
女性を取り巻く課題を学んだ、中3男子が伝えたいこと
みなさん、こんにちは。
「世の中ちょっと良くする部」事務局です。
先日、第3回目の未来会議を実施しました!
順天堂大学の吉澤裕世先生と筑波大学の松島みどり先生に登壇いただき、
吉澤先生からは女性の体型についてボディイメージという考え方とともに紹介いただき、
松島先生からは妊娠・子育て期の女性が抱える課題について、からだとこころに起こる変化を交えて、生徒の皆さんと一緒に解決策をディスカッションいただきました。
女性を取り巻く課題について学んだ中学3年生が、どんなことを感じ、何を学び、そして「これから自分は何を伝えていきたい」と考えたのか。その率直な思いや気づきをご紹介します。
今回の未来会議では、「ボディイメージ」と「子育て女性の課題」について学びました。
特に印象に残ったのは、「痩せたね」という何気なく聞こえる言葉についてです。自分は今まで、相手を褒める言葉として使われているものだと思っていました。しかし、その言葉の背景には「痩せている=かわいい」、「太っている=価値がない」といった無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)が含まれていることを順天堂大学の吉澤先生に教わりました。また、痩せていることが必ずしも健康とは限らず、思春期の過度なダイエットは将来の健康にも大きな影響を及ぼす可能性があることがわかりました。
さらに、SNSのアルゴリズムによって細く理想的な体型ばかりが表示され、「これが普通」という感覚が生まれてしまうという話も印象的でした。普段何気なく見ているSNSが、自分の価値観や体型に対する考え方に大きな影響を与えていることも教えてもらうことができました。
後半では、筑波大学の松島先生から、子育て中の女性が抱える課題について学びました。育児による身体的・精神的な負担だけでなく、「母親は子供を優先すべき」という社会的プレッシャーや、夫婦間の認識のギャップが、母親を孤立させてしまう要因になっていることを知りました。特にパートナーが女性特有の健康課題を理解するだけでも、家庭での考え方など、行動が大きく変わるという話はとても自分の印象に残りました。
このようなことから、自分が今回、SNSで発信したいことは、理想の体型を目指すことではなく、健康で自分らしく生活できることに価値をおくという考え方です。対象は主に10代から20代です。この年代はSNSの影響をかなり受けやすく、周囲と自分を比較してしまうことが多い時期だと思います。しかし、そのみているコンテンツはSNSによって加工された写真や動画、自分のベストを一時的に撮った瞬間が多く投稿されており、それの全てが現実とは限りません。だからこそ、画面に写っている見た目だけで自分や他人を判断するのではなく、内面や自分自身の健康や生活を大切にする考え方を一人でも多くたくさんの人に広めたいと思いました。
(中学3年生・男子生徒)
このような想いが少しずつ広がり、一人ひとりの行動につながることで、世の中をちょっと良くしていく力になれば嬉しいです。