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「口」を先に書く子どもに、宿題の意味を問われた話

    子どもの宿題を、ふと覗いたときのことです。

    国語の宿題で漢字の書き取り。「味」という漢字を5回書く、というよくある課題です。

    しばらく観察していると、子どもはすべてのマスに「口」を一気に書き終えてから、次に「未」を5回続けて書いていました。

    「なんでそんな書き方してるの?」と聞くと、
    「その方が効率がいいし、もう覚えてるから。」

    …返す言葉がありません。
    これって、意味あるの?
    それが、正直な感想でした。


    私は高校の教員をしていましたが、宿題はほとんど出していませんでした。

    学校で勉強して、家に帰ってもまた勉強。それって、ストレスが多すぎると思っていたからです。

    大人に置き換えてみてください。退勤後、家でも仕事。体力的にも精神的にも、相当きついですよね。

    もちろん「もっと勉強したい!」という人は、どんどん家庭でもやればいいと思います。

    でも、全員一律に強制する、というところにどうしても引っかかってしまうのです。

    「限られた時間の中で最大限の成果」が求められる時代に、子どもだけが例外、というのも不思議な話です。


    「それじゃあ、学力が保障できないのでは?」という声も聞こえてきそうです。

    でも、子どもの「口」を一気に書き終える姿を見て、私はこう思いました。

    この宿題の目的(「味」という漢字を覚えること)はすでに達成されていたのではないでしょうか⁇

    …こんなことを思う私が甘すぎるのでしょうか? 

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    元公立高校教師14年(担任・進路指導主事・学年主任)→教育コンサルタントとして独立。 教員時代のリアルを発信中。note毎日更新/フォロワー2,000人超/スキ14,000超/Kindle1冊Amazonベストセラー1位獲得 amazonアソシエイトに参加しています。

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