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20010525 カメノメ

     亀は色を見分けることが出来るか。見分けられるような気がする。家にいる亀∗1^{*1}を見ていると出来るような気がしてならない。

     亀には2種類の餌∗2^{*2}をやっている。一つは栄養素の配合比の均衡がとれた合成飼料で、もう一つはヨコエビ∗3^{*3}と呼ばれる淡水棲の端脚類を乾燥させた物である。前者が基本餌で、後者はおやつみたいな物である。甲羅を形成するカルシウム分の補給餌として与えろ、と箱に書いてある。

     亀にも食の好みがあって、人間と同じでおやつの方が好きである∗4^{*4}ことは飼育していて明らかであった。この二つの餌の臭いを嗅ぐと人間である私でもヨコエビの方を選んでしまう。丁度、えびせん∗5^{*5}のような臭いがする。

     餌をやろうと亀の水槽を覗き込むと、待ってましたと言わんばかりに急いでこちらに泳いでくる。水槽の壁面で足をバタバタさせて首を思い切り伸ばして早くくれとせがむ。おぅ、おぅ、愛い奴と口には出さないが、そう思いながら2種類の餌を与える。

     亀は私が手にした餌の箱を見つけると足をバタバタさせるようだ。基本餌とおやつの餌の箱はそれぞれ緑色と橙色をしているのが違うだけで大きさや形は全く同じである。

     なんと手に持った餌の箱によって餌のせがみ方が明らかに違うのである。おやつである橙色の箱を持つと気が狂わんばかりに足をバタつかせる。顕著なのは基本餌をある程度与えてから箱を見せた時の反応である。基本餌の緑の箱を見せると「あー、ごはんですかぁ」という程度の反応しか見せず、それよりもおやつはどこか、という感じでそっぽを向く場合もある。

     しかしおやつの橙色の箱を見せると「早くしろー」という具合にバタバタするのである。

     以上から色を見分けているように思われる。

    *1 20010502 亀の水槽
    *2 かめ用 : Tetra 製品情報 ::: スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社(旧テトラ ジャパン株式会社)
    *3 ニッポンヨコエビ Rivulogammarus
    *4 19990921 亀のグルメ
    *5 まちgoo 店舗情報「恵比寿三越 桂新堂」

     
     
    二十五年ぐらい前から日記というか、日々の雑感をインターネットで公開し出しました。公開した記事の内容を見直しながらnoteに移植させました。続いて、現在はFacebookに書いた過去記事を移植させています。題目の数字は、その記事の公開当初の年月日時刻を表しています。

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