
空から届いた手紙を雨の日の傘で今こそ受けよう
誰もいない深夜のホーム。乗り遅れた終電の後に来るのは、回送列車でも夜汽車でもなく土砂降りの雨だった。
帰る術のなくなった俺はふと思い立ち、役に立ちそうもないビニール傘を逆さまに開いた。
「空と俺との間には〜」
昔の歌にのせて口ずさむ。冷たい雨のなか、こうして傘を凹みとして掲げれば、まるでパラボラアンテナだ。
「空から届いた手紙を雨の日の傘で今こそ受けよう」
完全に冗談のつもりだった。だがその瞬間、ビニール傘が青白く発光し、何者かが脳内に直接語りかけてくる。
『ワタシノコエガキコエマスカ』
それは、はるか深宇宙から届いた未知の知的生命体によるファーストコンタクトだった。
『現在、ソチラノ惑星デ大流行中ノ奇病ニタイシテ「恋ヲ忘レル処方箋」ノデータヲ送信シマス』
宇宙人は、俺の孤独な佇まいを「深刻な精神汚染」だと認識したらしい。救済のデータは、今も雨粒とともに俺の傘へと降り注いでいる。
土砂降りの深夜の駅のホームには
中島みゆきよく似合うかな
なんとなくAIと作成。
読んでくれた方、ありがとうございます〜