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誰もいない公園 2025夏|蝉は鳴き蚓は枯れゆく猛暑かな

    ※後半に“ミミズ”がミイラ化した写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。


    7月29日(火)11時前
    自転車に乗って図書館に本を返しに行った。
    お目当ての『成瀬は天下を取りにいく』は貸し出し中のため断念。
    しかしふと目にした『100万分の1回のねこ』がおもしろそうなので借りる。

    エアコンが効いた室内から外に出るとモワッと熱気が押し寄せてくる。
    とくにこの日は健康診断があるらしく、出入り口の前に胸部レントゲン検診車とバリウム検査用の検診車が二台縦列に鎮座していた。だからなおさら暑く感じるのだろう。

    検診車の向こうには公園がある。緑も多く空気もよさそうなので、少し散策しようと思い立った。


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    誰もいない公園の寂しい滑り台


    人っ子一人いなかった。

    学校は夏休みだから子どもたちが遊んでいる図を想像していたので当てが外れた。

    立派な滑り台も、この猛暑では火傷しかねない。

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    猛暑のなか、よく温まった滑り台の図


    子どもたちが遊ぶ楽しそうな声は聞かれなかったが、蝉の鳴き声はすごい。

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    木の幹にとまって微動だにしないアブラゼミの図


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    近くにある別の木で蝉の抜け殻を発見。


    数十匹で輪唱しているような騒々しさで、耳の幕がビンビン震えるほどだ。

    だけど当のセミはあまり見当たらない。木々の間にうまいこと隠れているのだろう。

    アブラゼミと蝉の抜け殻をようやく見つけた。


    ※公園に響く蝉の鳴き声を残そうと、動画を撮っていたらアオスジアゲハが映り込む。

    ※アブラゼミを中心にした映像。手ぶれにより見苦しいのはご容赦ください。


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    枝葉を透かして見る太陽にホッとする。


    わたしが写真や動画を撮っている間も誰一人来なかった。

    公園内の歩道は日差しに照らされて水分を全て蒸発させられているようだ。

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    公園内の歩道


    ぐるりと公園を巡っていたら歩道のあちこちに得体の知れない跡があるではないか。

    近づいて確認したところ、蚓(ミミズ)が乾いてミイラ状態になっていた。


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    溶けたゴムのようになったミミズ。


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    ミイラ状態のミミズ


    あまりの暑さに耐えられず、水を求めて土中から這い出したところ、熱せられたアスファルトの上で力尽きたのだろう。

    わたしは想像以上の猛暑に命の危険を感じて早々に退散した。

    蝉は鳴き蚓は枯れゆく猛暑かな

    詠み人・ゆーしんけん



    #夏の1コマ


    ※この記事はカタリベ活動に参加しています。

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    昨年、2024年に投稿した「夏の1コマ」です。


     
     
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