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トドロキッシシモ

    音楽記号“フォルテ(f)3兄弟”と、
    漢字“木3兄弟”について勝手にお話します。

    【フォルテ(f)3兄弟】
    フォルテ(f)・フォルテッシモ(ff)・フォルテッシシモ(fff)

    【木3兄弟】
    木(き)・林(はやし)・森(もり)

    Yomopedia

    (メゾフォルテにはちょっと引っ込んでいてもらいます)

    音楽記号のフォルテ(f)は“強く”を意味します。

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    フォルテ3兄弟
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    木3兄弟

    同じ文字が同じ回数増えているという共通点しかないのですが
    6歳の頃の私は雷に撃たれたくらいのノリで
    「スゲエことに気付いた。」
    と思っていました。

    フォルテ→フォルテッシモ→フォルテッシシモ
    の流れでいくと、
    キ→キッシモ→キッシシモ
    とするのが当然なのですが、
    今以上にアホだった6歳の私は
    キ→ハヤッシモ→“ハヤッシモシモ”
    と言っていました。
    気付きましたか?

    ハヤッ“シモシモ”

    シモシモじゃない、せめてシシモと言ってくれ。
    フォルテッシシモのことも、フォルテッ“シモシモ”と言っていました。
    今なぜか、「モ」だけがゲシュタルト崩壊しています。
    さらに突っ込むと、
    木はキ、林はハヤシと読んでハヤッシモとしているのに、森はモリにせずハヤッシモシモなんて言っているんです。
    法則に則れば、せめてモリッシモシモ、いや、
    モリッシシモじゃないですか。
    こうしておいてくれれば多少は頭脳明晰感を醸し出せたかもしれないのに。
    そもそも、“木”の字が増えても“木”が強くなるわけでもないですからね、全く頭脳明晰ではないですね。

    【木】
    地上部の茎が木質化している植物。樹木。
    【林】
    樹木の集まり生えた所。
    【森】
    樹木がこんもりと生い茂った所。

    デジタル大辞泉

    強さというよりは“量”を表しています。
    そして忘れがちな“林”と“森”の違いも再確認しておきましょう。

    【林】
    人間の手で管理されているところ。
    特定の種類の“木”が複数植えられている。

    【森】
    木が自然に生えているところ。
    特定の種類ではなく、様々な“木”が自由に生えたり枯れたりしている。

    WOODONE HP

    林のきちんと感、森のフリーダム感、どちらがお好きですか?
    正直、どっちでもいいですね。
    でも、ある日クマさんに出会いたい方は“森”一択でしょう?
    学生時代、林先生という森の如くフリーダムな先生がいたのですが
    私の論を成立させるために林先生改め森先生にしていただく必要が出てきました。
    先生のいる病院はわかっているので、近日中に凸しますね。
    (冗談です)

    そんなことより、
    フォルテ3兄弟はfが常に横並びであるのに対し
    木3兄弟は、林では木が横並びなのに森になった途端に木が組体操の如くピラミッドを形成してくるの面白くないですか。
    私にとっては面白いんですけど、こうなってくるとつい思い出してしまうのが“轟とどろき”です。
    “車”によるピラミッド形成です。
    さながら輸出される車の様子にしか見えない“轟”という漢字。
    車も木同様、
    車・䡛・轟と横並びからのピラミッド形成可能なのですが
    クルマ・クルマッシモ・クルマッシシモという響きが個人的にいまいち面白くないんですね。
    で、“䡛”の読み方が“エキ”なんですね。
    エキッシモもなんだか違うんです。
    語感が気に入らない。

    そこでこれです。

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    そうそうこれこれ。
    私好みの語感と見た目になりました。

    トドロキッシシモ
    の爆音感。
    滝廉太郎タキレン氏的な日本音楽界の巨匠の楽譜には
    フォルテ(f)ではなくこちらの“轟”を使用していただきたいです。

    なお滲出性中耳炎に対する鼓膜切開術で聴力が蘇った娘、
    私が術前の癖でトドロキッシシモ轟×3で話しかけたら
    「ウッワうるさ!!!」
    などとブチギレてきたんですね。
    それまでトドロキッシシモ通り越してトドロキッシシモシシモでも聞こえないとスタンディング腹からの八つ当たりをしてきたのに。
    結局聞こえても聞こえなくても娘はスタンディング腹なのでこれからもトドロキッシシモで話しかけてやろうと思います。

    あれ?
    フォルテ3兄弟と木3兄弟の姿が見当たりませんね。
    森でクマさんの餌食になったのでしょうか。

    「おーい!」とトドロキッシシモで呼んでみたところでおしまいです。


    トドロキッシシモフォルテッシシモもきちんと再現できる、
    ロールタイプのピアノです。

    使わない時は丸めておけるので省スペースで最高です。

    楽器としてのピアノの正式名称はピアノフォルテなのに“ピアノ”としか呼ばれていなくて
    せめて“ピフォ”とか“ピアテ”にすれば良かったのにと思わなくもない今日この頃。

     
     
    ラブラドールの匂いで肺を満たしたいアラウンドサーティ。 9歳児に親育てされている本末転倒人間。 文字に嫌われた人間が、しつこく文字を掻き集める滑稽な姿を東京の片隅からお送りしております。 ※連載小説も基本的には一話完結として読める構成を目指しているので、おじけづくことなかれ。

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