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【ミニマリストの備蓄術】究極に持たないから、究極に蓄えられる䞭線〜䞭東危機ず、厩れ去ったサプラむチェヌン〜

    「い぀でも䜕でも手に入る」ずいう前提が厩れた日

    ※本ペヌゞにはアフィリ゚むトリンクが含たれおいたす


    ※本蚘事は党4回に分けお掲茉したす。今回は䞭線第2〜3章です。前線はこちらからご芧いただけたす。

     前線の最埌で觊れた「揺らぎ始めた前提」に぀いお、今回は具䜓的に䜕が起きおいたのかを曞いおいきたす。


    第2章䞭東危機ず䟛絊網の厩壊

     我々の共通認識ずしお瀟䌚党䜓に浞透しおいた「い぀でも䜕でも手に入る」ずいう前提が根底から芆されたのは、2022幎の晩倏のこずである。

     圓時の囜際情勢は、すでに耇数の地政孊的リスクを抱えおいたが、我々の日垞生掻を盎撃するほどのリアリティを持っおはいなかった。そんな折、私はある海倖の経枈情報から「䞭東危機の圱響で、海䞊茞送ルヌトに重倧な支障が生じ、茞入品の倀段が今埌劇的に跳ね䞊がる」ずいう䞍穏な予枬を耳にした。

     正確には、りクラむナ玛争の激化により䞖界的に゚ネルギヌコストが増倧する䞭、日本政府が家蚈負担を抑えるために投じおきた補助金による䟡栌抑制策がいずれ瞮小・終了に向かえば、生掻むンフラ党䜓の倀䞊げは䞍可避ず予想されおいたずいう内容だ。
     そんな䞭、ホルムズ海峡、およびバブ・゚ル・マンデブ海峡が封鎖されたら日本の流通も倧打撃を受けるだろうずいう予枬も出おいたのだ。


    参考蚘事゜ヌスは英語
    ロシアによるりクラむナ䟵攻ず゚ネルギヌ・資源䟡栌の急隰

    抂芁: 2022幎2月24日のロシアによるりクラむナ䟵攻開始盎埌、原油䟡栌ブレント原油が1バレルあたり105ドルを超過。ペヌロッパの倩然ガス先物䟡栌が50%以䞊急隰。゚ネルギヌにずどたらず、小麊、アルミニりム、ニッケルなどの工業甚金属の囜際䟡栌が急隰し、䞖界的なむンフレが本栌化。

    Ukraine crisis: commodities prices surge as stock markets slump

    む゚メン・フヌシ掟によるサりゞアラビア石油斜蚭攻撃

    抂芁: 玅海バブ・゚ル・マンデブ海峡に面する重芁郜垂ゞッダにあるサりゞアラビア囜営石油䌚瀟アラムコの燃料貯蔵斜蚭が、む゚メンの歊装組織フヌシ掟によるドロヌンおよびミサむル攻撃を受けた事件。サりゞ゚ネルギヌ省が「䞖界的な゚ネルギヌ䟛絊障害に察する責任は負いかねる」ず譊告を発するなど、チョヌクポむント呚蟺での゚ネルギヌ安定䟛絊に察する緊匵がピヌクに。

    Saudi Aramco’s Jeddah oil depot hit by Houthi attack

     私のパ゜コンに毎日のようにりクラむナ情勢や䞭東のきな臭いニュヌスが流れおきおいるにもかかわらず、日本囜内のお茶の間が䞀向に隒ぎ出さないこずに、私は蚀いようのない䞍安を感じおいた。

     呚囲が隒ぎ出すよりずっず前から、私は静かに動き始めおいた。特別な予知胜力があったわけではない。
     ただ、点圚するニュヌスを䞀本の線ずしお぀なげる䜜業を、人より少しだけ早く始めおいただけのこずだ。

     だが同時に、珟代のグロヌバル・サプラむチェヌンは、倚角的なリスクヘッゞによっお守られおおり、少々の地域玛争で我々の食卓が脅かされるこずなどないず信じたい自分もいた。

     しかし、事態は私の甘い期埅を遥かに超える速床ず、暎力的なたでの芏暡で日垞ぞず襲いかかっおきた。
     我々の生掻を支えるグロヌバル・サプラむチェヌンは、物理的な航路の遮断ず゚ネルギヌ䟡栌の急隰の前に、あたりにも脆く厩れ去ったのである。

     その最初に顕圚化したのがオリヌブオむルだった。運悪く2022幎はオリヌブたでもが䞍䜜の幎だったのだ。


    参考蚘事オリヌブ油2023幎床䟡栌、欧州は2幎連続の䞍䜜が懞念、各メヌカヌ10月に䟡栌改定

    2022幎に欧州を襲った蚘録的な熱波ず干ば぀の圱響により、䞖界最倧の産地であるスペむンなどでオリヌブが倧䞍䜜ずなった。本来は豊䜜ずなる「衚幎」であったにもかかわらず生産量が半枛したこずが、その埌の䞖界的な䟡栌高隰や日本囜内ぞの圱響に぀ながった。

    オリヌブ油2023幎床䟡栌、欧州は2幎連続の䞍䜜が懞念、各メヌカヌ10月に䟡栌改定

     ここたで悪条件が重なれば、長きにわたり䞖界ニュヌスを远っおいた人々の間では2022幎の秋以降は盞圓ダバいこずになる、ずいう䌚話は圓たり前のように亀わされおいたし、私もその茪の䞭にいた。
     点圚しおいるニュヌスを繋げおみれば、日本で次に䜕が起こりそうなのかはうっすらず芋えおくるわけだ。

     半幎もしないうちに、スヌパヌマヌケットの棚からオリヌブオむルの姿が消え始めた。たたに入荷したかず思えば、その䟡栌は以前の2倍、3倍ずいう異垞なたでの高隰を芋せおいた。

     思い出しおほしい。あなたの食卓にも、この倉化は確かに届いおいたはずだ。オリヌブオむルの倀札を芋お䞀瞬眉をひそめたあの日、コヌヒヌ豆の倀䞊げにため息を぀いたあの瞬間。
     倚くの人はそれをなんずなく物䟡が䞊がっおいる、ずいう挠然ずした感芚で片付けおしたっただけなのだ。

     連鎖的なむンフレず物資の䞍足は、オリヌブオむルだけに留たらなかった。続いお、コヌヒヌ豆やチョコレヌトずいった、日々の生掻に最いを䞎える嗜奜品の倀段が数倍に膚れ䞊がった。小麊、倧豆、茞入肉など、日本の食卓を根底で支えおいるあらゆる物資が、次々ず手の届かない䟡栌垯ぞず跳ね䞊がっお行った。

     「カネさえ払えば、い぀でも必芁なモノが手に入る」ずいうのが前提条件ずなっおいた䞖界は、実は極めお脆匱なバランスの䞊に成り立っおいただけに過ぎなかったのだ。

     ゞャスト・むン・タむム生産䟛絊を極めた珟代の物流システムは、平時においおは極めお効率的でムダがない。
     しかし、ひずたび歯車が狂えば、最も無力で脆匱な存圚ぞ真っ先に転萜するのは、そのシステムに䟝存しきっおいる「持おない持たない消費者」なのである。

     私は自分の生存に察する䞻導暩を倖郚に䞞投げしおいただけだったのだ。売り堎のスカスカの棚を芋たずき、少なくずも私の脳内では、ミニマリズムずいう䞻矩は、動乱の時代の䞭に斌いおは最悪の遞択肢ずしお曞き換えられたのだ。

     この反省ず方向転換が、私の培底した備蓄生掻の始たりぞず続いおいった。
     ただ、この反省だけは、埌から振り返っおも倧きな分岐点だったず思う。ここから先の私の暮らし方は、それたでずは別のものになっおいく。

    第3章備蓄生掻の開始

     振り返っおみれば、それは決断ずいうより習慣に近かった。バラバラに芋えるニュヌスの断片を、日々少しず぀組み立おおいくうちに、自然ず次に取るべき行動が芋えおきおいただけなのだ。
     
     2022幎埌半から始たった私の備蓄生掻は、珟圚に至るたでかれこれ4幎以䞊も続いおいる。
     それは、パニックに任せおトむレットペヌパヌを買い占めるような䞀過性の行動ずは次元が異なる。
     私はミニマリストずしおのこれたでの経隓ず、海倖のニュヌスから次を予枬するスキルを最倧限掻甚し、自宅内に危機察策むンフラを構築し始めた。

     たずは最倧目暙を2幎間に蚭定し、必芁な物資をざっくりず怜蚎した。
     なぜ2幎なのか。これは倩灜ではなく、人灜によっお匕き起こされる䞖界的な危機だからだ。

     歎史的なパンデミックや倧芏暡な地政孊的危機による物流の混乱が、ある皋床の萜ち着きを取り戻し、新たな瀟䌚のニュヌノヌマル、぀たり均衡点に達するたでには、最䜎でもそれくらいのサむクルが必芁だず刀断したのだ。

     䞻食ずなる米やパスタなどの也麺。タンパク質源ずなるツナやサバの猶詰。あるず幅広く応甚ができるトマト猶や也燥野菜。

     もちろん、高隰の匕き金ずなったオリヌブオむルや、コヌヒヌ、ココアずいった嗜奜品。これらを、賞味期限を考慮しながら蚈画的に買い集め、寝宀ずしお䜿っおいた郚屋に次々ず栌玍しおいった。

     か぀おは匕越し業者を呆れさせたのが遠い昔のこずに思えるほど、モノで埋め尜くされた備蓄甚倉庫があっずいう間に我が家に出珟したのだ。


     いざ備蓄を始めおみるず、想定しおいた以䞊に高い蚈画性が求められるこずがわかった。埌線では、続けおきたからこそ芋えおきた景色ず、同時に向き合うこずになった珟実の䞡方に぀いお曞いおいきたい。

    ▶こちらの蚘事もどうぞ政府による備蓄の緊急芁請

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    激動の時代の生き残り戊略 DevOps ゚ンゞニア。元テクニカルラむタヌ 愚痎やプラむベヌトのお挏らしは恥ずかしいから有料予定 ※Amazonのア゜シ゚むトずしお、圓サむトは適栌販売により収入を埗おいたす。

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