
日記|2つのバケツの使い道
「ハロウィンパーティーしたい!」
6歳長女の要望に、渋ること約一年。
「今年は2歳次女も一緒に楽しめるかな」と、満を持してセリアでハロウィングッズを購入することにした。
とはいえ、私はハロウィンを楽しむ習慣がなかった世代。あの黒・オレンジ・紫色のイベントの正しい楽しみ方が今ひとつ分からない。
ただでさえ、おもちゃでゴチャついた部屋をこれ以上カオスにしないため、
「お店で買う飾りは、ひとり2個までにしよう!」
と言うと、2歳次女はなぜかバケツを2つ手に取る。
一つはプラスチック製のかぼちゃバケツで、もう一つはブリキ製だ。
なんで2個ともバケツ……?お菓子をたくさん入れたいのかな?
不思議に思いながら帰宅すると、「トトロしよー!」と満面の笑みで誘ってくるではないか。
そうか。次女はブリキのバケツでトトロの物語を再現しようとしていたのだ……!
おばあちゃんに「川で水、汲んで来ておくんな」と言われたときの場面を。
サツキ:「メイは、そこで待ってな。」
メイ:「お魚とれた?」
きっとブリキのバケツを見つけた瞬間、「これはっ……!」と閃いたに違いない。
小さなバケツで何度も川を往復し、花に水をあげる次女。
こぼさないよう、ソロリソロリと歩く歩幅がかわいい。
「夢が叶って良かったねぇ」
ほっこりしたのも束の間、次の日もまた「トトロしよ〜!」と川に連れて行かれそうになったので「お風呂場でやってくれないかな……」と母は白目になるのだった。
※あとで知ったのだが、ブリキのバケツは濡らしてはいけないらしい。