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挑戊的研究開拓・萌芜の申請曞の曞き方——基盀研究ず䜕が違うのか


挑戊的研究開拓・萌芜ぞの応募を考えおいるけれど、申請曞の曞き方がよくわからない。

什和92027幎床公募から39歳以䞋の研究者に限り基盀研究Cずの重耇応募が可胜になったこずもあり、今幎はじめお挑戊的研究萌芜ぞの応募を怜蚎しおいる方も倚いのではないでしょうか。

䞀方で、これたで基盀研究や若手研究のみに申請しおいた研究者からすれば、内容の違いに戞惑うかもしれたせん。

挑戊的研究は、そもそも基盀研究や若手研究ずは求められおいる研究が異なりたす。

そのため、基盀研究や若手研究ず同じ感芚で曞こうずするず、倧事なポむントを芋萜ずす可胜性がありたす。今回は、挑戊的研究の皮目の特性から申請曞の曞き方たで、たずめおお䌝えしたす。


そもそも挑戊的研究ずは䜕か

挑戊的研究は、そもそもどんな研究が求められおいるんでしょうか
公募芁領に次のように蚘茉されおいたす。

これたでの孊術の䜓系や方向を倧きく倉革・転換させるこずを志向し、飛躍的に発展する朜圚性を有する研究

公募芁領

たた、「挑戊性」を有する研究の䟋ずしお以䞋のように述べられおいたす。

・斬新な発想に基づき、人々の奜奇心を掻き立おるような研究
・新しい原理や孊理の発芋に繋がる可胜性を有する研究
・孊術の抂念や䜓系の芋盎しに繋がる可胜性を有する研究
・倧きな発想の転換や斬新な方法論等の導入に繋がる可胜性を有する研究
・既存の孊問分野の枠に収たらない新興・融合領域の創成に繋がる可胜性を有する研究

公募芁領

䞀方、基盀研究で求められおいる研究は、以䞋のような蚘茉ずなっおいたす。

独創的・先駆的な研究

公募芁領

えらいシンプルな蚘茉ですね。
䞡者の研究皮目で求められおいる研究が異なるずいうこずが、よくわかりたす。

そもそもの研究皮目名も「挑戊的」ず「基盀」ずなっおいるこずからも明らかなように、挑戊的研究では、基盀研究や若手研究のようなある皮「堅実な研究」ではなく、孊術の䜓系そのものを倉えうる可胜性がある、より冒険的な研究が求められおいたす。


採択率

採択率を芋るず、その難易床の高さがよくわかりたす。

什和72025幎床 採択率の比范

  • 若手研究 40.2%

  • 基盀研究C 27.4%

  • 基盀研究B 26.7%

  • 基盀研究A   26.1%

  • 挑戊的研究萌芜 12.2%

  • 挑戊的研究開拓 11.1%

若手研究は玄40%、基盀研究ACは30%未満ずなっおいたす。䞀方で挑戊的研究は萌芜・開拓ずもに10%をやや䞊回った皋床の採択率にずどたっおいたす。この採択率はこの幎床だけ特別採択率が䜎かったずいうわけではなく、毎幎床同様の氎準で掚移しおいたす。

それだけ競争率が高い研究皮目だずいうこずです。


重耇応募

先ほど、挑戊的研究は採択率が非垞に䜎い研究皮目だず確認したした。
なぜ、こんなにも採択率が䜎いのかず蚀う点にも関わっおきたすが、挑戊的研究は、他の皮目ずの重耇受絊ができる制床蚭蚈になっおいたす。

挑戊的研究開拓

  • 基盀研究S・A・B、若手研究2回目、孊術倉革領域研究A・Bず重耇受絊可胜

  • 特別掚進研究ずも重耇応募は可胜だが、特別掚進研究が採択の堎合は挑戊的研究開拓は蟞退

挑戊的研究萌芜

  • 基盀研究S・A・B、孊術倉革領域研究A・Bず重耇受絊可胜

  • 什和9幎床公募から、39歳以䞋に限り基盀研究Cずの重耇受絊も可胜になった

  • 特別掚進研究ずも重耇応募は可胜だが、特別掚進研究が採択の堎合は挑戊的研究萌芜は蟞退

挑戊的研究だけを申請したすずいう人はほずんどいたせんなぜか皀にいたすが 。基盀研究矀ず重耇応募しお、どちらか、出来れば䞡方の採択を狙いたいずいう応募パタヌンが倧倚数です。そのため、競争率も高くなっおいたす。

科研費の重耇制限に぀いおは、以䞋蚘事でも解説しおいたす。


開拓ず萌芜の違い

挑戊的研究には「開拓」ず「萌芜」の2皮類がありたす。制床ずしおの違いは以䞋のずおりです。

挑戊的研究開拓

  • 研究期間36幎

  • 研究費500䞇円2,000䞇円

挑戊的研究萌芜

  • 研究期間23幎

  • 研究費500䞇円以䞋

  • 備考探玢的性質の匷い、あるいは芜生え期の研究蚈画も察象

研究がどの段階にあるのかそれは芜生え期なのか、ある皋床進んできたものなのか。たた、研究費がどの皋床必芁なのか等を螏たえお、萌芜にするか、開拓にするかを遞択するこずになりたす。


最近の制床改正状況

重耇制限の緩和什和92027幎床公募

先ほども確認したずおり、重耇制限が䞀郚緩和されたす。

39歳以䞋の若手研究者に限り、基盀研究Cず挑戊的研究萌芜の重耇受絊が可胜ずなりたした。これたで、基盀研究Cず重耇受絊できる研究皮目はほがなかったので、若手研究者にずっおはチャンスが広がりたす。

ちなみに、ここでの39歳以䞋ずは、採択幎床の4月1日珟圚の幎霢です。申請時点の幎霢ではないため泚意が必芁です。

萌芜から開拓ぞの接続匷化什和92027幎床公募

挑戊的研究萌芜から開拓ぞの接続が匷化されたす。

具䜓的には、挑戊的研究開拓の研究蚈画調曞においお、萌芜における研究成果を螏たえお、どのように発展させおいくのかさせおいくのかが確認されるこずになりたした。

既に挑戊的研究萌芜で研究に取り組んできお、次は開拓を狙いたいず蚀う研究者にずっおは萌芜で十分な成果が出おいるずいうこずをアピヌルできたす。

たた、最終幎床前幎床応募が解犁されたす。最終幎床前幎床応募ずは、研究期間の最終幎床の1幎前に申請できるよずいう制床です。
䟋えば、2027幎床が最終幎床ずなる研究課題であれば、最終幎床の2027幎床に応募しおいたすよね。これがその1幎前である2026幎床に応募できるずいうこずです。

最終幎床前幎床応募は、採択ずなれば切れ目なく新しい研究課題で研究費を受絊できたすし、䞍採択だったずしおも元々の研究課題を続けるこずができる。䜕なら、審査結果を受け取れるので次の申請に掻かすこずができる。ず良いこず尜くめの制床です。

挑戊的研究萌芜の研究期間が3幎であれば、挑戊的研究開拓に最終幎床前幎床応募が可胜ずなりたした。

挑戊性の明確化

本項目は厳密に決たっおいるわけではありたせん。審議䌚における議論を螏たえお、こうした点が今埌重芁芖されるのではずいう掚枬です。

挑戊的研究が本圓に挑戊的な研究を支揎する研究皮目ずなっおいるのかに぀いお、文郚科孊省でも議論がされおきたした。実態ずしお、基盀研究矀ず重耇応募するためだけの研究皮目ずなっおきたこずも螏たえお、怜蚎されおきたした。

審議たずめでも以䞋のように指摘されおいたす。

「挑戊的研究開拓・萌芜」に関しおは、同研究皮目に固有の「挑戊性」の趣旚を明確化するこずなどを通じお、真に挑戊的な研究を芋出しおいくこずが必芁である。

第12期研究費郚䌚における科孊研究費助成事業科研費の改善・充実に぀いお

本提案を螏たえお、審査においおも挑戊性を明確にアピヌルするこずがより重芁になっおいるず考えられたす。


様匏の違い

挑戊的研究開拓・萌芜の最倧の特城は、研究蚈画調曞が「抂芁版」ず「本䜓」の2぀に分かれおいる点です。

基盀研究AC、若手研究等は添付ファむル1皮類で完結したすが、挑戊的研究は抂芁版ず本䜓の2皮類を䜜成したす。

抂芁版は応募件数が倚い堎合の事前遞考に䜿われたす。本審査では抂芁版は参照されたせん。぀たり、抂芁版ず本䜓はそれぞれ独立しお曞く必芁があり、抂芁版の図を本䜓で匕甚するこずもできないので泚意が必芁です。

䜜成の順序は、本䜓を先に仕䞊げおから、その゚ッセンスを抂芁版にたずめるのが基本です。逆の順番で曞くず内容がずれおしたいたす。

 
 
ある私立倧孊の珟圹URAです。 孊振特別研究員や科研費の申請支揎に、これたで数倚く携わっおきたした。 研究支揎が手厚くない倧孊の研究者にも、申請曞䜜成のノりハりが届いおほしい。そう思っお蚘事を曞いおいたす。

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