メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bynanalog

かわいいのはどっちのジャイアンか

    音羽しーなさんの、この記事を読んで。


    綺麗なジャイアン。言い得て妙。すごくしっくりくる。わたしの中にもいる。綺麗なジャイアンが。
    とりあえず当たり障りなく。できる限りの気遣いでもって、どなたにも丁寧に。明るく優しく、いつも笑顔で。

    標準装備。特にリアルライフでは知らないうちに愛想笑いが飛び出すわたしは、これが鎧だと言われたらガチガチに武装してると思う。


    しーなさんはこの状態を好かれるとおっしゃっていて、それは確かにそう。だって、これはわたしの場合だけど、害なす感じじゃないようにしてるもの。

    害なしませんよーって愛想笑いして、敵じゃありませんよーって一生懸命に相づちを打つ。そんな人のことを嫌うのって、あんまりない。下手すると嫌う側が悪く言われるし。

    だけどこれわたしは表裏一体だと思っていて、綺麗なジャイアンって、嫌われることもないけど好かれることもそんなにないと思うのだ。

    正確に言うなら、嫌われることもないし好かれないから、いてもいなくてもよくなってしまう。


    わたしは第一子長女で妹がいるのだけど、わたしから見たら妹ってものすごく人に好かれる。ものすごく。
    彼女が何をしてるかって、自分を偽らずに生きている、と姉として見ていて思う。

    当たり障りのある人って愛嬌があるのだ。かわいいって言ってもらえるのはいつだって当たり障りのある人。

    当たり障りのない人は、綺麗なジャイアンは、「いい人」という認定は受けても「可愛い人」「放っておけない人」「いつまでも見ていたい人」「もっと知りたい人」とはならない。

    そのあたり習得したい場合は、当たり障りのある人になるしかないんじゃないかと思っている。


    いい人なんだよ、多分わたし。上手くやれてる感じもしないけど、表面上はいい人カテゴリのどっかにいる。

    でもこの「いい人」は一歩間違えると「どうでもいい人」になりかねない。ていうかわたしは多分そこだ。

    だから最近は結構圧強めに「おはなし書いて!!!」て言っている。この辺がわたしの当たり障りだって、最近ようやく認識しだした。

    他にも多分あるけど、それはまだ出せてない。思い当たらないぐらいナチュラル当たり障りない人をやりすぎて、もうよくわからないけど。


    だからね、しーなさん。
    これは、しーなさんがわたしと似てるって信じて言っちゃうけど。
    きたないほうのジャイアンしーなさん、わたしはもっと見たいです。だってもうわたしはしーなさんのこと好きだから。いい人だし優しいし、それだって絶対しーなさんの持ってるものなんだけど、それは揺るがないけど、それだけじゃないものも持ってるって知ってるから。

    しーなさんの深淵だって見たいんですよ、わたしは。
    わたしも頑張って見せるから。しーなさんの深淵を覗きながら、わたしの深淵も出してくから。


    と、しーなさん宛てみたいに書いてるけど本当は他の人でももっときたない方のジャイアン見せてほしいって思ってる人いっぱいいます。みんなで汚いとこ、もといかわいいとこ、小出しにしてこ。それがこのまちの、おもしろいところでしょ。



    ▼楽しくおはなしを書くためのオンライン創作コミュニティやってます。参加無料なのでふらっと遊びに来てください。

     
     
    恋愛創作家であり、創作愛好家。BLGL男女問わず、現代の日常にいるふたりを描く。小説や散文詩、ときにエッセイを執筆しつつ、創作の楽しさや奥深さ、書き方についても研究・考察・実験中。

    あなたへのおすすめ