第19回「2025.6.12 news every.」と「羽生結弦、五輪連覇を目指した理由の1つ“説得力”とその使い方」の記事について。
みなさん、こんにちは。大木雄貴です。
羽生結弦選手が6月12日(木)、日本テレビ系列「news every.」に出演しました。2月25日に岩手県大船渡市で発生した山林火災関連の取材でした。山林火災の被害と現状に加え、地元中学校での取り組みも。中学3年生は避難所運営側、1~2年生は避難する側の立場で訓練をするそうです。
自分が恥ずかしくなりました。おそらく、僕なんかよりここで少しでも訓練を受けた学生の方が、ひっ迫する現場では「何をすべきか」「どうすべきか」の判断と行動がクリアーだと思います。
山林火災に話を戻しましょう。地元の漁業の被害と現状を伝えていました。宮城県の水産会社から定置網(手直しは必要だが)を借りることができたことなどが放送されました。例年より1カ月遅れとはなったものの、放送日から漁業が行なえたとのことでした。
漁協の定置網漁リーダー・千田さんは、仕切りに「網をお借りできたことだけでもありがたい」と言っていました。
ただ、綾里漁協の定置網漁のピークは5~6月とのこと。1カ月遅れはかなりのダメージのはずです。それを察して羽生さんは「じゃあ、この時期に何もできないのは……」と述べると「今年は1カ月遅れでも、再開できることがありがたい」と千田さん。この発言から素敵なリーダーだということが伝わってきました。ここの漁業の状況を前進させる、という強い意志を感じました。
忘れかけていました。「記事の記事」シリーズを書くつもりでパソコンを開いたんだった。
今回は2024年9月16日に執筆した「羽生結弦、五輪連覇を目指した理由の1つ“説得力”とその使い方」という記事について。全文はこちら。
この記事は、金沢市内の健民スポレクプラザで行なわれた「能登半島地震復興支援チャリティー演技会~挑戦 チャレンジ~」後の囲み取材での羽生選手のコメントをもとに執筆しました。
この記事の中でも「news every.」がキーとなっています。実は、前々から羽生選手が「五輪連覇が目標」と語っていた背景を勝手に推察していました。
利他の精神を持つ羽生さん。ソチ冬季五輪で金メダルを獲っても口にするのは「無力感」でした。この時期のメディアへの発言、募金や寄付などの行動から「この人って自分のためだけに金メダルを欲しているわけではないんじゃないか」説を勝手に頭に描いていました(まだこの時、僕は中小企業の営業マンでした)。
それがだんだんとピントが合ってきました。あと、この間に僕が転職して現職に就いたことも影響していると思います。アスリートを見る目や人を見る目など、見る観点、が変わりましたから。
いつかの「news every.」。羽生選手は慣れないなりに懸命に「インターネットサイト 重ねるハザードマップ」の使い方を力説していました。この姿を見た時、僕は「連覇を目指した理由はこれだったんだ」と思いました。
そして、時を経て……。チャリティー演技会後、囲み会見での彼のコメントに触れました。表現が悪かったら申し訳ありません。僕は心の中で「やっと捕まえた!」と思いました。
その会見で彼は「(資金や予算などの)お金もそうです、注目もそうです。ちょっとでも、ちょっとでも力になれたら」と語りました。お金と注目に自分から触れるあたりに、“立派だな”“腹据わってるな”と感じた僕が、金沢にいました。