メインコンテンツへスキップ
見出し画像

「大丈夫」の奥にある、本当の氣持ち

    「大丈夫?」と聞かれて、本当は大丈夫ではないのに、「うん、大丈夫」と答えたことはありませんか。
    今回は、そんな「大丈夫」をめぐる夫婦のお話を描きました。


    画像
    画像
    画像
    画像

    妻の「大丈夫」は、うそではなかったのだと思います。
    心配をかけたくない。自分さえ頑張れば、なんとかなる。
    そんな相手への優しさと、頑張ってきた時間が詰まった言葉だったのではないでしょうか。

    私は「大丈夫」という言葉だけでなく、その人の表情や声、体の様子にも目を向けることを大切にしています。
    人は、つらい氣持ちを言葉にできないときでも、体や表情に小さなサインが表れることがあります。
    笑顔が固くなる。
    眉間にしわが寄る。
    ため息が増える。
    眠りが浅くなる。
    食欲が落ちる。
    夫のノートは、そうしたサインに氣づくためのものだったのですね。

    だからこそ、夫が聞いてくれた「今日の大丈夫は、何番?」のひと言が、妻の心にしみたのだと思います。
    この問いかけは、妻を責めることも、無理に本音を聞き出そうとすることもありません。
    妻のペースのまま、そっと氣持ちを教えてもらうための、やさしい言葉でした。

    頼ることが苦手な人にとって、「助けて」と言うのは、とても勇氣がいることです。
    妻の「…3番。本当は、少し休みたい」は、小さいけれど、大きな一歩でした。
    夫の「よく言えたね」は、その勇氣をまるごと受け止めた言葉だったのだと思います。

    もし今、あなたも「大丈夫」が口ぐせになっているなら、今日は自分に聞いてみてください。
    「今日の大丈夫は、何番かな?」と。
    答えが3番に近いときは、少し休んでいいのだと思います。
    そして、あなたの大切な人が「大丈夫」と言ったときは、言葉の奥にある表情にも、そっと目を向けてみてください。
    つらさが続くときは、ひとりで抱え込まず、信頼できる人や医療機関、相談窓口を頼ってくださいね。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。
    この記事が心に届きましたら、スキやフォローで応援していただけるとうれしいです。

     
     
    看護師として約25年勤務、現在は公認心理師。「お宮ゆうこ」の名前で本を書き、Kindle図鑑部門で1位獲得(2026年10月)。私自身も心の傷や持病と向き合いながら暮らしています。心と身体が安心・安全を感じられることを大切にしています。そのままの自分で大丈夫🍀😌

    あなたへのおすすめ