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【228日目】軍属の闇

    ご隠居からのメール:【軍属の闇】

    過去という井戸は深いーー戦争はきれいごとではない。戦争体験は直接経験した者でないと、心にしみ、骨身にしみてわからないところがあると思う。

    洲之内徹は左翼運動を通じて逮捕、投獄、転向を体験し、後に日本軍部の諜報活動に身を投じて戦争を体験した。そんな男の過去という井戸の深さを知ることはできない。彼は棗の木の下で何を見たのか。どのように行動したのか。小説を読めば、ある程度想像はつく。しかし、彼の体験したことを肌で感じることはできない。

    『棗の木の下』の主人公は、軍人ではなく、軍属だ。オレの身近なところにも、軍人だか軍属だかわからない正体不明の謎の男がいた。軍属とは、軍隊構成員であって軍人以外の者。広義では軍隊構成員でない(つまり文民である)が、軍隊の認可を得て軍隊に随伴する者を含む。旧日本軍では、陸海軍文官、同待遇者および軍属読法(明15年、陸達乙16)により陸海軍の勤務に従事する者の総称であった。

    その人物は、洲之内徹のように小説は書かなかった。彼の過去と言う井戸を知る手がかりはほとんど残されていない。


    返信:【Re_軍属の闇】

    それは、じぶんのお祖父ちゃんであり、ご隠居のお父さん、與一さんの話だね。あの時代を駆け抜けた人たちは、平和な世をノホホンと生きているじぶんには、想像ができないほどの体験をされてこられた方だ。こころが荒むのは当たり前だよね。お父さんも戦争のとばっちりをたくさんうけてきたんだろうな。


    昨日の食プロでも引き続き人間学を学んだ。昨日学んで心に残っているのは、人の「性格」は変えることができないが、「人格」は変えることができる。そのためには、「意識」と「行動」が必要とのこと。たしかにと思ったが、立場が人をつくるともいうなとも思った。優れた人格とは、どういうことか。突き詰めて考えることは、「なんのために生まれてきたか」とい問いに近づけるような気がしている。

    「書簡」掲載予定は、あと三日後。自分なりにまとめてみた。以下サイトを確認してみてください。

    書簡一覧まで閲覧可にして、手紙部分は、閲覧制限をかける。今後、お父さんとのメールのやりとりで一定手紙の内容が予想されてしまうが、そのあたりは、うまく編集するという方法だね。あくまで私案。ひとつの方法として、参考にしてみて。


    <<<次回の話【より道‐77】戦乱の世に至るまでの日本史_それがしは佐々木道誉なり

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    ファミリーヒストリーを通じて歴史探偵をしています。普段はサラリーマンをしていますが、noteへの投稿が日課となり毎日文章と向き合う日々です。青春愚連隊「マサオ」という曲でCDメジャーデビュー経験あり。いまでは、巷のスナックで歌を披露しオジさま達を盛り上げる活動をしています。

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