
#18|施工管理5年目。「一人前」ってなんだろう
就活中、会社の方から
「女性の社員から話を聞いてみたいですか?」
と声をかけてもらったことがありました。
そこで、女性の社員の方とお話しする機会をつくってもらいました。
その方は、当時すでに施工管理の経験が約10年あったのですが、
「私はまだ一人前ではありません」
と言っていて。
そのときの私は、正直かなりびっくりしました。
飲食店などでは、「入社半年〜1年で店長に」という話を聞くこともあります。
だから当時の私は、ある程度ひとりで仕事を任されるようになったら、それが“一人前”なのかなと思っていました。
10年くらいやっていても、まだ一人前じゃないの……?
その言葉が、ずっと印象に残っていました。
そして今、私は施工管理5年目。
これまでいくつかの現場を経験してきました。
仕事には、少しずつ慣れてきたと思います。
でも、現場が変わるたびに、
「また1年目に戻ったみたいだな」
と思うことがあります。

同じ施工管理の仕事でも、現場が変われば全部が同じということはありません。
前の現場で覚えたことが役立つこともあるけれど、初めて見るものや、初めて経験することもまだまだあります。
5年やっているからといって、何でも分かるわけじゃない。
1年目の頃より、できることは確実に増えました。
現場の流れも少しずつ分かるようになって、仕事そのものには慣れてきたと思います。
でも、
「もう一人前です」
とは、全然思っていません。
慣れてきたけど、一人前ではない。
今の私には、その言葉がいちばんしっくりきます。
あのときは「10年でも!?」と驚いたけれど、5年目になった今なら、少しだけ分かる気がします。
一人前って、なんなんだろう。
うさこ|現場女子