メインコンテンツへスキップ
見出し画像

やさしさと勘違いするなよ

    優しくて、柔らかくて、断らない人ってなーんだ。
    答え 優柔不断な人。


    空がどんより曇っている。
    寒くなってきたからカーディガンを買っちゃおうかな、なんて思っている。肌寒いときに羽織るやつ。
    ネット通販でお手頃のカーディガンを見つけた。
    しかしLサイズにするかXLサイズにするかを延々と悩んでいる。
    小生、確かに背丈はあるが、痩せぎすである。そのため毎回適切なサイズ選びに苦労している。しかも昨今のオーバーサイズの流行のせいもあって、ますますサイズ選びが難しく、決めかねている。実店舗で試着すれば良い、というのは完璧なソリューションではある。実現不可能だってことに目をつぶればよぉ。


    優柔不断だ。
    自認としてそうだし、周りからもそう見られているな、と自覚している。
    ぐにゃぐにゃと言いたいことがあるんだか、ないんだかわからないことを書き連ねてはいるけれども、これだけは言えます。
    ワタクシ、優柔不断だということだけは断言いたします。

    何かを決めるときにこんな思考がぐるぐるしている。

    良い決断をしたい。
    後悔したくない。
    失敗したくない。
    損したくない。
    もっと良い選択肢があるはず。

    そういう思考になったのには理由があって、きっとこれまでの人生で何かを決めたときに、良く考えないで失敗やら後悔をした経験があるから。
    なのだろうか?

    そういう経験ある?
    特には具体的には思いつかないな。
    たぶんあるんだろうけど、即決して失敗したことと、熟慮して失敗したことっておんなじくらいなんじゃないかな。

    選ばなかった方の選択肢について正確に評価することは難しい。選択肢の吟味には時間がかかるし、経験しなかったことを高く見積もってしまいがち。

    ハイキングをしていて右の道を進むか、左の道を進むか、の二択があるとする。
    とりあえず右を選んで歩き出す。峠からは美しい景色が見えて、綺麗な湧き水を見つけた。でもヘビに噛まれそうになったり、道に迷いそうにもなって、日が暮れかけたときにやっとゴールに着いた。

    そんなとき左の道を行けば良かったのか。というとそんなに単純な話ではないだろう。
    左の道には別の美しい景色があり、別の困難があったのかもしれない。それは実際に行って体験してみなければ分からない。左の道は、なんの面白みもない安全な眺めも良くない舗装路だった、ということもありうる。

    体験しなかった経験は体験できないのだから、結局、どちらが良かったかなんて、後から評価することはできない。並行宇宙が無限に分岐していき、過去に戻ることは難しい。

    あるのは、後悔する可能性があるかないかだけ。
    そして何を選んでも後悔する可能性はかならずある。未来を完璧に予想することはできないから。

    ヒトは、何かしたことよりも、やらなかったことを後悔すると言う。であればできればやる方を選んだ方がいい。後悔はしないほうがいいからな。

    必要なのは正しい選択をすることではなくて、判断のための基準をもつことなんだろう。

    基準をしっかり持つというのは価値観の話になってくるし、僕は価値観だってブレブレなので、そうなってしまうと、どうすればいいのかわからない。

    ちなみにカーディガンはLサイズにした。


    あなたへのおすすめ