
四万十町の岩本寺で過ごしたひととき
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
「おいしいものを、物語ごと。」旅先で出会ったおいしいもの。その背景にある人や土地の営みも、一緒に届けたい。そんな思いで、旅をしていました。
そんな中訪れたのが高知県四万十町の窪川にある、四国八十八ヶ所霊場第37番札所「岩本寺(いわもとじ)」です。
花や動物、マリリン・モンローも。
575枚の天井絵が迎えてくれるお寺
岩本寺の本堂ふと天井に目がいくと、鮮やかな天井画です。
花や動物など、さまざまなモチーフが描かれた575枚の絵。
その中には、なんとマリリン・モンローの姿などもあります。
厳かな雰囲気のお寺に、カラフルで自由な表現が広がっている。
意外性が、とても印象に残りました。


岩本寺には、伝統を守ることと、新しい表現を受け入れることが自然に共存しているように感じました。
室町時代から続くお寺と、窪博正住職のお話
今回、時間を取ってくださったのが、岩本寺の窪博正住職です。
案内してくださった山内さんが、「四万十のことをなんでも知っている方」として紹介してくださいました。
岩本寺は、室町時代から続く住職の系譜を持つお寺。
住職からは、お寺のことだけでなく、四万十の歴史や自然、地域の魅力を知ってほしいという思いについてもお話を伺いました。
お寺という場所を通して、その土地のことを知ってもらう。
そのために、さまざまな取り組みが行われています。
お遍路という伝統的な旅の形が今も受け継がれている一方で、これまでお寺にあまり縁がなかった人にとっても、訪れるきっかけが生まれるような工夫がある。岩本寺は、歴史を守りながら、今を生きる人たちにも開かれた場所なのだと感じました。
窪川はまだまだ、人が沢山いるからこそ、様々な取り組みや楽しいことができるという話をしてくださったことが印象に残っています。
お忙しい中、こうしてお話を聞かせていただけたことに感謝しています。
お遍路のイメージが変わる? ポップな宿坊「SHETA ROOM」
岩本寺には、宿坊として泊まれる場所もあります。
なかでも印象的だったのが、アーティストSHETAの作品を取り入れた「SHETA ROOM」です。
お遍路というと、静かに歩き、心を整えながら巡る旅をイメージする方も多いかもしれません。
もちろん、それもお遍路の魅力のひとつ。
でも、こんなふうにポップで遊び心のある空間に泊まれるとしたら、少し印象が変わりませんか。



伝統あるお寺と、現代のアートやカルチャー。
一見すると異なるものが、ひとつの場所で出会っているのがおもしろいところです。
お遍路を続けている方はもちろん、アートや地域の文化に興味がある方にとっても、岩本寺を訪れる楽しみになりそうです。
四万十清流アドベンチャーレースのアフターパーティー会場でも
岩本寺には、もうひとつの顔があります。
それが、四万十清流アドベンチャーレースのアフターパーティー会場という一面です。
自然の中で挑戦する人たちが集い、レースを終えたあとに時間をともにする。お遍路の歴史を持つお寺が、現代の冒険や人々の交流の舞台にもなっている。
岩本寺は、長い歴史を受け継ぎながら、さまざまな人を迎え、新しいつながりを生み出していく拠点でもあると感じました。
四国霊場第37番札所 岩本寺前では、遊芸庵というお土産やお遍路用品、深夜2時までやっているBARも運営されています。
岩本寺
高知県高岡郡四万十町にある、四国八十八ヶ所霊場第37番札所。
公式サイト:https://www.iwamotoji-88.com/
四万十清流アドベンチャーレース
※施設の最新情報や宿坊の利用条件、アフターパーティーの開催情報は、訪問前に各公式サイトでご確認ください。