
【小説・168文字】飛び込みたい衝動
月を見ると私はいつも気が狂いそうになる。
今宵も満月を見ておかしくなった。
猛スピードで走り抜ける車のヘッドライド。
私は今日も飛び込みたい衝動にかられた。
車を正面にして正気に戻る。
危ないっ、逃げなきゃ。
でも間に合わなかった。
キキーッ、ドン!!
額から赤い血が流れる。
薄れていく意識の中、近づく運転手の声が聞こえた。
「これだから猫は嫌いなんだ」
創作裏話
この小説は何十年も前に書いたネタをこのnoteで再現したものです。
当時は夜のネオン街を歩く情景描写を少し長めに書いて引っぱったのですが、短い文章がいいと言っている今の自分が、昔の自分に見本を見せるためにリライトしてみました。
2026/09/26 8:30執筆終了
作品本文の執筆所要時間:3分38秒
創作裏話の執筆所要時間:2分03秒
公開するために編集をした時間:約1分
執筆時間の合計:7分以内
#シロクマ文芸部 #月を見る #みちばらん #短編小説 #創作記録