メインコンテンツへスキップ
見出し画像

Sip

    私の好きな英単語のひとつが'sip'。辞書的には、「(~を) 少しずつ飲む」などと書かれている。

    I like to sip hot sake on cold days.
    (寒い日に熱燗をチビチビ飲るのが好きだ。)

    このセンテンスから、熱燗をすすっている、チビチビ飲んでいる、という情景や雰囲気が日本語訳以上に見えるのではないか?

    このセンテンスの出処は、私が愛聴しているNHKラジオの語学番組「ニュースで学ぶ 現代英語」である。

    とある回のスモールトークで、講師でジャーナリストの大門小百合氏が、ネイティブ・スピーカーの翻訳家 トム・ケイン氏に発した言葉である。

    コーヒーなど熱い飲み物をsipする、とか、ワークアウト中に水分をsipする、などは日常会話でよく使うが、なるほど!熱燗にも使えるのか!と、ハタと膝を叩いてしまった。

    訳では「熱燗」と書いたのだが、この文脈なら、ぬる燗でも人肌燗でもなく、やはり熱燗だろう (飛び切り燗はちょっとやりすぎ)。

    その熱いヤツを、こたつで鍋でもツツきながらsipする情景は、余りにノスタルジックで昭和的ながらも、酒を飲める人にも飲めない人にも、(ある程度の年代以上の日本人なら) 共通して思い浮かべるのではないだろうか。

     
     
    ・日本酒サービス研究会 (SSI) 唎酒師 (2011年取得)。 ・四合瓶で税抜き2,000円までのデイリー酒専門。 ・飲み方やマリアージュは完全無視。なんなら燗で通す。 ・将来 (定年後) の夢は、お燗番、英語での日本酒ガイド。体力があるなら杜氏。

    あなたへのおすすめ