メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bytownnote

「殺し屋の営業術」感想 営業したくなった

     圧巻のラストに舌を巻くことになりました。江戸川乱歩賞受賞作の「殺し屋の営業術」、作者は野宮有さんです。この方も九州の方なんですね〜。なんか親近感湧きます。

    ミステリ?
     今作はミステリですが、事件を解決するのではなく、事件を起こす側になります。異色のミステリですよね。簡単にあらすじを書くと、天才営業マンの鳥井が殺し屋に協力して、大金を稼ぐために営業するお話です。堅気の世界の営業マンが殺し屋の世界で通用するのか?フィクションではありますが、駆け引きが面白くて読んでいて引き込まれます。

    ライバル?
     ライバルが登場することも。このライバルが漫画「トリリオンゲーム」の登場人物に似ていてそればかり気になってしまったのはありますが、一旦置いておきます。ライバルとの攻防戦、心理戦とでもいうのでしょうか?この戦いが始まってから怒涛の展開になります。騙し合いにつぐ騙し合い。読者もしっかり考えていないとうっかり騙されてしまいます。

     殺し屋の世界ということもあって、登場人物のキャラが立っていて面白いんですよね〜。読み始めは怖かった人物が、次第に頼もしくなっていくのは不思議な感じがします。ジャイアンかよ。鳥井とともに読者も殺し屋の世界に順応しているのかもしれません。

     堅気の営業×殺し屋という異色のミステリですが、これが上手く絡まって斬新なストーリー展開となっています。営業の鳥井がかなり頭のキレる人物となっていますので、読んでいる側も感嘆するほどです。いや、作者の頭がキレるのか。

     アクションあり、推理ありの最高のミステリ小説をぜひ読んでみてください!ミステリ、ハマってしまいました〜。他にも面白い作品がないか、働きながら探してみたいと思います笑。うむ。

    ↑他のミステリはこちら

    ↑本屋で働いています

    #こうぶつはもみあげ

    この記事が参加している募集

     
     
    書店員の生活記録 本は読むより買う派です 海外旅に行きたい! 好きなもの→バイク、旅、自然、本 合言葉「こうぶつはもみあげ」 九大百冊チャレンジ中

    あなたへのおすすめ