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Photo byakmima7

[詩]花の色は

    鼻の奥をくすぐる
    萌芽告げ回る風
    儚さと誇らしさが
    揺れて舞う

    喜びを輝かせる人
    寂しさを滲ませる人
    枝を追う視線の先に
    映る景色の色を想う

    進む気で地図描いた日
    稚拙な関わりで次へ
    薄い否定は気まずさに
    もうその嘘は飽和

    俯いている間に
    季節は早足で過ぎて
    「うつりにけりないたづらに」
    そう思うのだろうか

    季節を染めるこの色は
    中紅花
    淡紅
    薄桜
    灰桜
    いや、桜色
    シンプルにそれがいい
    それでいい

    春をいっぱいに吸って
    難しく生き過ぎている自分を
    ゆっくり吐き出して


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