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【#創作大賞感想】強さは過去があったから。/彩野リィさん「社交辞令のその先で」


    いつの間にかリィちゃん呼びさせていただくことにしました!嫌やったら言うてください⭐︎
    わたしは年下女子をちゃん呼びするのが大好きです。昭和のおばちゃんやからね。

    「どこで学ぶかじゃなくて、何を学ぶか、だからな。入った大学でお前がどれだけ吸収できるかの方が、よっぽど大事だぞ。」
    意に添わなかった大学へ入学することになったリィちゃんに、先生はそんな言葉をかける。
    きっと先生のこの言葉には深い意味が込められていたはずだ。志望校へのリィちゃんの思いを汲み、慮り、精一杯のエールを込めて。

    その意味に気づいたのは、大学でそれまで苦手としていた「しゃべり」に向き合ったとき。生放送での30分間の1人語り。
    テーマは「挫折」。人間は自分が体験したことしかリアルに話せないから、まさにリィちゃんならではの熱のこもった言葉だったのだろう。

    わたしが特に気に入っているのは、この挫折をテーマとしたお母さまとのトークだ。
    「インタビューを振り返るコメントで、私は「お母さんが、挫折した私のことをかわいそうと思っていなかったことが嬉しい」と言っていた。
    私はかわいそうなんかじゃない。私は今、楽しく学生生活が出来ている。そう言えたことが嬉しかったことを思い出す。」

    そう、母親は、いつでも子どものことを真っすぐに見ていて。
    きっと想像した以上に楽しそうだったリィちゃんを見て「安心」されたのだろう。かわいそうになんか思っていない。その言葉が表しているようだ。
    親は子の世界がちゃんと築かれているのを見るほど安心することはないから。少しさみしいけれど。


    +
    先生は社交辞令で冒頭の言葉をいったのだろうか。

    きっと、わたしは「大人のマナー」「潤滑油」としてだけでなく、こころからの「はなむけ」の言葉だったのではないか、と思う。

    先生もきっと「大学生」の先輩として、社会人の先輩として、「挫折」の先輩として、卒業生に花束を贈ったのだろうと思うのだ。

    リィちゃん応募作📚

    推しポイント📚

    👀この言葉、新社会人、新入生、みんなに聞いてほしい!
    👀それを鮮やかにまとめるリィちゃんの熱量と文章技量
    👀最後の着地まできれいにまとまってます!


    挫折をしらない人生なんてない。
    でもなんだかんだ、進んだところで道ができるものですよね。


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    今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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