
「地声が低いから無理」だった僕が、1年でロビンソンを原キーで歌えた理由【受講生対談 第37弾】
キー4つ下げても苦しかった『ロビンソン』が、原キーで歌える。
ヒゲダンの『イエスタデイ』は、キー6つ下げから原キーへ。
今回お話を伺ったのは、受講歴約1年の20代男性・Sさんです。
Sさんは特別な才能に恵まれていたわけではありません。むしろ、
「話し声が低い」
「裏声はスカスカ」
「スクールに1年通っても頭打ち」
という、多くの方が抱える悩みをそのまま持っていた方でした。
そんなSさんの声を変えたのは、意外にも「高音の練習」ではありませんでした。
こんにちは、ボイストレーナーのナオキです。
今回は、Sさんの1年間の変化を対談形式でお届けします。
ありがたいことにこんなコメントをいただきました。

この記事はこんな方に読んでほしいです
• 話し声が低く、高い曲は最初から諦めている
• 高音になると、喉が締まる・裏返る・力んでしまう
• ボイトレに通っているのに、変化を実感できない
ひとつでも当てはまったら、きっとヒントがあるはずです。
Sさんの1年間の変化
■ 歌えるキー
受講前:『ロビンソン』はキー4下げで限界
↓
1年後:『ロビンソン』『Yesterday』を原キーで
■ 裏声
受講前:スカスカで頼りない
↓
1年後:綺麗で安定し、地声ともスムーズにつながる
■ 高音の出し方
受講前:中音域から喉締め・張り上げ
↓
1年後:喉締めが解消、柔らかいミックスボイスへ
■ 挑戦できる曲
受講前:男性の高音曲も厳しい
↓
1年後:あいみょん・椎名林檎など女性アーティストの曲にも挑戦中
「原キーは夢のまた夢」だった頃
ナオキ: Sさん、受講開始から約1年ですね。まずはボイトレを始めたきっかけを教えてください。
Sさん: 話し声が低くて、好きな曲を原キーで歌えないのがずっとコンプレックスでした。高音に入ると喉が締まって、ラ(hiA)あたりが限界で……。
ナオキ: 以前は対面のスクールにも1年ほど通われていたんですよね。
Sさん: はい。でも裏声の引っかかりや裏返りがなかなか直らなくて、「これ以上伸びないのかな」と感じていました。
そんなときにYouTubeでナオキさんのアンザッツ(声種を育てる喉のトレーニング)の解説を見て、「基礎から鍛え直したい」と思って体験レッスンに申し込みました。
変化の決め手は「低い裏声」だった
ナオキ: 1年続けてみて、一番効いたと感じる練習は何でしたか?
Sさん: 間違いなく「低音〜中音域の裏声」の練習です。
以前は高い裏声ばかり意識していたんですが、低いところの裏声を丁寧に育てたら、声の角が取れて柔らかく出せるようになりました。
ナオキ: そうなんです。低い音域の純粋な裏声が育つと、地声と裏声が滑らかにつながって、ミックスボイスの質がぐっと上がるんですよね。
Sさん: 実際、『ロビンソン』はキー4下げでも苦しかったのが原キーで歌えるようになりましたし、『Yesterday』もキー6下げから原キーまで届くようになりました。自分でも本当に驚いています。
高音が出ない原因は、高音そのものではなく「その下」にあることが多い。
Sさんの変化は、まさにそれを表しています。
ミックスボイスは「思っていたのと全然違った」
ナオキ: ミックスボイスのイメージは、受講前と後で変わりましたか?
Sさん: 全然違いました。以前は「地声に裏声を混ぜる」ものだと思っていて、感覚がまったく掴めなかったんです。
実際は、裏声をベースにつないでいき、そこに地声感を少し足していくという体感でした。
ナオキ: 歌っている本人は「裏声っぽすぎないかな?」と不安になるんですが、録音を聴くとちゃんと芯のある太い声になっているんですよね。
Sさん: まさにそれです。最初は「こんなにラクでいいの?」と戸惑いました。でも録音を聴いて、「こんなに太く響いてるんだ」と納得できました。
声が変わって、日常にも自信が生まれた
ナオキ: 歌以外で変化はありましたか?
Sさん: 職場のプレゼンや会議で、自分の声に自信を持って話せるようになりました。周りから「いい声になったね」と言われることもあって、それがすごく嬉しかったです。
ナオキ: 声は一生付き合う相棒ですからね。これからの目標は?
Sさん: 基礎が整ってきたので、次は表現力や抑揚を磨いて、いつか歌配信にも挑戦してみたいです。
この対談から学べる3つのポイント
① 高音に悩む人ほど「低い裏声」を育てる
高い裏声ばかり練習しがちですが、地声と裏声の架け橋になるのは低い裏声です。喉の力みを抜く土台にもなります。
② 「体感」と「録音」のギャップを受け入れる
良いミックスボイスは、体感ではかなり裏声寄りでラクに感じます。不安なときこそ録音で客観的に確認するのが上達の近道です。
③ 「地声が低いから」で限界を決めない
キー4〜6つ下げが必要だったSさんも、1年で原キーに届きました。解剖学・生理学に基づいたトレーニングを積み重ねれば、声は変わる可能性を十分に持っています。
一人で悩まず、まずは相談してください
「自分の声のタイプがわからない」
「ボイトレに通っているのに変化を感じない」
そんな方は、ぜひ一度公式LINEからご相談ください。
今の声の状態を見て、あなたに合った練習メニューをご提案します。