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デジタル管理から10年ぶりに紙へ。2026年に使い始めたほぼ日手帳を、2027年も選ぶ

    「来年の手帳は、何にしよう」

    そろそろ、2027年の手帳が発売される季節。

    新しい手帳のラインナップを眺めながら、次の一年を想像するのは楽しい。

    けれど、今年の私はあまり迷っていない。

    2027年も、ほぼ日手帳を選ぶつもりだ。

    2026年、私は約10年ぶりに紙の手帳を使い始めた。

    紙の手帳から離れていた間は、予定や記録をデジタルで管理してきた。

    いくつかのツールを試したなかで、最も長く続いたのはNotionだった。

    自由にページを作れて、あとから書き直せる。

    検索もできて、情報をきれいに整理できる。

    一時期は完全にペーパーレスにしていたので、デジタルの便利さは、今でもよく分かっている。

    それでも久しぶりに紙の手帳を使ってみると、便利さだけでは測れない価値があることに気づいた。

    まだ2026年は途中だけれど、来年もほぼ日手帳を使いたいと思っている。

    今回は、約10年ぶりに紙へ戻って感じたことと、2027年もほぼ日手帳を選ぶ理由を書いてみたい。

    Notionは続いた。でも、過去の記録は埋もれていった

    Notionは無料だし、写真も入れられるし、拡張性もあって便利。

    デジタルの記録方法としては一番自分に合っていたと思う。

    一方で、書いたものを振り返るには、自分からページを開いたり、検索したりする必要がある。

    情報はきれいに保存されている。

    でも、保存したこと自体を忘れてしまう。

    過去に何を考えていたのか、どんなことに悩み、何を目標にしていたのかが、いつの間にか見えなくなっていた。

    紙の手帳は、目的もなくパラパラとめくることができる。

    すると、以前書いた言葉が突然目に入る。

    忘れていた出来事や、そのときの感情に偶然出会うことがある。

    この偶然性は、デジタルにはあまりないものだった。

    紙の「非効率さ」が、考えや気持ちを整えてくれる

    紙に書いた文字は、簡単には並べ替えられないし、コピペもできない。

    検索もできないし、間違えたら消した跡が残る。

    デジタルと比べれば、効率的ではない。

    けれど、今はその非効率さが心地よい。

    手を動かして文字を書くと、頭の中に散らばっていた考えが少しずつ整理されていく。

    すぐに答えを出そうとせず、自分が何を考えているのかを確かめる時間になる。

    書き終わったあと、少しだけ心が整っていることもある。

    一度、ペーパーレスの生活をしたからこそ、紙に書くことのよさに気づけたのかもしれない。

    自由すぎない「ほぼ日手帳」が自分に合っていた

    紙なら何でもよかったわけではない。

    ルーズリーフや無地のノートのように自由度が高いものは、意外と何を書けばよいのか迷ってしまう。

    好きな場所に、好きな量だけ書ける。

    自由であるはずなのに、書きすぎたり、何を書こうか迷ったりする。

    日常生活と同じで、完全に自由すぎると、かえって不自由なのだ。

    ほぼ日手帳には、日付やページという適度な制限がある。

    限られた場所があるから、「今日はここに書こう」と思える。

    毎日のページが順番に並んでいるので、あとから見返しやすいのもよかった。

    そして、使っていくうちに一冊の本のようになっていく。

    文字が増え、紙を貼ったページが厚くなり、少しずつ自分だけの一冊に育っていく。

    その感覚も気に入っている。

    ほぼ日手帳は、カバーやデザインの選択肢も多い。

    次の一年をどの手帳と過ごすか考える時間も楽しい。

    続けられるか分からなかったので、今年はベーシックなほぼ日手帳カズンを、カバーなしで使っている。

    ほぼ日手帳に書いていること

    手帳には、その日の予定だけでなく、いろいろなことを書いている。

    目標や習慣、やること。
    日々の記録、考えていること、感謝したこと。

    まだ使い方を模索している途中なので、マンスリーやウィークリーに書く内容は、その時々で変わっている。

    手帳を書く目的も一つではない。

    目標を達成し、なりたい自分に近づくため。

    頭の中にあるものを外へ出し、考えを整理するため。

    そして、慌ただしい毎日のなかで一度立ち止まり、心を整えるため。

    自分を効率よく管理するというより、自分の状態を知るための場所に近い。

    半月書かなくてもいい

    紙の手帳を使い始めたからといって、毎日欠かさず書いているわけではない。

    半月ほど、何も書けないこともある。

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    忙しくて空白のページ

    忙しかったり、心に余裕がなかったり。

    書けない日が続くこと自体がプレッシャーになり、手帳を開くのが重くなることもある。

    以前なら、空白のページを見ると「続けられなかった」と感じていたかもしれない。

    ページが埋まっていないと、パズルのピースが欠けているようで落ち着かなかった。

    書く項目がコロコロ変わることも、統一感がないようで嫌だった。

    でも今は、毎日書くことや、きれいに書くことを手帳の目的にしていない。

    書きたいとき、考えを整理したいとき、残しておきたいことがあったときに戻ってくればいい。

    最初から上手に使いこなそうとしなくても、使い続けるうちに、自分に合った書き方が少しずつ分かってくる。

    書かなかった日の余白も、無理に日記で埋める必要はない。

    メモ帳としてまとまらない考えを書いたり、絵を描いたり、子どもからもらった手紙を貼ったり、シールを貼ったりしている。

    空白も、書き間違いも、途中で使い方が変わることも含めて、自分が過ごした一年になる。

    完璧に続けようとしないことが、結果として続けるコツなのだと思う。

    整った文章や答えが、AIからすぐに返ってくる時代。

    だからこそ、きれいに取り繕いきれない跡が残る紙の手帳を、人間らしくてよいと感じている。

    2027年も、ほぼ日手帳を選ぶ

    これからも、便利なところではデジタルに助けてもらうつもりだ。

    タスク管理はtodoist、

    買い物リストはApple純正リマインダー。

    カレンダーはAppleのカレンダーにGoogleカレンダーを連携させて使用している。

    すべてを紙に戻す必要はない。
    検索したい情報や、頻繁に更新するものは、デジタルのほうが使いやすい。

    それでも、自分の考えや人間らしい揺れ動く気持ち、その日にあった小さなことを残す場所として、2027年も紙の手帳を使いたい。

    紙の手帳は、完成した情報を保管するだけの場所ではない。

    迷いや変化も含めて、そのときの自分を残しながら育てていくものなのだと思う。

    これから発表される、2027年版ほぼ日手帳の価格やラインナップが楽しみだ。

    今のところ気になっているのは、HONのA5サイズ。

    次はどんなデザインを選び、どんな一年をその一冊に残していこう。

    2027年も、空白の日を怖がらず、自分のペースでほぼ日手帳を育てていきたい。

     
     

    ゆき

     
     
    日々感じたことをアウトプットするエッセイ。 フリーランス、40代 小学生ママ 最近、20年ぶりに美容師復帰。 それまではウィッグ業界で店長をしていました。 藤井風、宇多田ヒカル、ちゃんみな、HANAが好き ※記事内のリンクはAmazonアソシエイトを含みます。

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