
【実食レポ】 「森八」(石川県金沢市) くずきり
あまり言わないようにしていますが、毎日暑いですよね…
というわけで涼しげなおやつ!「くずきり」をいただきました。
今回いただいたのは、「森八」さんのくずきりです。
寛永2年(1625)創業の森八さん。
ちょっと珍しいと思うのが、女将がバンバン外に出ている(HPでも)こと。
社長は旦那さん(中宮嘉裕さん・18代当主)です。
「1995年、370年の和菓子の老舗「森八」が倒産の嵐に巻き込まれた」そうで、社長さんと女将さんとで乗り切ったという背景があります。
代表銘菓は、落雁の「長生殿」、あんを求肥で包んだ「千歳」、「黒羊羹」です。
また、本店はお菓子の販売をしているほか、「金沢菓子木型美術館」や「森八茶寮」も併設しています。
ほかにも落雁手作り体験をしたり、特製弁当をいただくこともできます(数量限定)。
そして関東には店舗があります。

関西に住んでいると、葛といえば吉野ですが、こちらは「宝達葛」(ほうだつくず)が使用されています。
宝達葛(ほうだつくず)とは
能登半島最高峰・宝達山(637 m)のミネラル豊富な伏流水と厳冬の冷気が育む銘品「宝達葛」。寒中に手練りされるその葛は、粘りの強さとなめらかな舌触りが格別です。加賀藩御用葛として450年以上重用され、徳川将軍家や大正天皇にも献上された由緒を誇ります。森八は、この伝統ある製法で作られた宝達葛を菓子づくりに生かしています。

出てくるところが格子になっている専用容器に入っていて、後ろから押し出しますが、最初に結構力がいるくらいしっかりしていました。

添付の黒蜜をかけていただきます。
HPを見ると、氷水に浮かべて、小鉢に入れた黒蜜をつけていただくのもおすすめされていました。
できるだけ冷たい方が美味しいってことですね。

黒蜜は、「沖縄黒糖に和三盆糖と金沢醤油で仕立てた自家製黒蜜」で、とても香りが高くて美味しいです。
やはりくずきりの黒蜜って大切ですよね。
葛は、押し出すのは力が必要だったけれど、意外と弾力は少なめでツルッと滑らかでした。
季節を感じるお菓子も、また良き。
↓ そして「くずきり」といえば、鍵善さんも外せません