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牛すじの白樺派カレー

    久しぶりに牛すじが安かった。カレーを作るつもりで圧力鍋にかけたところで、ルウの買い置きがなかったことに気づいたので、自分で作ることにした。どうせ作るなら、白樺派スタイルでいこう。

    【白樺派のカレーとは】

    あなたはご存知だろうか、千葉県は我孫子市の名物である「白樺派のカレー」を。どうもPRにあまりやる気が感じられず、県民でも耳にする機会は少ない。

    白樺派の文人が愛したカレー(の再現)ということで、一言で言えば味付けに味噌を使ったカレーである。本来は粒味噌を使うという。

    ただし、発案者は白樺派ではなくイギリス人のようだ。ここからは私の推測になるのだが、おそらくインドのダルカレー(豆のカレー)を再現しようとしたのではあるまいか。

    特に決まったレシピがあるわけではない。検索すると給食用のレシピが出てくるのだが、ちょっと材料が複雑なのと、味付けに使う味噌の割合が低い(子供6人前で大さじ1杯と、隠し味程度)のが気に入らない。参考にはなるが。

    【矢木羽研式・白樺派のカレー】

    ここからは私のオリジナルレシピである。といっても決まった材料や分量は存在しない。考え方として参考にしてほしい。

    【煮込む】

    まずは味噌汁を作る。つまり肉や野菜を煮込んだところに味噌を入れて、「味噌汁としてちょうどいい」くらいの加減に味をつけるのだ。出汁については肉メインなら入れなくてもいいと思うが、好みでコンソメや鶏ガラ顆粒などを加えてもよい。味の素を入れるのも手。

    逆の発想としては、豚汁や味噌鍋のリメイクとして作るのもありだ。とにかく最初は味噌汁を作る。これがポイントである。

    カレーとしてはやや薄味になるかも知れないが、あとからケチャップやウスターソースで調整するので問題ない。

    入れる野菜や肉はお好みで。必要なら下ごしらえ(たとえばレンチンして炒めるとか)もすること。このあたりは一般的なカレーを作る場合と同じである。

    今回は牛すじと玉ねぎ・人参を圧力鍋で煮込み、後からじゃがいもを加えた。玉ねぎは圧力で煮ると原型がなくなるので、2段階に分けて入れる手もある。

    【ルウでとろみをつける】

    味噌でしっかり味がついているので市販のルウは向かない。よってルウを自作する。といってもフライパンで炒めるなんて面倒なことをする必要はない。鍋は1つでOKだ。

    基本は、お玉の中に小麦粉とカレー粉を入れて煮汁で溶く。この写真は今回のものではない(肉は普通の豚肉)が、やり方は同じなので。大さじ1杯ずつくらいを少しずつ溶かしていくのがコツ。まあ多少ダマになっても気にしない。

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    写真では小麦粉とカレー粉に加えてバターも入っているが、今回は牛すじを使ったことでかなりの油脂があるのでバターは省く。逆に市販のルウを使う場合、一旦冷ましてから(凝固した)油脂を取り除くなどの工程が求められる。

    なおカレー粉と小麦粉は必ずしも同量である必要はないし、同時に混ぜる必要もない。実際は小麦粉のほうをやや多めにしたほうがバランスが取れる。

    ただ、先ほどのレシピだとカレー粉小さじ2に対して小麦粉大さじ6(小さじだと18杯分で、カレー粉の9倍)で、これはさすがに小麦粉の比率が多すぎだと思うのだが。子供向けの甘口だとそんなもんなの?

    【味を整える】

    味噌だけだとさすがに地味なので、ケチャップやソースなどを大さじ1くらい(4人前の場合)ずつ入れて調整する。今回はキムチの素も入れたりした。最後にヨーグルトを入れて全体をまろやかにしていく。

    【寝かせる】

    自作ルウだと重要な作業。市販のルウはすでにじっくり煮込まれているので溶かしただけで仕上がるのだが、さっきまで粉だったカレーがスープに馴染むのはやや時間がかかる。

    一晩寝かせれば言う事なしだが、最低でも一度冷ましてから再加熱するくらいの時間はほしい。

    【完成!】

    盛り付けはお好みで。今回は庭で収穫したバジルの葉を散らしてみたり。

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    Web小説書き。ゲームと料理とファンタジー、それと明るいエッチなやつが好き。AIアート大好き。料理は手間とコストをかけず、レトロゲームは実機至上主義者です。投資家と商材屋と驚き屋が嫌いだから見たらブロック。 Amazonアソシエイトプログラムに参加しています。