メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byyokomare

天の川をわたる(毎週ショートショートnote)

    あたらよの終わりを告げる無数のカササギ達の声。もうすぐ暁が訪れる。あともう少し、あともう少し。暁が訪れると彦星と別居の日々が訪れる。
    カササギ達は一年に一度、私達夫婦の逢瀬を助ける橋となる。
    私から彦星の元へ、彦星から私の元へ。天の川の中央、約一時間程かけてたどり着く場所。
    カササギを追い立てながら一歩一歩行き、カササギにまだねぐらに帰らないでと懇願しながら帰る。
    およそ1500歩程のその距離が気が遠くなる。

    お題はこちらの「七夕の歩幅」より。

     
     
    イラストを描いたり、ショートショートを書いたりしています。

    あなたへのおすすめ