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【実験】DAWのバウンスは音が悪い?!⓶ Cubase10.5 Proの書き出しとマスターレコーダーでの録音を比較してみた!

    前回の実験の続きです。今回はCubase10.5 Pro (10.5.30)のオーディオミックスダウン書き出ししたファイルとプレイバックをDA-3000で録音したファイルの比較です。

    前回の記事(ProTools編)
    https://note.com/yu_semi/n/n349d38c0e64a

    今回はプレイバック音声とバウンス音声の比較だけでなく、前回使用したProToolsでのバウンス音声&プレイバック音声とも比較しています。

    検証方法

    前回と基本的に同じですが、一応書いておきます。

    ⓵ Cubaseで3分程度の2mix音源にiZotope Ozone9 のEQとMaximizerをインサート
    ⓶ オーディオミックスダウン書き出しをして1つ目のwavファイルを生成(48kHz 24bit)
    ⓷ MOTU UltraLite mk5 のspdif端子からDA-3000へデジタルで出力、⓶と同じサンプルレート、ビットレートで録音して2つ目のwavファイルを生成
    ⓸ 両ファイルをProToolsに取り込みサンプル単位で位置を合わせ片方をインバート
    ⓹ 前回使ったProToolsでバウンスしたファイルやProToolsのプレイバックを録音したファイルとも比較

    ※Cubaseのオーディオミックスダウン書き出しは実時間では行なっていません

    比較の組み合わせ

    ・Cubaseバウンス(単一ch)&Cubaseプレイバック
    ・Cubaseバウンス(複数ch)&Cubaseプレイバック
    ・Cubaseバウンス(単一ch)&Cubaseバウンス(複数ch)

    ・Cubaseバウンス(単一ch)&ProToolsバウンス
    ・Cubaseバウンス(複数ch)&ProToolsバウンス
    ・Cubaseプレイバック&ProToolsバウンス
    ・Cubaseプレイバック&ProToolsプレイバック


    ※単一chは通常のStereo Outのみを書き出しチャンネルに選択して書き出したもの
    複数chは他の適当なオーディオファイル2つと一緒にマルチチャンネル書き出しをしたもの
    (複数chで書き出す意義は前回の記事のあとがきに記載しています。)

    結果

    前回同様、各ファイル間に音質的な違いはありませんでした!(各パターンで片方をインバートしたら99%音声が消えました)

    これも前回同様、3分間の音源の中で2,3箇所プチっという-30dBFS程のノイズが瞬間的に発生する(一瞬だけデータに差異がある)のみで、その箇所以外はノイズすらなく0bitになりました。

    ただ、Cubaseバウンス(複数ch)が絡んだ時だけ、プチノイズの発生回数が約10回に増えました。

    また、Cubaseバウンス(単一ch)&ProToolsバウンスの比較でもプチノイズは発生していました。前回のProTools編の結果には、ノイズが乗った原因の考察として

    おそらくProTools→オーディオIF→DA-3000 の過程のどこかで一瞬だけデータ送信の遅れや欠損が発生してるんじゃないかと私は予想してます
    (DA-3000のクロックソースはオーディオIFのspdifから出ているクロックに設定してます)
    あくまで予想です。もしかしたらオフラインバウンスの方に問題があることもあり得るかもしれません(多分ない)

    ということを書きましたが、DAWでバウンスした音同士でもノイズが入るということは、ProToolsのバウンスが完全無欠という可能性は下がることになります。

    あとがき

    今回の実験結果、私にとっては意外でした。Cubase10.5のバウンスはプレイバック時に比べて僅かに音がこもるような気がしていたのですが、そんなことはないということを実験結果が証明してくれました。ただ、音がこもる感覚を感じていたのはCubase9.5の頃なのでバージョンアップによって書き出しの演算が改善された可能性もあります。
    また、こもりを感じていた時とは条件が異なっています。今回の実験では2mixに2つエフェクトをインサートしてバウンスしているので、複数の音声をミックスする処理は行われていませんが、こもりを感じていた時は、40トラック程をミックスしてバウンスしていたのでCubase内のミックスの処理に問題がある可能性があります。
    あのこもりはプラシーボではないと思っているので、Logic編の後にはCubaseとProToolsのバウンス時のミックス処理とプレイバックの音を比較したいと思います。10トラック程の音声に両者全く同じパラメータのプラグインをインサートしてバウンス&プレイバック録音 という感じで実験する予定です。これは流石に結果に差が出るんじゃないかと予想してます。

    最後までお読み頂きありがとうございます!次回のLogic編もお楽しみに!
    この記事を読んで、納得した!安心した!と感じた方は是非「いいね」を押していってください!

    それでは、良きDTMライフを!


    (ヘッダー画像はSteinberg公式ページからお借りしました)
    Steinberg公式ページ:https://www.steinberg.net/ja/cubase/


     
     

    ゆう

     
     
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