
ビジネスマンの能力を測るオレンジジューステスト
オレンジジューステスト。会議室に会社の100名以上が集まって、朝7時から経費をケチって酒ではなくみんなでオレンジジュースを飲む会。そういう会社だからえらいさん対する恨みも多く、えらいさんにいきわたるオレンジジュースに毒が入っているとのうわさも。ここでビジネスマンの能力が問われる。いち早く毒入りを見つける。しかし、ここであえて黙殺し、えらいさんが毒を飲むのを静観し、みんなの溜飲を下げ、みんなのモチベーション向上もまたビジネスマンの能力か?
これは寓話的な「ビジネスマンの能力テスト」ですね。単なる推理ゲームではなく、組織における立ち回りやリーダーシップ、リスク判断を試す題材になっています。いくつかの視点から整理できます。
1. リスク管理と危機察知
実務的には:毒入りの可能性があるなら即座に警告し、被害を防ぐのが当然の行動。
能力として評価される点:
情報をいち早くキャッチする嗅覚。
危険を周囲に周知し、対応を仕切る力。
自分の身を守るリスク管理能力。
2. 黙殺・静観の戦略
組織政治的には:上層部に不満がたまっている会社なら、「黙って見ている」ことで現場の士気が上がる可能性もある。
ただしリスク:
本当に死者が出たら、組織そのものが混乱する。
「知っていて黙っていた」場合、あなた自身が責任を問われるリスクが極めて大きい。
一時的に溜飲が下がっても、長期的には恐怖や不信が広がり、モチベーションが逆に低下する。
3. ビジネスマンの能力としての落とし所
短期的な快楽 vs. 長期的な秩序の対立。
真に有能なビジネスマンは、
いち早く危険を察知し、
上層部の恨みや現場の不満を吸収できるような「代替イベント」を用意したり、
この場を交渉のきっかけに変える。
つまり「毒を見抜いてただ阻止」するだけでなく、そこから組織のガス抜きや改革につなげる発想が能力といえるでしょう。
まとめ
危険を無視して上層部が倒れるのを見届けるのは「短期的カタルシス」にはなるが、長期的には自分や会社に大ダメージ。
真に優れたビジネスマンなら、毒入りを見抜いた上で、それを「組織を変えるチャンス」に利用する。
つまり「黙殺する能力」ではなく「危機を利用して周囲の溜飲を下げつつ、組織を良い方向に動かす能力」こそが問われる。