじゃないかなっていう気持ちになることもなくはなくて、そんな感じで見てますね。はい。

    qbc:
    傍聴するとき、事件を選ぶ基準は、どんなところなんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    自分はどっちかというと窃盗とか傷害とか、そっち系ですね。あんまり性犯罪とかやっぱり好きじゃないんですよ。やっぱり気持ち悪いんですよね、純粋に。

    qbc:
    ざっくり、どんな裁判があるんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    一番多いのはやっぱり窃盗と、覚醒剤と道路交通法が一番多いですね。経済系の事件とかもたまにありますね。
    自分は結構旅行とか好きなので、乗り鉄な方で、関東の鉄道はみんな乗ってるんですよ。
    だから東京だけじゃなくていろんなとこ行ってます。

    qbc:
    地方裁判所の傍聴ということですね?

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。千葉とか横浜とか埼玉、だいたい県庁所在地にはあって、その後ろに支部みたいなのがあるんですけど。支部はあんまり行かないんですね。

    qbc:
    裁判傍聴の良いところってどんなところですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり世の中のいろんな一面が見れるってことですよね。
    新聞やテレビっていうのは逮捕記事だけとか、有名事件の裁判の初公判と最後に判決の日だけ見て、あとはノータッチみたいなのが多いんで、事件の全体って、実はあんまり新聞やテレビって報道してないんですよね。
    裁判に毎回通えばその事件の大体はわかるので、そこら辺が勉強になるし、世の中の一面が知れるかなっていうのはありますね。

    qbc:
    なんだろう。人にもお勧めできる趣味です?

    裁判傍聴アニキ:
    いえ、一般の方にはあんまりお勧めはしてないですね。やっぱり好き嫌い激しい方のジャンルかなって思うので、やっぱり世間的には悪趣味だって捉える人もいて、平日の昼、日中からそういう裁判傍聴ばっかりしてる人って薄気味悪いっていうふうに見られているのも事実な話でありまして。

    そういう印象っていうのが世間で一定程度あるのかなって感じてますね。

    qbc:
    その、想像の話なのか、実際に友達に言われたとかの話なのかっていうと……?

    裁判傍聴アニキ:
    半分想像ですね。はい。

    qbc:
    じゃあ、知り合いに言って、現実に嫌われたとか、そういうことがあったんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    そういうことはないですね。ただ、ふーん、みたいな感じですよね。
    興味ない人にとっては本当に興味ないことなので、そんな感じですね。

    qbc:
    いわゆるウォッチャーの人って、阿曽山さんと?界隈の人はどれくらい多いんでしょうか。

    裁判傍聴アニキ:
    東京だと毎日とは言わなくてもしょっちゅう来てるなっていう人が、十人ぐらいはいますね。

    qbc:
    それ、小さい裁判でも何人ぐらい入るんですかね?傍聴席って。

    裁判傍聴アニキ:
    小さい法廷で20席で、大きい法廷だと6、70人入れる。そういう法廷が結構ありますね、はい。

    qbc:
    ほとんどなんだっけ?大きい裁判だと、あれだと抽選制なんでしたっけ。

    裁判傍聴アニキ:
    大きくても傍聴席が満席になるってのはほとんどないですね。

    qbc:
    ほぼ100パーセント入れる?

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。ただ、やっぱり性犯罪だと並びますね。
    定刻になるともう入れないとかありますよ。やっぱり性犯罪事件は人気があるんですよね。あと、女性が犯人になるとやっぱりそれも人気になっちゃいますね。

    qbc:
    性犯罪が人気?それはなんでですか。

    裁判傍聴アニキ:
    それはやっぱり興味がある人が多いんじゃないかなって思うんですが、やっぱりそういうところが嫌われているところかなっていうのはありますけれども。

    qbc:
    女性が犯人だと?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱりなんとなく性的な目で見たいって人がいるんじゃないんですかね。女性の犯人って本当少なくて、全体の一割ぐらいなんですよね。そういうのも相まって。っていうのもあるんですけど、やっぱり目立つんですよね。

    qbc:
    それは、女性を性的な対象として見に来ている人がいるという意味ですよね?

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。はい。そういう目線は自分としては嫌かなって思いますね。

    qbc:
    なるほど。それでニートさんの裁判を選ぶ基準というか、いくつか裁判が並んでる時に、これどうしようかな?みたいな時に何を基準に選ぶことが多いですか?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり窃盗とか。

    qbc:
    窃盗もいくつも、多分同時に並んでいると思いますが。

    裁判傍聴アニキ:
    裁判官で選ぶこともありますね。アドリブが多い人とか、変わった判決を出す人とかいなくもないんですよね。だからそういう人がいると、その裁判官の名前で選んだりしますね、複数あった場合は。

    qbc:
    選挙の時に、裁判官の罷免で、それが全然、選ぶ基準が分からなくて……

    裁判傍聴アニキ:
    国民審査ですよね。

    qbc:
    国民審査の性が分からなくて。

    裁判傍聴アニキ:
    あれはですね、実は最高裁判所限定なんですよね。だから地裁とかの裁判官は関係ないということになるので、あれは本当に自分も形骸化しているかなっていうのは感じますよね。

    qbc:
    その時にその変な判決を下すって、おっしゃったじゃないですか。例えば、どんな判決を?

    裁判傍聴アニキ:
    例えば、量刑基準よりだいぶ重い判決を出したりとか、結構無罪を出す傾向にある人っていうのが若干ですけど、いるんですよね。

    昔はそういう人がいたんですけど、最近はそういう突飛な人ってだんだん減ってきてるなって印象があります。

    qbc:
    あー、なるほど。なるほど。

    裁判傍聴アニキ:
    ある意味みんな無難な判決で治めてしまうみたいな。結構裁判官はヒラメだとかよく揶揄されるんですけども、まさにそんな感じだと思います。

    qbc:
    新しい犯罪みたいのが起きたら、やっぱり信頼できる裁判官に振られたりするんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    いや、そういうのはないですね。やっぱり機械的に上から順に振っていく感じですね。はい、特に一部の事件を除いて、特別にこのジャンルの担当っていうのはないですね。

    qbc:
    繰り返しになっちゃうんですけど。最近増えた犯罪っていうのは、特殊詐欺とか?

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。はい、闇バイトですね。

    qbc:
    闇バイトって言っても、その下っ端の人が捕まってるんですよね。

    裁判傍聴アニキ:
    全部下っ端ですね。上は捕まらないです。 絶対にそこまで追えてないと思いますよ。警察も。

    qbc:
    今言った「絶対」っていうのは、どういうところから得てる?

    裁判傍聴アニキ:
    自分の見立てですね。あくまで。すいません。見てる範囲ではそうですね。

    qbc:
    その他はありますか。

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり覚醒剤以外の犯罪は麻薬ですね。そういうのも結構若い人が気軽にやっちゃってるなっていうのはありますね。

    qbc:
    12年の中で言うと、増えてるという状況はどうですか。

    裁判傍聴アニキ:
    増えてると思います。 はい、若い人の麻薬は、覚醒剤以外ですね。

    qbc:
    あー、マイクってえと……

    裁判傍聴アニキ:
    大麻とかですか、覚醒剤以外のそういうのが最近出回ってるようなんですよね。
    前からあんまり興味ないんであんまり見ないんですけども。

    qbc:
    その他は、事件ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    その他の事件ですか?窃盗も結構クレプトマニアみたいなのが多くなってますよね。クレプトマニアは窃盗症って言って、病的にそういう万引きっていう行為に執着しちゃって、万引きをしてしまう。そういう人が多いです。

    qbc:
    あー万引きね。そういうものなんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。最初は罰金で済むんですけれども、繰り返すと、起訴されて裁判所で刑事裁判を受けるということになってしまいます。

    qbc:
    万引きで盗んでるものっていうのはどんなものなんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    おにぎりとかそういう食料品もありますし、ドラッグストアの場合だと薬品とかそういったものになりますね。女性の場合は化粧品とかもありますね。

    qbc:
    ということは、盗んでいるものは多くても数千円っていう話ですか。

    裁判傍聴アニキ:
    中には数万円っていう場合もありますね。やっぱり最近セルフレジが多いから、それを使ってやると結構盗めちゃったりするみたいなんですよ。

    qbc:
    盗めちゃってるけど、捕まっちゃってるんですよね。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。出たところを声かけるって感じが多いですね。捕まる場合は。

    qbc:
    えっ、月に何件ぐらい見てらっしゃるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    最近は週一で件数にして十件ぐらいです。午前中だけ見てるんですよ。最近は午後は他にやりたいことをやってるって感じなので。

    qbc:
    何件ぐらい回れるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    あ、もう午前中だけでも、結構一日70件あるとしたら、その半分が午前中なので、途中で出ていくことも可能なので、そういうのも含めたら見ようと思えば結構見れます。

    qbc:
    1回の法廷完結まで何分ぐらいなんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    通常だいたい60分ですね。

    qbc:
    あ、そんなもんなんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    だいたい60分枠で事件を入れて判決だと、判決だけっていうのがあって5分10分なんですけれども、そういう感じで1日動いてる感じです。

    qbc:
    裁判所に入るとき何が必要なんですか?。

    裁判傍聴アニキ:
    特に何もいらないです。ただ、携帯電話は電源を切ってくださいっていうふうに。

    qbc:
    身分証明書はいらないんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    いらないです。全く要らないです。はい。あと服装も、常識の範囲内でどんな格好でも構わないって感じですね。

    qbc:
    入ったのは一応記録されないんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    相当変なことをしない限りは記録されることはありません。
    特にチェックとかされないです。そういう警備するような法廷がたまにあるんですけども、そういう裁判以外は大丈夫です。はい。

    qbc:
    禁止行為って、例えば録音とか?

    裁判傍聴アニキ:
    録音録画ですね。あと飲食ですね。

    qbc:
    あー、なるほど。

    裁判傍聴アニキ:
    常識的に考えて映画館みたいな風に捉えていただければなって思いますけれども、映画館でやっちゃいけないことをやらなければ大丈夫かなって思いますよね。

    qbc:
    ありがとうございます。わかりやすい。あー、じゃあトピックを変えて。選挙に関することもやられているという。

    裁判傍聴アニキ:
    あ、そうですね。ブログ、アドレスの方を送らせていただいたと思うのですけれども、図書館で記録した資料をアップしてるってことをやってますね。

    その過去の新聞とか、選挙管理委員会が選挙のためにそういうのを発行するんですけれども、そういうのをメモって記録してブログに上げてるって事をしてます。

    qbc:
    どういうことをしているのか、もう少し詳しく教えていただけますか。

    裁判傍聴アニキ:
    選挙結果ですね。誰が何票取ったとか。それでその候補者の肩書きは何で、とかそういう感じですね。

    qbc:
    あー、なるほど。

    裁判傍聴アニキ:
    それ以外のことは書かないです。

    qbc:
    それは今行われる選挙?

    裁判傍聴アニキ:
    昔ですね、はい。

    qbc:
    なんで選挙のデータを集めたりそんなことしてるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    これは本当に個人的な趣味と癖みたいなものなんですけども。小さい頃から父親もそうだったんですけども、いろんなものを記録、手帳に書く癖っていうのがあって、その日あったニュースとか、気温とか天気とか日記の延長みたいな感じで書いてたんですよ。
    それが選挙に特化したっていうのが今の自分の行動ですね。

    qbc:
    てっちゃんだっておっしゃってましたっけ?

    裁判傍聴アニキ:
    鉄道マニアですね。はい。

    qbc:
    なるほどね、わかりました。

    裁判傍聴アニキ:
    鉄道マニアには結構そういう人、多いですよね。自分はしないんですけれども、その日旅行したとき、何線の電車に乗ってどこ行った?とか。こっちの移動距離が何キロだとかそういうのを書いてる人とか。乗った電車の形式とか書いてたりもするんですよね。

    そういう方ってそこら辺リンクしてるのかな?というふうに感じてます。

    qbc:
    記録するとどんな気持ちになってるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    記録してるときは、比べるのは傲慢かもしれないんですけど。
    写経してるような気持ちになりますよね。

    qbc:
    写経もされたことあるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    写経はしないですけども。気分的にはあれと似たような、邪念が消えるというか、仕事のストレスが遠のくなっていう、そういう感覚がとしてありますよね。

    qbc:
    仕事ってストレス溜まってるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    これまでの仕事に比べたらたまらないんですけども、求められているスキルに対して追いついてないなっていうのがあって、それに対してやっぱり何とかしなきゃっていう意思はある。そういうところでは、頑張りどころではあるなっていうふうに思っています。

    qbc:
    えーと……その他の趣味ってございますか?

    裁判傍聴アニキ:
    その他はもう鉄道旅行ぐらいですね。

    qbc:
    どんな感じで?

    裁判傍聴アニキ:
    日本国内はだいたい行ったかなっていう感じなんですよ。だから日本全国の鉄道路線の半分ぐらいは乗ったなっていう計算です。

    qbc:
    路線を?

    裁判傍聴アニキ:
    はい。

    qbc:
    ということは、観光地目的じゃないってことですか?

    裁判傍聴アニキ:
    乗り鉄ですね。まだ乗ってないあの線乗るから行くかみたいな感じで、時間が余って初めて観光地に行くみたいな、そんな感じでした。はい。

    qbc:
    乗り鉄はモーター音がどうのこうのって言ったりする人たちじゃない?

    裁判傍聴アニキ:
    自分はそこまでこだわりはないですね。

    qbc:
    なにが響くんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    それぞれの景色ですね。

    あとまた新たにこの路線に乗ったっていう達成感ですよね。乗ってない路線が消えていくっていう、それが営業目標をクリアしたみたいな……そんな感じです。はい。

    qbc:
    路線の中では、何線が好きですか。

    裁判傍聴アニキ:
    海岸沿いの路線は素晴らしい景色が多いですね。例えば紀勢線っていうのがあるんですけども、海岸沿いをずーっと走って、心がなごみましたね。

    qbc:
    海岸線っていうと結構珍しいんですか?日本全国どこでもあるような感じですか。

    裁判傍聴アニキ:
    海沿いは割と地方の方が多いですね。

    qbc:
    紀勢線のほかに3つあげろって言われたら?

    裁判傍聴アニキ:
    東海道線ですかね。

    qbc:
    東海道線もあるんだ……

    裁判傍聴アニキ:
    東海道線は小田原から熱海の間とか結構出してまして、そこは結構有名ですし、テレビでもよく取り上げられますね。

    qbc:
    続けて言ってください。

    裁判傍聴アニキ:
    ますよね。あともう一つが北陸線、北陸線は新幹線で来てもJRではなくなってしまってますから、別料金かかっちゃいますけれども、はい。

    qbc:
    新幹線からでないとダメなんだ。

    裁判傍聴アニキ:
    青春18きっぷってあると思うんですけれども。

    qbc:
    あ、はい。

    裁判傍聴アニキ:
    あれの対象外になってしまうんですよね。もうJRじゃなくなってしまったので、青春18切符では乗れず、別料金を支払って乗るっていう形になりますね。

    qbc:
    私鉄の扱いになったっていう意味ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    はい。専門的な言い方すると、第三セクターみたいな感じですね。説明するの難しいんですけども、JRではない、私鉄でもないのかなって感じですね。

    qbc:
    性格は人からなんて言われますか。

    裁判傍聴アニキ:
    性格が割と穏やかとか、割と寡黙であるとか言われますね。

    qbc:
    自分ではどんな性格だと思いますか?

    裁判傍聴アニキ:
    ま、自分は結構短気な方だと思いますけども。ただ、やっぱり表にそういう感情を出すのはダメじゃないかなっていうのが当然あって、それを抑えているかなっていうところもありますね。はい。

    qbc:
    好きな食べ物は?

    裁判傍聴アニキ:
    魚系ですね。結構お酒弱いんですけど、よく飲むんですよね。毎日行くお店が会社の近くにあったりするんですよね。刺身とかそんな感じです。

    qbc:
    何と合わせるんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    最初一杯目がビールで二杯目から日本酒ですね。ただ、日本酒は最近控えてます。血圧と眼圧上がってきてしまって、それは結構、医者でも言われたので、それは控えてますね。

    qbc:
    どれぐらい飲まれるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    ビールは瓶ビール一本と日本酒は二合ぐらい飲んじゃいます。そんな感じです。

    qbc:
    お刺身何が好きなんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    だいたい何でも食べますね。


    過去:ある日、たまたま東京地裁の前通ったら、ああ、そういえば自分今まで傍聴してないなって

    qbc:
    過去について聞いていきたいと思います。子供の頃はどんなお子さんでしたか?

    裁判傍聴アニキ:
    子どもの方がやっぱり、埼玉生まれで新潟育ちだったんですけども。あまり勉強はできなかったですね。ただ、それはあんまり気にしないような、そんな能天気なところはありました。今より明るい性格だったというふうに思っています。

    qbc:
    好きな遊びは?

    裁判傍聴アニキ:
    どっちかというとインドア系でしたね。

    qbc:
    何してたんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    図書館で本を読んだりっていうのが結構あったのかなって感じがします。

    qbc:
    どんな本?

    裁判傍聴アニキ:
    電車とか、図鑑とかそんな感じですね。

    qbc:
    電車好きは、もうその頃からなんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね、はい。

    qbc:
    小学校は、どんなこどもでしたか?

    裁判傍聴アニキ:
    小学校は二年生の時に新潟に転校して、それからはっちゃけた感じがありましたね。中学生の時とか一目惚れした人がいて。三年間その子の名前を連呼していたのか、危ない子供でしたね、非常に。

    qbc:
    みんなのいる場所で?

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね、はい。

    qbc:
    その子との関係性はどうだったんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    三年間ずっと相手にされなかったっていうのが現実です。

    qbc:
    当時はどんな気持ちになったんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    当時はあれが、感情の発露だったのかなというふうに今は思います。だから、漫画で例えると、稲中卓球部のような感じでした。あんな感じです。はい。

    qbc:
    なるほど。

    裁判傍聴アニキ:
    あれの田中みたいな。

    qbc:
    田中って?

    裁判傍聴アニキ:
    パンツ職人の、坊主。彼ほどの変態攻撃はしてませんでしたが、テンションとしてはあんな感じだったんじゃないかな。

    qbc:
    高校は?

    裁判傍聴アニキ:
    高校から東京来て埼玉の学校通ってましたね。二時間ぐらいかかってたんですよ。だからあんまり付き合いができなかったし、なかったっていうのは心残りかなって思いますね。

    qbc:
    何で遠い学校を選んだんでしょう。

    裁判傍聴アニキ:
    いろいろ自分の合ったところを探し続けたらそうなったから、自分で選んだんだろうっていうのはあるんですけれども、やっぱり片道二時間は非常に苦痛。結構ハードでしたね。
    今はできないと思います。はい。

    qbc:
    大学生活はどうでした。

    裁判傍聴アニキ:
    大学で地方自治とか学び始めて、そこで選挙やそういう記録とかに興味を持ち始めたなってところがありますね。

    qbc:
    乗り鉄はいつから始めたんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    乗り鉄はもう大学生の頃からですね。

    qbc:
    鉄道研究会?

    裁判傍聴アニキ:
    鉄道研究とかそういうのはなくて、ほぼ自分一人でって感じですね。

    qbc:
    大学生活、楽しかったですか?

    裁判傍聴アニキ:
    今になってみたら、もっと勉強頑張った方が良かったんじゃないかと思いますね。最初に話したんですけど、裁判傍聴一回もしないし、法学部出身なのに。

    だから、あの時もっと勉強していれば、もうちょっと成績上がったんじゃないかなっていうのが率直な気持ちです。

    qbc:
    えーと、その後は卒業?

    裁判傍聴アニキ:
    卒業後は五回ぐらい転職して今に至ってますね。氷河期世代で、仕事がなかなかなかったっていうのはあるんですけども。それでもやっぱり自分ももうちょっと。それを言い訳に、あんまりパソコンとか自分で学ばなかったから、今苦労してんだろうっていうのが、反省がありまして、そこは頑張っていきたいなと思っています。

    qbc:
    ご両親からどのように育てられたと思ってますか?

    裁判傍聴アニキ:
    一人っ子として非常に大事に育てていただいたと思っています。父親とは合わない部分もあったんですけれど。父親は高校出てから定年まで50年間、一回も転職しないで一つの会社で叩き上げで勤め上げて。

    qbc:
    そこで

    裁判傍聴アニキ:
    働くことの、長く働き続けることが一番大事だって価値観を一番上で、教えてもらったなっていう気持ちがあります。それが自分、就職難などいろいろ大変でしたけど、今までここまで続けてこられたのは、ここまでやれてる一つの源になってるのかなっていう部分はあります。

    qbc:
    生まれ育ったところの風景は、どんな風景ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    生まれは埼玉なんですけども、普通の住宅街ですね。

    qbc:
    はい。

    裁判傍聴アニキ:
    ただ――小学校二年で新潟に行ったので新潟の思い出っていうのがすごい強いんですよ。
    だから新潟のいつも一年の半分以上が曇っている、寂寥感っていうんですか?そういう空気がすごい印象に残ってますね。

    qbc:
    日本海沿い?

    裁判傍聴アニキ:
    日本海からは離れた内陸の方だったんですけれども、それでもやっぱり風がすごい強いんですよ。潮風っぽいのも混じってきたこともありますし、そういうのが非常に子供の頃の感情に焼き付いてますね。

    qbc:
    20代ってどんな時代でしたか?

    裁判傍聴アニキ:
    20代は適当にやってましたね。

    qbc:
    何かに力を入れるとか、頑張るとか、そういうのはあったんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    20代の頃は傍聴しなかったし、本当にその日暮らしでしたね。

    qbc:
    何してたんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    仕事行って、仕事と家の往復っていう感じでしたね。

    qbc:
    一人暮らし?

    裁判傍聴アニキ:
    一人暮らしの時もありましたし、家族で住んでた時もありましたね。

    qbc:
    何をしていたんですか?その時って。

    裁判傍聴アニキ:
    大学の図書館の職員だったんですけども。割と仕事も受け身でやってましたね。それがあんまり良くなかったなって思いますね。

    qbc:
    そんな仕事を頑張りたいわけじゃないタイプですよね。

    裁判傍聴アニキ:
    ああ、今は当時よりは頑張っているなっていう。

    qbc:
    30代は?

    裁判傍聴アニキ:
    30代は裁判傍聴の趣味にも力を入れ始めたのかなっていうのがあります。

    qbc:
    何歳なんですか?裁判傍聴を始めたのは。

    裁判傍聴アニキ:
    始めたのが2013年だから35ですかね。35です。

    qbc:
    30代前半は何してたんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    20代の延長ですね。本当にはい。

    qbc:
    ありがとうございます。このきっかけが本当にたまたまだとおっしゃってたんですけど。それが続いた理由。例えば、最初の一ヶ月続いた理由って何だったんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    傍聴ですか?

    qbc:
    はい。

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり純粋に……言い方は非常に不謹慎かもしれないんですけど、面白いというか興味高いなっていう感じです。

    qbc:
    どこが面白かった?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱりいろんな事件の全貌が見れるというところが、非常にいい意味でショックを受けました。はい。

    qbc:
    どんな時期にどういうショックを受けたのか、教えていただけますか。

    裁判傍聴アニキ:
    全ての事件に対してですね、ここまで裸にするんや……みたいなそんな感じです。

    qbc:
    覚えている事件はないですか?

    裁判傍聴アニキ:
    初めて見たのが痴漢事件で。すごい。怒鳴り口調で女性検事から詰められている。涙するくらいまで追い詰められる被疑者の姿を見ました。まぁ、そういう被告人の姿とか覚えてますね。はい。

    qbc:
    ブログは2013年からあるから聴き始めたときからブログを始めたんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。結構三日坊主的なところがあって辞めちゃってたり、ほとんど書いてない時期もあると思うんですけど。オンオフの激しいなっていうのがあるんですけど、定期的にやったほうがいいよって言われることもあるんですよね。

    qbc:
    乗り鉄自体はいつから?

    裁判傍聴アニキ:
    大学生の頃からですね。やっぱり。

    qbc:
    じゃあ趣味として、20代、30代もされてた。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。はい。

    qbc:
    今40代でいらっしゃる?

    裁判傍聴アニキ:
    47です。

    qbc:
    今はどんな感じなんですか?人生全体とか。

    裁判傍聴アニキ:
    今の会社も、おかげさまで三年になりまして、もうすぐ三年で。それなりに認めてもいただいていただいているので、そこら辺は良いのかなという感じです。

    qbc:
    さすがに十年以上やってると、わかりやすいテーマの部分、ブログ経由でイベントとかの誘いはありましたか?メッセージが来て、こういうことしてくれませんか?みたいな。

    裁判傍聴アニキ:
    意外とそういうのないですね。だからやっぱりあんまり書いたり書かなかったりするから、固定読者がつかなかったんですよね。

    qbc:
    人生で一番楽しいことって何ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    今はやっぱりお酒飲むことですね。

    qbc:
    人生の目標とかありますか?

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり今の会社で定年まで勤めることですね。

    qbc:
    いや、定年って65歳ぐらいになるのかわかんないですけど、そのあとは?

    裁判傍聴アニキ:
    その後はまだ考えてないっていうのが正直なところなんですけど。

    qbc:
    自分の人生を振り返って、転換点みたいなものってありますでしょうかね?

    裁判傍聴アニキ:
    傍聴し始めた頃から、意識が変わり始めたなっていうのがありますね。

    qbc:
    何が変わったんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    すぐには変わったっていうのはないんですけども、なんとなく継続して追えるものっていうのが見つかったなっていう風に思います。

    qbc:
    今まででですね、一番記憶に残っている裁判はありますか。

    裁判傍聴アニキ:
    無罪判決を二回ほど傍聴して。それでその件を知人に知らせたら、知人がその知人の知り合いの新聞記者の方に、こういう事件と判決があったってことを報告してくださって、新聞に載ったっていうのはありますね。それが一番自分の傍聴がきっかけで新聞記事になったということで非常に印象に残ってますね。

    qbc:
    それって報酬とか発生しないですか?

    裁判傍聴アニキ:
    報酬はもらえませんでしたね。別に報酬が欲しいわけでは全くなくて、今やってるブログも両方ともその報酬欲しいって気持ちは全くないですね。

    qbc:
    ちなみに無罪の事件はどういった内容だったんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    特殊な事件なんですけれども、DV禁止法っていうのがあって、子供のドメスティックバイオレンス、子供のいる学校に行くなっていう禁止命令があったのに、行っちゃって、それが事件になって。

    qbc:
    あー、はい。

    裁判傍聴アニキ:
    一審の地方裁判所で有罪になったんですけれども。いや、私は無罪ですって言って高等裁判所っていう裁判所で争って、それが無罪になったっていう事件があるんですよね。

    qbc:
    男性、女性、どっち?

    裁判傍聴アニキ:
    犯人とされた方は男性です。ただ、その子どもの学校に行って手紙を渡しただけだったということで無罪になったんです。

    DVの定義の一つに徘徊とかそういうのがあってつきまとう、その徘徊には当たらないんでしょうって高等裁判所は判断して無罪になったっていう、そういう事例があります。

    qbc:
    ちなみに手紙の内容っていうのは?

    裁判傍聴アニキ:
    そこまでは。高等裁判所っていうのは、地方裁判所と違って証拠とか全部一から読み上げたりとかしないので詳細は分からないんですよ。

    qbc:
    地方裁判所では証拠を読み上げるんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    証拠とか全部採用されたものが、こういう内容です、っていう用紙を読んだりしますね。

    qbc:
    高裁でやらないのはなんでですか?

    qbc:
    はい。はいはい。

    裁判傍聴アニキ:
    高裁は専門的な用語なんですけども、事後審という言葉があって、一審と違って事実認定が正しかったかどうかなどを法律的に判断するっていう、そういう性質の裁判所なので、そういう意味合いで行ってますね。

    qbc:
    なるほど、地方裁ですでやってるからなんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね、はい。すいません。ここら辺すごい専門的なので、私もそこまで詳しくないんで説明できません。

    qbc:
    いやいや、ありがとうございます。全然。わかりやすいです。それを聞いた時、どう思われましたか?

    裁判傍聴アニキ:
    いえ、その雰囲気から無罪になるとは思わなかったんですよね。その時って被告人の方は遅刻してるんですよ。最高裁判官もそれに対してなんで報告しなかったみたいな感じで怒ってて。そういう遅刻する関係者ってだいたい負けることが多いんですよね。無罪になった時はびっくりしましたね、本当に。

    qbc:
    有罪率ってどれぐらいなんですかね?一審のときの判決が、もうどれぐらいだったかって、覚えてます。

    裁判傍聴アニキ:
    執行猶予付きですけど、懲役何月ってそんな感じです。DV事件だとあんまりそんなに重くはないので。ただ、有罪に。

    qbc:
    懲役刑で何ヶ月?それって正しいと思いましたか?

    裁判傍聴アニキ:
    正しいというか驚きました。珍しいなっていう感じですね。はい。

    qbc:
    その是非に関してはどう思いました?DVの学校に行くなって言われていた人間が、必要な手紙を渡したという解釈をしたってことですよね。細かいことはわかりませんけど、徘徊じゃない、目的があるんだったらいいよね、子供に会いに行ったわけじゃないし。

    それに関してどう思われました?

    裁判傍聴アニキ:
    あくまで個人的な意見ですけど、私はそれは判断として妥当だと思います。そうですね。はい。

    qbc:
    なるほどね。ちなみに、無罪ってすごい少ないんですか?

    裁判傍聴アニキ:
    少ないですね。はい、よく有罪率99.9とかネットで見ると出てくるんですけれども。絶対に有罪にできるっていう事件しか、検察は裁判所に事件としてあげないってよく言われるんですよね。

    実際問題、無罪って少ないので。あると結構検察はまずいっていう雰囲気になりますよね。


    未来:選挙か最後どっちかのブログを本にできたらなっていうふうに考えてますね。

    qbc:
    未来について聞いていきたいんですけど、5年、10年、15年。最後、自分が死ぬというところまで思いがえて、自分が例えば思い描いてる未来は何かありますかね?

    裁判傍聴アニキ:
    定年まで、さっきも言ったんですけれども、勤めて。都道府県の裁判所は全部回って、都道府県47あるんですけども、その各地にある裁判所全部回って、あわよくば、選挙か裁判どっちかのブログを本にできたらなっていうふうに考えてますね。

    qbc:
    はい、なるほど。

    裁判傍聴アニキ:
    本にするには非常にお金がかかるので、もうちょっと働かないといけないんですけれども、そこら辺は、具体的な目標にしだしてますね。はい。

    qbc:
    これが何のためにというか、何を目指しているんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    言ってしまえば、自己満足になっちゃうんですけども、自分のために、という感じですね。

    qbc:
    どんな本にしますか?

    裁判傍聴アニキ:
    選挙結果は結果を書いただけっていう、そんな感じですね。

    qbc:
    変な話、自費出版じゃなくても、アマゾンのキンドル出版だったら自分だけで作れるじゃないですか。

    裁判傍聴アニキ:
    あ、そういうのがあるんですね。

    qbc:
    いわゆる電子出版。

    裁判傍聴アニキ:
    詳しくないのであれだったんですけど。それもいいかもしれないですね。

    qbc:
    ISBNを取るのであれば、個人で取れないのかな?でも個人事業主は多分取れたはずなんで。

    裁判傍聴アニキ:
    わかりました。はい。

    qbc:
    なるほどね。知らないからじゃあわからなかったってだけで。

    裁判傍聴アニキ:
    そうですね。はい、そこまで意識はしてなかったです。

    qbc:
    それ以外の希望はありますか?

    裁判傍聴アニキ:
    それ以外はあんまりないですね。まぁ、ただ長生きはしたいなっていうのはあります。

    qbc:
    もしも未来の質問をしていて。もしも、法学部にいた頃から裁判傍聴を始め、その頃ってブログ出始めの頃ですよね。日記の時代かな。そうすると、有名なブロガーになっちゃうと思うんですね。だとしたら、どんなことをしたいと思います?

    裁判傍聴アニキ:
    だとしたら、すごい傍聴のブログを充実させてたなって思いますね。
    傍聴自体が今の裁判員っていう制度ができる前は、ほとんどしてる人がいなかったみたいなんですよね。だからその学生時代からやってれば相当先駆者みたいな感じになってたなって考えますね。

    qbc:
    2013年、そのブログに傍聴の様子を書いているって珍しいんですかね?

    裁判傍聴アニキ:
    長くやってる方っていうのは非常に少ないですね。2、3人だと思います。そのうちの一人、私も知ってて最近疎遠なんですけど。

    qbc:
    長く続けてきて感じていることとかありますか。

    裁判傍聴アニキ:
    えーと、やっぱりやっぱり事件……若い人が事件に結構入ったなっていうのは感じます。
    あと、お年寄り事件も多いかなって思います。刑務所とシャバを行き来する人は前から昔からいるんですけども、最近も多いですね。

    qbc:
    一番好きなことって何ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    今はお酒を飲むことですね。やっぱり裁判傍聴もいいんですけども、それって、やっぱりあんまりおっぴらには言えないことかなっていうのが自分の中にあって。

    qbc:
    ああ、そうなんですか。

    裁判傍聴アニキ:
    それってやっぱりあんまりおおっぴらには言えないことかなっていうのが自分の中にあって。やっぱりお酒を飲んでる時の方が一番開放的になれるし。

    今の会社の近くで長く行ってる立ち飲みがあるんですけども、そこで結構知り合いも増えて、その人たちと話してる時が一番楽しいですね。
    qbc:
    逆に嫌なこととか、やりたくないことっていうのは?

    裁判傍聴アニキ:
    いや、今は、仕事もそんなに嫌ではないんですけれども、もう仕事は辞めたくないですね。あえていえば。

    qbc:
    それはなぜですか。

    裁判傍聴アニキ:
    それはやっぱり、自分は5回しか転職しないんですけども。今度やめたら、また厳しくなるなっていうのはわかりますので、会社に行きたくないことはあっても、それはやめたらもっと大変だぞみたいなことを自分に言い聞かせてますね。

    qbc:
    一番楽しいことがお酒なのに、裁判傍聴を続けてる理由っていうのはありますか。

    裁判傍聴アニキ:
    やっぱり社会的なものに、個人的に関心があるからだと思います。

    qbc:
    だけど、公にできないみたいなのがあるんですね。

    裁判傍聴アニキ:
    でも、自分の周りの親しい人にはまだ言ってないって感じですね。

    qbc:
    どの範囲の人まで言ってますか。

    裁判傍聴アニキ:
    今の飲み屋でも言ってますね、はい。

    qbc:
    知ってる人って何人いますか?

    裁判傍聴アニキ:
    30人ぐらいいますね。

    qbc:
    ブログを見ている人は飲み会以外ではどんな人?

    裁判傍聴アニキ:
    会社の人には誰にも言ってないです。まだ数人ですね。

    qbc:
    どこにいるんですか?その人たちには?

    裁判傍聴アニキ:
    居酒屋と、実際に傍聴仲間ですね。そんな感じです。

    qbc:
    ああ、そっか。居酒屋の人っていうのはお店の人ですか?

    裁判傍聴アニキ:
    常連客です。

    qbc:
    常連客。でも実際に言ったら何か変なことになるみたいっていうのは?

    裁判傍聴アニキ:
    思ってます。気にしちゃいますよね。
    全部出さないところはよくあるねって言われたことはあるんですけれども、そこは短所なのかなって思わなくもないんですけど。やっぱり言わない方がいいかなって思うこともありますね。

    qbc:
    ありがとうございます。最後の質問です。最後に言い残したことはありますか。遺言でも、読者向けメッセージでも、独り言のようなものでも構いません。もしよろしければお聞かせください。

    裁判傍聴アニキ:
    言い残したことですか。こういうインタビューって初めてで、言いたいことが、何をこの人が言いたいんだろうって思ったかもしれないんですけども。自分としてはやっぱり傍聴が趣味なので。
    気軽に皆さんにも傍聴に来ていただいて、法律に目を向けていただけたら、皆さんの価値観も変わってくるのかなっていうところがあります。そこは言いたいですね。はい。

    qbc:
    ありがとうございます。


    あとがき(編集)

    大学時代、裁判傍聴に興味があったものの、地方裁判所の目の前まで行ったものの、勝手がわからずに行けず、静かに国会図書館に向かった記憶があります。そういえば、朝ドラ『虎に翼』で裁判傍聴を趣味にしている寿司職人のおっちゃんがいたような。あのおっちゃんをテレビの向こうからみていて、「やっぱり楽しいものなのかね」と不思議に思いましたが、多分その寿司職人のおっちゃんにとって、テレビのニュースを見る感覚で世の中を知る、みたいなノリで聞いていたのかな、とか考えたりしました。

    インタビューを聞いて、「裁判を傍聴しに行きたい」という、今年の夏の一つの目標ができました。今度こそ行くぞ〜!

    【インタビュー:qbc】

    【編集・あとがき:一休誰絵】


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    #無名人インタビュー #インタビュー #裁判傍聴 #給与計算 #人事業務 #ブログ執筆 #刑事裁判

     
     
    あなたよ輝け「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」。2020年設立。メンバー約20名。主宰は栗林康弘。1,500人以上をインタビュー。聞く=愛💕🫶無料インタビュー応募は固定記事からどうぞ。公式サイトhttps://mumei.me/

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