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Photo byosu_ellie

ど田舎に移住した私が、自費出版をやめて税金で本を作り全国流通させるまで

    たぶん珍しいことなので残しておこうと思うのですが、需要ある?大丈夫?
    私がこの一年半で叶えたひとつの夢のお話を書こうと思います。

    都会から田舎へIターン移住

    私は2024年の6月に地域活性化起業人として、兵庫県の新温泉町に移住しました。

    地域活性化起業人とは、三大都市圏に所在する企業の社員を地方自治体に一定期間派遣し、その専門知識や経験を活かして地域課題の解決や活性化に取り組む制度のことです。企業、社員、自治体の三者にとってメリットがあり、地方創生の重要な取り組みの一つとして位置づけられています。

    遡るときりがないですが、2023年の年末に祖母の住む新温泉町の役場に電話をかけて「仕事させてください」と直談判したのが全てのはじまりです。


    東京、大阪とコンクリートジャングルで生きてきた私にとって、田舎暮らしは衝撃の連続でした。夜がちゃんと暗くなるとか、ゴミ当番が回ってくるとか、近所のおばちゃんから大量の野菜をもらう日常に、お口あんぐりの日々。


    その光景が新鮮であるうちに私は原稿を書き始めました。移住してすぐのことです。当時は「いつか自費出版できたらいいな」くらいに思っていました。

    「自費より町の仕事としてやりなよ」

    原稿を書き溜めて、いくつか自費出版の会社に問い合わせをしていたときのことでした。


    会社(旅行会社)の先輩に状況を話してみると、「それ、町の仕事としてやりなよ」と言葉をもらったのです。え?町の仕事???この私の趣味を????


    当時の役場の課長に聞いてみました。
    「移住してからの話を書籍で出すとかありえますか」
    「移住定住の文脈でありかもねぇ」
    なくもなさそうな顔をされた。まじ??いいの???


    お世話になりまくっている係長に「まじでありなんですか」と駆け寄って、「とりあえず企画書出してみて」と言われる展開に。


    「企画書〜〜〜〜きらいじゃ〜〜〜〜〜でもやるしかねぇ〜〜〜〜」


    自分の原稿を「町のために」書籍化する展開になるなんて誰が想像したよ!なんて思いながら、公共性と私性のバランスを整えて企画書を出すことに。


    \\\\ 通った ////


    結果、2025年の「起業人発案事業経費」を使って実行しようという流れに。うぉーーーーーーーーい、すごい展開になってるよおばあちゃん〜〜〜。

    ここで移住半年のできごと。濃いわ。

    公費を使うってこんな大変なの?公費使用書地獄

    時がすぎて2025年5月。いよいよ書籍制作開始です。


    何が大変って、「公費を使う」ための行程の果てしなさよ!!!起案書、見積社一覧表、見積書結果表、着手届、、、、(覚えきれてない)
    なんかとにかく10個以上書類作った気がする。原稿より大変だった。


    「税金だもんなぁ☺️大変じゃのう☺️」

    とエリート公務員に囲まれながら、書類作成に勤しみました。公務員はまじですごい。

    そうして無事承認が降りて事業に着手するのでした。


    次回、いよいよ書籍制作開始!

     
     
    物書き|半地下から眺める景色|詩的エッセイはsizu 著書「身の丈以上の平凡」「半地下から見上げる」 https://sizu.me/wakasan

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