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不妊治療中に独立したキャリアコンサルタント、元人事

    けるるんくっく、けるるんくっく。ほっまぶしいな。ほぅうれしいな。
    そうです! 春です(いやしかし本当は冬だ)。というわけで、不妊治療回です!
    不妊治療、そうですか大変ですねえ、と思っていたんですが、実際にお話し聞いてみたら、こりゃまあ大変っていうか苦しすぎだろうよ、と思いました。
    キャリアコンサルと不妊というのも、最初結びつかなかったのですが、これは結びついてしかるべきものだなと思った次第。精神的苦痛と肉体的苦痛が同時にやってくるっていうのはしんどいよ。
    楽しい仕事すぎて眠らずに頑張るとかは、短期間ならでできちゃうもんだけど。
    心身両方辛いっていうのは、わりとすぐダメになるものだもの。
    なんだろね。もっとリモート仕事を増やせばいいのにと思うけど。仕事がそんなにちゃんと整理できてないところが多いんだよね。人に頼りすぎ、言葉に頼らなさすぎ。
    労働集約的、遊ばなすぎ、趣味なさすぎ。仕事以外にやることなさすぎ。人生の楽しみ方知らなさすぎ。アンチ快楽主義すぎ。教養と快楽が比例するの知らなさすぎ。一番感じるのは脳だってわかってなさすぎ。
    ハッ。愚痴ってしまった!!!
    ということで今日の無名人インタビューもよろしくお楽しみ申しあげくださいませ!!!(主催:qbc)

    今回ご参加いただいたのは KANA さんです!

    現在:インフルエンザの注射みたいな注射器をもらって、毎日朝、自分のお腹にプスプス刺してます。

    qbc:今、何をしている人でしょうか?

    KANA:今は、キャリアコンサルタントという国家資格を使って、不妊治療と仕事の両立で悩んでる方の悩み相談というか、そういうのを聞くことをしています。
    去年までは会社で人事の仕事をしてたんですけど、そこを退職して今年の7月からこういうことをやってみようかなと思って活動してます。
    まだ始まったばかりの駆け出しなので、本当に10人ぐらいしかまだ面談はできてないんですけれども。ぼちぼちといろいろな方面からお話はいただけてるかなっていう感じです。

    qbc:不妊とキャリアコンサルタントってすごいニッチなことだと思うのですが。こちらを始めたきっかけはなんでしょう?

    KANA:私自身、今、不妊治療が絶賛進行中なんですけど。会社との両立って言うのがちょっと上司との考え方の違いもあって、なかなか難しくって。
    それから退職したっていう経緯があったのと、キャリアコンサルタント資格を持っていて、人事歴も長かったので。
    なんだろう、それらを繋げて私ができることあるんじゃないかな?って思いながら始めたんですよね。

    qbc:不妊活動とお仕事って、どういうふうにバッティングするんですか?

    KANA:不妊治療って、最近保険適用になったっていうニュースが巷でも流れてると思うんですけど。
    体外受精と、あとは顕微授精とか、あと人工授精とかいろんな種類があるんですけど。
    私がやっているのは体外受精っていうもので、女の人の体の卵巣っていうところから卵子を注射器みたいなもので吸い取って、夫の精子とシャーレ上で受精させて、受精卵をまたお腹に戻すっていうのが体外受精なんですけど。
    その治療というのが、すごくすごく過酷で。
    毎日自分でお腹に注射を打って卵を育てて、それが育ったところで、おなかの中に器具を入れて卵巣から卵を吸い取るっていう手術なんですけど。
    その治療や通院とかも、この日来てねとか明日来てねって言われちゃうので。仕事をしていると、なかなか今日の今日とか明日の都合っていうのがつきづらくて。薬の副作用がしんどいこともありますし。服薬の時間も決まってたりするので、勤務中に膣座薬をトイレで入れないといけなかったり。
    それで両立が難しいっていう感じですかね。

    qbc:な、る、ほ、ど。注射を自分で打つ?

    KANA:そうです。自分でもう本当に、インフルエンザの注射みたいな注射器をもらって、毎日朝、自分のお腹にプスプス刺してます。

    qbc:お腹ってごめんなさい、どの辺です?

    KANA:おへその横とか。

    qbc:どれぐらいの期間、打ち続けるんですか?

    KANA:人によるんですけど、私は2週間。

    qbc:その後、卵子を、一旦外に出すんですよね?

    KANA:そうです。一旦出して。

    qbc:ベストは、その期間に会社を休むことですか?

    KANA:休めたらベストですが、会社によっては、時間有給とか半日有給取れるので、働きながら通院している人もいっぱいいらっしゃるんですけど。
    なんでしょう、病院も今不妊治療を受けてる人がすごくいっぱいいて。夫婦5組に1組は不妊治療を受けてるって言われてるんですけど。なので、もうクリニックの待ち時間も、普通に予約しても3時間とかかかっちゃうので、この時間から仕事だとか会議だからとか、これに間に合うように病院行こうって思って予約しても、全然時間通りにならなかったりとか。
    それでなかなか両立っていうのが難しいところでもありますね。

    qbc:注射打って、刺さると痛いですよね?

    KANA:めっちゃ痛いですよ。

    qbc:ええ。その後は、卵子取り出した後はどうするんですか?。

    KANA:その後は旦那さんの精子と受精させます。ちょっと男の人に言うのはあれですけど、卵巣って本来2センチぐらいしか大きさがないらしいんですね。
    その中に、普段だったら大きい卵1個、首席で優秀な奴が育ってって言うのが普通なんですけど、体外受精って、より多くの卵子を取るっていうのが目的なので、その注射をして小さい卵をいっぱい大きくするから、元々2センチぐらいの卵巣が、卵胞で大きくパンパンになってくるんです、卵でいっぱいになって。
    そうすると、歩くとちょっと響いてきたり、っていう状態になります。

    qbc:人によっては痛みもあったり?

    KANA:痛みは人によってもあるし、卵子をお腹から取り出すときも、器具を入れて、卵巣から吸い出すんですけど。
    それも注射っていうか何ですかね、吸引っていう感じなんですかね。
    注射器で吸引っていうか吸いとる。それも麻酔が使えない病院も多くって、麻酔なしでグサグサ臓器に針を刺されてっていう。

    qbc:麻酔は使っていいんですか?

    KANA:麻酔使えるところは使います。意識をなくして寝てる間にとか歯医者さんの麻酔みたいなやつとか。

    qbc:設備的な意味で、病院にとって使える使えないがあるんですね。それって、毎月やるんですか。

    KANA:卵取るのは、月に1回しかできなくって。
    それを毎月繰り返される方もいますし。良い卵が取れて受精がちゃんとできたら、凍結して保存してからお腹に戻すこともできます。

    qbc:でも、戻せても妊娠するかどうかはわからないんですよね?

    KANA:そうなんです。戻したところで、それが妊娠するかっていうと、それがまた難しいので。私も1回目は流産しました。
    だから、終わりがないっていうんですかね、治療に。

    qbc:いや、しんどいですわ、それ。この方式の妊娠率って何%ぐらいですか?

    KANA:年齢によるんですけど、大体20代から30代でも30~40%とか。
    だから、なんでしょう、5年ぐらい不妊治療している人もいますし。妊娠しても何回も流産する不育症の人もいますし。奇跡的に運良く1回の治療で、もう授かって出産っていう方もいますし。あとは、男性不妊が原因で治療している方もたくさんいます。でも「不妊治療してる」って言うと女性側に問題あるんだなって思われたり。

    qbc:これは、確かに外部からサポートをもらわないと、心折れますね。

    KANA:結構メンタルもやられる人が多くて。

    qbc:いやだって、うまくいくかどうかわかんないことを続けるってきついですよ。しかも体の痛みも伴うし。

    KANA:それで、何も知らない職場の上司だと、「いつ子供できるの?」「治療したらもうすぐ産休入るってこと?」とか。
    知らないから当たり前だと思うんですけど、そういうことを言われてしまうと、やっぱり傷ついちゃう人も多くて。それで悩んでて、みたいな方もいらっしゃったり。
    あと、旦那さんが全然協力的じゃなくてって方もいます! 精子の検査に行くのいやがったり、病院で「排卵しそうだから今日性交渉してね!」って言われてお薬とかも飲んで準備したのに、旦那さんが「疲れたから寝る。明日でも良いでしょ」みたいな。明日じゃダメなんですよ。排卵日って女性がコントロールできるとでも思ってんのかな? うちは協力的だけど、そういう我関せずみたいな旦那さんの話を聞くと腹立ちますね~。

    qbc:いやあ、素晴らしいお仕事をされている。

    KANA:こんななんか、デリケートな話をしてもいいのかなと思ったんですけど。

    qbc:全く大丈夫です。
    と、まあ、無名人インタビュー的には、次にご趣味をお伺いしたいです。

    KANA:趣味は、なんだろう。観葉植物を育てることと、あとは料理も好きですね。

    qbc:家に観葉植物がある?

    KANA:めっちゃあります。9個。大きめの鉢が9個あって、ひしめきあってます。

    qbc:どこがいいんでしょう?

    KANA:手をかけたら、健やかに育つか枯れるか、そういう塩梅とかもですかね、子育てみたいな感じですかね。

    qbc:いつ頃からやられて?

    KANA:本格的にってなったのは2年前くらいかな。

    qbc:お手入れって、どういう_

    KANA:水やりと、あとはちょっと間引くって言うんですか、枯れてるやつを処理したりとか。

    qbc:きっかけは何ですか_

    KANA:結婚して引っ越したっていうのがきっかけだったかな。

    qbc:何か置けるね、みたいな。

    KANA:そうそうそう。なんか置きたいねって言ってって感じですかね。

    qbc:お料理はどんな?

    KANA:料理は、なんだろう、なんか糖質を結構気にしちゃうんですけど。
    糖質気にしてるので、なるべく糖質を抑えた生活とか、あとは、最近麹にはまってます。
    塩麹とかを手作りしたり。

    qbc:あれは自分で作れるんですね?

    KANA:そうそう、自分で作ったりしてます。

    qbc:醸すのが好きな人ですか?

    KANA:好きです。

    qbc:発酵好き?

    KANA:発酵好きです。

    qbc:発酵レストランとかありますもんね。

    KANA:気になりますね。

    qbc:フリーランスで働くというのは、いかがですか?

    KANA:ずっと会社員だったから、なんかフリーランスってなかなかピンときてなくて。

    qbc:お仕事の調子自体はいかがですか?

    KANA:妊活向けのアプリ作っている会社さんと少しずつ連携させてもらったりとか、業務委託みたいな感じで。

    qbc:妊活アプリっていうのがあるんですね。

    KANA:そうなんです。いろんな会社が出してるみたいで、私も知らなかったんですけど。

    qbc:話せる範囲で大丈夫なんですが、実際に同じ悩みの方とお話をして、いかがでしたでしょうか?

    KANA:何か闇が深いな思ったのと、あとはサポートの限界もあるなっていうのは、もう早々に感じてますね。

    qbc:闇とは?

    KANA:自分は欠陥品なんじゃないかみたいなことを思ってる人もいるし、もう自己肯定感がめちゃくちゃ低くなってる人とか。
    あと、マタニティマークを街で見かけるのが嫌だとか。友人の妊娠報告が喜べないとか。
    そういうふうに思ってる方が結構いらっしゃるなって思ってます。
    こう思ってしまう自分を責めてる人もいますし。
    その闇から救ってあげたいと思うのですが・・・

    qbc:サポートの限界というのは?

    KANA:話を聴くことしか、やっぱりできないじゃないですか、今の現状って。
    その人が自分でなんとか自走できる人だったら、多分話を聞いてもらって、頭の整理してすっきりしたわ、みたいなだといいんですけど。
    自走が難しいタイプの人だと、こういう話をしたってことは、自分で本当にこう思ってるんだ、って余計に闇に闇に落ちていくみたいな。そういうタイプの人って、私たちのような者よりも、メンタルケアの専門家が介入するところだと思うので。
    そういう資格が無い者としての限界ですかね。

    qbc:性格についてなんですけども、周りの人からはなんて言われますか?

    KANA:なんか私、カメレオンみたいって言われたことがあるんですけど、カメレオン。七変化って言うか。
    コミュニティによってキャラが違ってるみたいで。しっかりしなきゃキャラの時と、あと夫の前とかだと面白い人みたいに思われてるらしくて、とか。
    本当に親しい友人だと、結構気弱なタイプだねとか、言われますね。

    qbc:自分自身では?

    KANA:自分自身では、何かしっかりしてるように見せなきゃと思って、めちゃくちゃ気を張ってるタイプだと思います。
    しっかりしてる自分が好きみたいなところがあって、気を張っていろんなことをやってるかな。

    qbc:過去イチ自分が輝いた状況って何ですか?

    KANA:それって部活とかでもいいんですか?

    qbc:大丈夫ですよ。

    KANA:部活はバレーボールをずっとやってたんですけど、高校3年生の引退試合とかですかね。
    なんかゾーンに入ってて、私、今何やっても点数取れる、みたいな状況になってて。
    なんかもうすごい、周りもキャーっていう感じだったし。やばい今すごい、みたいな。

    qbc:好きな食べ物は何ですか?

    KANA:好きな食べ物はレンコン。

    qbc:味が? 食感が?

    KANA:食感も味も! 食べられる好きなのがレンコンだけど、めちゃくちゃ本当は食べたいけど我慢してるものは、ラーメンです。

    qbc:何ラーメン?

    KANA:醤油とんこつかな。

    qbc:醤油とんこつって、家系ですか?

    KANA:家系じゃなくて、魚介も入ってそうな。魂心家とかの家系はちょっと苦手なんですけど。
    ラーメン屋さん詳しいですか?

    qbc:そんなに詳しいほうではないですが、ラーメン食べに出かけることはあります。

    KANA:大学生のとき、ラーメン巡りをしてて、都内にその時いたんですけど、都内から車でわざわざ千葉までラーメン食べに行って帰ってくるとかもやってましたね。

    qbc:1人?

    KANA:友達と2人で。
    レンタカーを借りて、ちょっとラーメン行こうみたいな。2件はしご、3件はしごとか。

    qbc:健康にはどういう影響がありましたか?

    KANA:多分太りました。けど、まだ若かったから行けたんですかね。

    qbc:お酒飲んだ後に、深夜にラーメン食べるって自殺行為って言いますからね。

    KANA:そうなんですね。絶対ラーメンでしめたいんですけどね。

    過去:働くことって年をとってからでもできるけど、不妊治療って年取ったらできないなって思って。

    qbc:過去ですね。子供の頃は、どんなお子さんでしたか?

    KANA:活発。男の子みたいな。

    qbc:どんな遊びが好きでした?

    KANA:ドッジボール。あとスーパーファミコンが流行ってた時代だったので、スーパーファミコンをやってました。

    qbc:どんなゲームが好きでした?

    KANA:セーラームーンのやつわかりますか?

    qbc:横スクロールアクションのセーラームーン?

    KANA:そう、セーラームーンがもうひたすら横に進んでって、なんか戦って焼き芋拾ってくみたいな感じ。

    qbc:小学校の時はどんな子供?

    KANA:小学校のときは、本当に男勝りな性格って言うんですかね。
    ずっとバレーボールやってたのもあるんですけど、男子と喧嘩して傘で殴り合いみたいにやったりしてましたね。

    qbc:何歳からバレーやってたんですか?

    KANA:小学校3年生からかかな。

    qbc:何の影響で?

    KANA:ただ背が高かったからっていう理由です。

    qbc:男子と喧嘩した理由ってなんですか?

    KANA:友達がいじめられてたから。

    qbc:女の子が?

    KANA:そう、女の子がいじめられてて腹立って喧嘩しました。

    qbc:中高はどんなでしたか?

    KANA:中学校は、もう本当勉強好きな人みたいな感じで。部活はちょっとやってたけどほどほどにやりつつ、勉強してましたね。

    qbc:なんででしょう?

    KANA:なんでですかね。いろんな小学校から人が集まって中学校になって、そこで最初にちょっといい成績を取れたら、それを維持したくなっちゃって。
    順位とか出るんですけど、それをキープしたいなみたいな感じだったかな。

    qbc:楽しかったですか?

    KANA:いや全然、中学校全然楽しくないです。もう私の闇に葬りたい過去ですね。

    qbc:特別に嫌なことがあったんですか?

    KANA:先生がすごい嫌いになって。友達がいじめられてて、そのいじめてる子に私が言い返したんですよ。

    qbc:いじめっ子に対してね。

    KANA:そう、いじめっ子に対して。止めに入って言い返したら、何か言い合いの喧嘩になっちゃって。
    それを先生は見てたのに、売り言葉に買い言葉だからお前が悪いみたいな感じで言われて。「いじめる方が悪いじゃん! なんで!」みたいな感じで言ったんですけど。
    そこから先生不振になっちゃって。全然楽しくない、みたいな。

    qbc:高校はいかがでしたか?

    KANA:高校は楽しかったです。部活がすごい楽しかったので。
    ただ、進学校だったんですけど勉強は全然ついていけなくて。数学で200点中2点とか取ってて。今思ったらすごい馬鹿でした。

    qbc:やる気はあった?

    KANA:いや、やる気もなんか。いや、もうわかんないからみたいな感じで諦めちゃって。
    宿題とか予習とかも、教科書ガイドみたいなやつを丸写しして。当てられても知らん、わかんない、みたいな感じでやってましたね。

    qbc:高校は楽しかったんですよね?

    KANA:楽しかったです。でも、勉強は全然楽しくなかったけど。学校は楽しかったですね。

    qbc:部活はどれぐらい打ちこんでたんでしょうか?

    KANA:もうめちゃくちゃ。キャプテンやってたんですけど、キャプテンやってたからこのチームで何とか県のいいところ行きたいなみたいな感じでやってましたね。

    qbc:ご家族との関係って、どんな感じなんでしょう?

    KANA:家族は、うち母子家庭なんですけど、悪くないと思います。母と、あと弟がいて。

    qbc:お父さんは、別れた? 亡くなられた?

    KANA:父が亡くなったのは去年なんですけど、だいぶ前に離婚してるので、ほとんど一緒にいた記憶はない。

    qbc:小学生ぐらいの頃?

    KANA:3歳って言ってたかな。

    qbc:なるほど。高校の後の進路進学は、どんな感じでしたか?

    KANA:その後は教員を目指そうってなって。先生嫌いだったからこそ先生になりたいなと思って。教員免許を取れる大学に進学して教員免許を取って。
    でも教育実習に行ったのが自分の母校だったんですけど、母校の中学校行ったときに先生たちって何も変わってないなと思って。学校独特の文化っていうか、それでまた嫌になっちゃって。
    教員じゃない何か別の教育を学びたいなっていうことになって、大学院に進学。別の学校の大学院に進学して、教育学を学んできたっていう感じですかね。

    qbc:このときって上京して一人暮らしでした?

    KANA:そうですそうです。上京して一人暮らしです。

    qbc:院に進学したモチベーションって、どんなものだったのでしょう?

    KANA:教員になることだけが教育に関わることって思ってたんですけど、そうじゃないなっていうことを感じてて。
    他に教育って何があるのかなって思って、教育系に強い大学院どこかなって探して受験してっていう感じですね。
    それで、大学院卒業のときに人材教育面白いって思って、それでUターン就職したんですけど。最初に入った会社がもうすごいひどい会社で、すごい失敗したなと思ってて。

    qbc:その会社の事業内容自体は?

    KANA:事業内容はハウスメーカー。で、住宅営業と新卒採用の人事担当をするみたいな感じだったかも。
    そこはもう今思うとめちゃくちゃブラックで、就職活動終わった、詰んだわって思って、入社して3ヶ月ぐらい経ったときに、同期が最初10人近く入社したのに3人しかいなくって、私含めて。
    あれみんなどこ行っちゃったんだろう、みたいな感じでどんどん辞めてって。
    で、最終的に私ともう2人かな、残ったんですけど。結局私も退職して、別の会社に転職してって感じですね。

    qbc:その後は?

    KANA:その後は、中小企業の福祉系の会社に転職して、そこで人事総務とか、なんでしょう、小さい会社だったので何でもする人みたいな感じでいろいろやらせてもらってて。そこが7年くらい。
    何か、お局さんみたいな感じでいて。そうですね、その時に結婚したんですよ。
    私、1回離婚してるんですけど。1回目の結婚をその会社のときにして。
    で、ちょっと嫌な別れ方だったので、ちょっと自分のことを、なんだろう、元旦那にばれたくないと思って、逃げるようにその会社を辞めて。
    県内でも離れたところに転職して、なるべく大きい会社に転職すれば名前埋もれてばれないかなと思って、転職活動めっちゃ頑張って転職して、って感じですかね。

    qbc:そこには何年ぐらい?

    KANA:そこは1年半くらいかな。

    qbc:直近ですか。

    KANA:そうそうそうそう。直近です。

    qbc:声の穏やかさと話の内容の濃さがズレずれてるのは、わざとですかね?

    KANA:今になったら結構笑い話でいける、みたいな。

    qbc:その後、今の旦那さんとはどうやって?

    KANA:離婚して2週間ぐらいしたときに「このままだったら私、孤独だわ」と思って。すぐ結婚相談所に入会したんですよ。

    qbc:アプリじゃなくて?

    KANA:そうそう、アプリじゃなくてもっと効率よくいこうと思って。
    離婚して2週間で結婚相談所入るかって、自分でもちょっと突っ込んだんですけど。入って半年もないくらいで、お見合いとか結構やって、で今の夫がぽこんって出てきて、すぐ結婚しました。

    qbc:よかったですね。

    KANA:そうなんですよ、よかった。

    qbc:自分の人生で、現時点でのハイライトって言ったら、どこになりますか?

    KANA:2個あると思ってて、1個は、その離婚劇。最初の結婚ときなんか、多分なかなかこんな経験しないよなっていう感じだったので。

    qbc:どれぐらい付き合って結婚されたんですか?

    KANA:付き合ったのは半年くらいかな。もう全然覚えてないや。半年以上は付き合ったかな。で結婚して、1年間。

    qbc:何が良かったんですか?

    KANA:なんか、気が合ったんですよ。波長が合って、気も合って。食の好みとかも似てて、みたいなのもあったし。
    そう。尊敬できるところもあったから、と思ってたんですけど。
    向こうもすぐ、もう付き合ったときに結婚前提でっていう感じだったので。

    qbc:もう一つのハイライトは?

    KANA:もう一つのハイライトは、今ですかね。不妊治療治療しているっていうところかな。
    私は絶対ずっと会社員でフルタイムで働き続けるって思い込んでたけど、それを捨てたっていうところも大きいかなと思ってます。

    qbc:その決定は、なぜされたんですか?

    KANA:今何が大事かって思ったときに、働くことって年をとってからでもできるけど、不妊治療って年取ったらできないなって思って。
    なんだろう。なるべくストレスがない環境でやった方がいいかなって思って、すっぱり辞めてって感じです。

    qbc:キャリアコンサルタントと不妊治療の話を一緒にしようと思った、自分の中でのモチベーションって何だったのでしょうか?

    KANA:自分が不妊治療をすると思ってなかったし、やって両立できなくて退職してっていうのもあって。
    でもこの経験、何かに生かせないかなって思って。
    自分が持ってる資格もあるし、これうまくいけるんじゃないかなと思って。
    自分の経験プラス持ってた資格っていうのが、たまたま相性が良かったっていう感じですね。

    未来:離婚したときはもう人生の終わりだと思ったけど、今すごい幸せだし。

    qbc:5年後10年後だったり、あるいは30年40年、死ぬまでっていうところを見据えて、未来っていうと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

    KANA:未来は、二通りあるかな。
    一つは、子供がいる未来は、犬と子供と夫と暮らしつつ、自分のライフワークとしてこの仕事を続けて、夢は、何かメディアで取り上げられるみたいなのが夢ですけど。なんかちょっと大きいことができたらいいなっていうのが一つ。
    で、子供がいない人生ってなったら、養子縁組を取るっていうのもありだとは思うんですけど、夫と2人で穏やかに過ごしつつ、仕事にバリバリ生きるていうことかな。
    あとは、30年後、何かカフェとかやってたらいいですね。

    qbc:何カフェですか?

    KANA:健康カフェ。

    qbc:どこにあるカフェなんでしょう? 駅前? 車じゃないと行けない?

    KANA:なるべくポツンとある感じで、無添加とか良いお野菜使ってカフェやります、みたいな憧れも。

    qbc:誰とやってるんですか?

    KANA:夫とやりますね、やるとしたら。

    qbc:ご主人の性格を聞いてもいいですか?

    KANA:なんかね、内弁慶です(笑)

    qbc:今、家にご自分しかいないですか?

    KANA:いないですよ。

    qbc:ご主人と戦ったりするんですか?

    KANA:全然喧嘩にならないですね。喧嘩になんないんですけど、向こうが穏やかで。私が勝手に怒ってることはあるけど。
    夫は、夫の親とかに対してすごいつっけんどんなんですよ、無愛想っていうか。だけど家に帰って2人になると、すごいなんかひょうきんになったり、これって男の人あるあるなんですかね?

    qbc:自分の実家でですか?

    KANA:そう、自分の実家って、どうですかね。結構つっけんどんですか。

    qbc:いや、そんなことないですよ。

    KANA:ちゃんとお母さんとかと話します?

    qbc:する、する。年齢にもよるとは思いますけども、わざわざつっけんどんにはしないですね。

    KANA:そうなのか。何か聞かれても、ああ、うん、とかしか言わなくて。

    qbc:思春期高校生とかだったらそうだけど、結婚するぐらいいったら、もう性格ではないですかね。

    KANA:いやもう40超えたおっさんなんですけど。私はずっと中2病かって言ってます。

    qbc:聞いてみたらいいんじゃないすかね本当に、なんでなのか。

    KANA:自分の親に「いや、別に何か喋ることもないし」みたいな。

    qbc:40代なら、お母さんもいい年でしょう、そしたらむしろ労わってあげなきゃいけない。

    KANA:めっちゃ優しいんですよ、親に対して。親孝行はすごいしてるんですけど。
    でも、電話に出ても、「あ、はい」、みたいな。

    qbc:それ、闇なんじゃないですか?

    KANA:闇ですね、多分。ね、こじらせてるなあ~と思いながら(笑)

    qbc:なるほど。激しさと柔らかさみたいなことを、KANAさんの話から感じていて。
    周りからはカメレオンだって言われていたりとか、自分ではしっかりしなきゃと思い、しっかりしたところを見せたいとも思う。
    自分自身は、静と動で言ったらどっちですかね?

    KANA:どっちだろう。動でありたいけど、静かな。

    qbc:目立つのと目立たないのとでは、どっちがいいですか?

    KANA:場所によりますよね。どっちかと言ったら、なんかちょっとしゃしゃり出たくなる方かも。レジで列に割り込んできたおじさんとかには、すぐ言いに行きますし。

    qbc:過去の話の、いじめっ子に言うっていうのは、すごいなと思いました。

    KANA:許せないと思って。

    qbc:正義感は強い?

    KANA:そうかもしれないです。でもそれって裏返したら、自我が強いってことかなとは思うんですけどね。自分の正義を通したい、みたいな。

    qbc:なぜ正義を通そうとします?

    KANA:駄目なもんは駄目だから。
    そういう気質なのかな。ただ、今の仕事をやろうと思ったのは、正義感からかもしれないですね。1人でも救いたいみたいな。

    qbc:最近、他に、これ間違ってるなって思うことはありますか?

    KANA:今、めっちゃ不満に思ってることがあって。近所に、近所というかはす向かいのお家の人が、外でタバコ吸うんですけど。
    いや別にいいんですよ、タバコ吸うのはいいんだけど。その吸殻を用水に捨てるんですね。それが許せなくて。もう、見るたびに動画を撮って、動画保存して、警察に持っていこうと思って。今、証拠集め頑張ってます。私、いつか誰かに刺されるかも(笑)

    qbc:もしもの未来というのを質問していまして。
    もしも、辞められた会社がKANAさんの不妊治療を認めて、休んでいいよとかしてくれていたら、どうしていましたか?

    KANA:いや、会社自体はOKって言ってくれてたんですよ。
    人事の部長さん、一番偉い人が不妊治療を経験してる方だったので、全然休んでいいし、時間とかも短く勤務したり、週3日とかでもいいよ、みたいなことを言ってくれたんですけど。
    自分の直属の上司っていうんですかね、部内の上司がもう理解ない人だったので。
    もしその人が理解してくれてたんだったら、今でも人事で働いてたと思いますね。

    qbc:なるほど。サラリーマンを辞めてみて、いかがですか?

    KANA:これは、もしかしたらジェンダーって言われるかもしれないんですけど、女性だからできたことかなと思ってて。
    結婚して旦那さんがちゃんと稼ぎに出ていってくれるからできてて。ちょっとありがたいなと思うのもあるし、なんだろう、ちょっと自分甘えてるのかなって思うこともありますね。
    旦那さんがいるから辞めてもいいと思ってる自分もいたかもしんないし。
    でも今は、会社員っていう立場を手放したことがもったいないとも思ってます。

    qbc:でも逆に、得たものもありますよね?

    KANA:うん。得たものは時間かな。時間と、ちょっと視野が広くなったというか。

    qbc:今、一番楽しいことは?

    KANA:今は、この仕事やってるのも楽しいし。夫と家でゲームとか一緒にやってる時間も楽しいし、ですかね。
    人と喋ってるのが楽しいのかな。多分無名人インタビューさんも同じなのかなと思ってるんですけど。人と喋るのが好きな方なのかなあと思って。

    qbc:そうですね。私も楽しいですね。
    人と喋るのが楽しいって思ったのは、いつからですか?

    KANA:いつだろう。大学生のときとかかな。

    qbc:きっかけはありますか?

    KANA:それまで部活少女だったけど、大学行ったらもう一切部活やんないと思って。
    こんなに友達と遊ぶのって楽しいんだとか、いろんな大人と喋るのって楽しいんだって気づけたことが、大きかったですかね。

    qbc:人と喋ってると、何が楽しいんでしょうかね?

    KANA:人の話を聞いてるのも楽しいですよね。この人こんな経験してたのとか。
    恋バナにしても、普段うちらに喋ってるときと、彼氏といるときの顔違うんだとか。人って、面白いなって思います。

    qbc:人間は、他人を理解することができると思いますか?

    KANA:その人によりますよね。その人が、自己開示をしてくれてる人だったら表面上の理解はできるけど。
    ただ、多分、夫婦でさえも。夫のことって、100%理解できないと思ってるんで。難しいかなとも思います。

    qbc:完璧に理解し合ってない状態は、わかっていられていないことは、ネガティブなことですか?

    KANA:いや、ネガティブではないかな。

    qbc:全くわからない、1%も理解できない、みたいな状態は? それはネガティブですか?

    KANA:それはネガティブだし、この人のことよくわかんないな、っていう人とは仲良くならない気がします。

    qbc:うーん。最初はまったくわかんなかったけれども、あるきっかけでわかったみたいなこと、ありますか?

    KANA:ありますね。
    高校時代、同じクラスになってたのに喋らない人がいて。全然接点もなくって。
    けど上京したときに、たまたま同じ駅だったんですよ、使ってた駅が。
    それで、たまたま声をかけあって、何か「おう」みたいな感じですれ違ったときに、いろいろ喋るようになって。
    本当に仲良くなりましたね。
    本当、何でも喋れるみたいな。最初本当、この人、何考えてるかわかんないし、なんか怖いしみたいに思っていたのに。

    qbc:高校時代は、全く話していなかった?

    KANA:もう全く。噂とかは同じクラスだったり、聞いたりはするけど。
    でも、自分からは関わらないみたいな。だったんだけど、ひょんな感じで。
    もう本当に、離婚のときも一番最初に相談しましたし。それくらい何でも喋れるみたいな。

    qbc:最後の質問です。最後に言い残したことはありますか?

    KANA:最後に言い残したこと、なんだろう。人生なんとかなりますね。なんくるないさ精神。

    qbc:人生のどの場面を思い浮かべておっしゃってるんですか?

    KANA:いや、離婚したときはもう人生の終わりだと思ったけど、今すごい幸せだし。
    なんだろう。今赤ちゃん欲しくても、なかなかできなくて苦労はしてるけど、でもそれって昔を思い出せば、彼氏できるかわかんなくて不安とか、結婚できるか不安とか、就職できるか不安とか思ってたけど、結局全部できてきたから。
    人生なんとかなるんですよ。そんな感じです。

    あとがき

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    次回の無名人インタビューもお楽しみに!!
    ということでやってきました2022年の冬! 寒いですね、今年も。寒い時には、根菜類が美味しくなります。煮物ですか? 汁物にしますか? どうでしょう。
    どんな煮方が好きですか? がっつり煮るのもいいですが、てり煮みたいなのもいいですよね。定番のがめ煮とかね。やっぱり。たくさんの。お野菜を。ほっくり食べていくという姿勢が大切なんだなと思います。思ったりもしますね。
    そうなんです! 今、うちに圧力鍋があるので、いいですね。煮物が楽しくなりました。日が入りやすいって、こんなにすばらしいことだなんて、思いもよりませんでした。
    料理は火をどう扱うことか、ということに思い至ります。
    かまどの神様をお休みさせるためにおせち料理があるそうですが、そうですね、ほんと、火って大切です。ものを急激に変化させるための力って感じですね。
    パワー!

    インタビュー担当:qbc

    編集協力:生きにくい釘

    #無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #不妊治療 #キャリアコンサルタント

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