
「自分のため」に相手を許す。
「誰かを許すのはその人のためじゃない。許せない相手に自分の人生を支配させないためだ。」
怒りや恨みを握ったままでいると、自分の人生が重たくなる。
心が囚われると、視野が狭くなる。
許すことにより、自分の心が軽くなる。
弁護士をしていると、依頼者が対立する相手を憎んでいることが往々にしてあります。
そんな状況になると妥当な落としどころでの解決ができず、紛争は深刻化・長期化し、心が削られます。
相手への怒りに囚われることによって、「リスク」(=解決までの経済的・時間的・精神的な負担)を管理できなくなります。
そんなとき、先のような言葉をかけてあげたいと思います。
弁護士の仕事は「依頼者の利益の最大化」です。
そこでいう「利益」には、目先の経済的なもののほかにも、中長期的に見たときの「経済的・時間的・精神的な負担を減らすこと」も含まれると、私は思っています。
「自分のために、相手を許す。」
心に留めておきたいですね。