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「上手く書こうとするほど、書けなくなった夜の話」

    書けない夜って、
    どうしてこんなに苦しいんだろう。

    書きたい気持ちはあるのに、
    言葉がどこかへ逃げていく。

    頭では「完璧じゃなくていい」ってわかってるのに、
    いざ書こうとすると、
    心の中の誰かに「それでいいの?」って言われてる気がして、
    指が止まってしまう。

    それでも、
    私は書くことをやめたくなかった。

    ⸻

    ある夜、
    いつものようにSNSを眺めていたら、
    同じライターさんがこんな言葉をつぶやいていた。

    「昨日は1文字も書けなかった。
    でも、それも必要な時間だったと思う。」

    その一文を読んだ瞬間、
    少しだけ泣きそうになった。

    あ、書けないのって私だけじゃないんだ
    そう思えた瞬間、心が少し軽くなった。

    その日、私はスマホのメモを開いて、
    「書けない」って3文字だけ打った。

    たったそれだけなのに、
    なんだか救われた気がした。

    ⸻

    上手く書こうとすればするほど、
    いつの間にか
    “誰かに評価されるため”に書いてた気がする。

    「いいね」が欲しくて、
    「反応がある言葉」を探して、
    本当の自分の声を
    どこかに置き忘れてた。

    でも、
    たとえ拙くても、
    心から出た言葉にはちゃんと温度がある。

    上手く整ってなくても、
    その文章にしかない温かさがある。

    そのことに気づいた瞬間、
    少しずつ「書けない夜」が怖くなくなっていった。

    ⸻

    書けない夜も、
    それを“書けない”って言葉にできたなら、
    もうそれは前に進んでいる証拠なのかもしれない。

    書けなくてもいい。
    でも、
    書くことを諦めない自分でいたい。

    そんな夜を重ねながら、
    私は今日も、
    少しずつ自分の言葉を探している。

    ⸻

    🌙次回予告

    次のnoteでは、
    「誰かと比べて苦しくなった夜」について書きます。

    自分より上手な人を見て落ち込んだり、
    自信をなくした夜の話。

    比べないって難しいけど、
    それでも書きたいと思えた理由を、
    次回、言葉にします。

     
     
    AIと人の感性を掛け合わせ、映像・音楽・イラスト・物語を制作するクリエイティブブランド。 美しさだけでなく、その奥にある感情や時間まで描く。 オリジナル作品、制作の裏側、独自の表現技術を発信しています。 存在しないものに、忘れられない存在感を。

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