
仕入れはいくらまで?メルカリせどりの利益計算を電卓で3ステップ
安く買えたと思って仕入れたのに、売れてから計算したら、ほとんど利益が残っていない。
メルカリで仕入れをしていると、そんなこと、ありませんか。
仕入れる前に、買っていい値段は決められます。売れる値段から、手数料と送料と、残したい利益を引く。それだけです。
やり方は3つの手順です。電卓があればできます。
私たちZEN AI LABは、メルカリの売れ筋と利益を調べるツールを作っています。そのとき確かめたことを、ツールなしでできる形で書きました。
手順1|「売れた値段」を調べる
最初に、いくらで売れるのかを調べます。
見るのは、出品中の値段ではありません。実際に売れた値段です。
出品中の値段は、売る人が「このくらいで売りたい」と付けたものです。売れるとは限りません。
パソコンの画面で説明します。調べたい商品名を検索して、左の「絞り込み」から「販売状況」を開きます。
「売り切れ」を選ぶと、SOLDと書かれた印がついた商品が並びます。
ひとつ、気をつけてください。一番上の段に、印のない商品が混ざることがありました。印があるものだけを見ましょう。
スマホは、画面が少し違うかもしれません。
見るのは10件くらいです。1件だけだと、たまたま高く売れたものかもしれないからです。
10件を安い順に並べて、真ん中あたりの値段を「売れる値段」にします。
商品の状態も、そろえて見ます。商品ページの「商品の状態」を見てください。傷や汚れのあるものと新品では、値段が違うからです。
私たちも、実際に見てみました。2026年10月3日に、パソコンで「ワイヤレスイヤホン」を調べています。
売り切れの10件は、1,800円から20,000円まで、10倍以上ちがいました。「ワイヤレスイヤホン」だけで調べたので、いろいろな商品が混ざっているからだと思います。
こういうときは、メーカー名や型番まで入れて、検索し直します。商品がそろうほど、売れた値段は近くなりやすいです。
真ん中の値段は、売り切れの10件が4,000円でした。同じ並び順で見た出品中の10件は、700円から26,500円で、真ん中が2,790円です。
この日のこの検索では、出品中のほうが低く出ました。どちらが高くなるかは、10件ずつを1回見ただけでは言えません。
手順2|手数料と送料を引く
売れる値段が決まったら、そこから引いていきます。
1つ目は、販売手数料です。メルカリの公式ヘルプに、売れたときに販売価格の10%と書かれています。
3,000円で売れるなら、300円です。
2つ目は、送料です。商品の大きさや、配送の方法で変わります。
同じような商品の出品ページを開いて、「配送の方法」を見ます。その方法の料金を、メルカリの案内で調べて、送料にします。
「配送料の負担」に「送料込み(出品者負担)」とあれば、送料は売る人が払います。この場合は、送料を引きます。「送料込み」でないとき(買う人が払うとき)は、引きません。
3つ目は、振込手数料です。売上を銀行口座に移すとき、ふつうの振込は1回の申請につき200円かかります(お急ぎ振込は、さらに200円)。公式ヘルプに書かれています。
まとめて振り込むなら、売れた個数で割って、1個あたりの分として引きます。1個ずつ振り込むなら、そのまま200円を引きます。引くのを忘れやすいので、ここで決めておきましょう。
手数料は変わることがあります。仕入れる前に、そのときのメルカリの表示で確かめてください。
手順3|残したい利益を決めて、引き算する
最後に、1個売れたら最低いくら残したいかを決めます。
仕入れに使う手間と、売れるまで待つ間のことを考えて、「これくらいは残したい」と思う金額です。
迷うときは、まず500円など切りのいい金額で決めます。売れた結果を見て、上げ下げしてください。
たとえば、こんな商品だとします。数字は計算の説明用に、私たちが決めた仮の数字です。
売れる値段(手順1で調べた値段):3,000円
販売手数料(10%):300円
送料:700円
残したい利益:500円
3,000円から、300円、700円、500円を引くと、残りは1,500円です。
この商品は、1,500円までなら仕入れていいということになります

1,500円以下で買えるなら、仕入れます。1,900円でしか買えないなら、買いません。残したい利益に届かないからです。
手でやると、時間がかかるところ
ここまでは、電卓だけでできます。
ただ、仕入れ候補が増えると、同じ作業を何度もやることになります。
売り切れの一覧を見て、10件くらいの値段を並べて、真ん中を探して、電卓で引き算する。これを候補ごとに繰り返します。
私たちは、この作業をまとめたWindows用のアプリ、MERCARI HUNTERを作りました。
無料版でできるのは、2つです。
売れ筋を調べる:キーワードを入れると、売れた件数、出品中の件数、売れた値段の真ん中の値段などが出ます
利益を計算する:売る値段・仕入れ値・送料を入れると、利益が出ます。残したい利益から、仕入れの上限も出ます
無料版は、ZEN AI LAB公式LINEを友だち追加すると、ダウンロードの案内が届きます。
Windows用で、Macでは動きません。
メルカリが公式に用意している方法ではないやり方で、データを取っています。メルカリ側が仕組みを変えると、取れなくなることもあります。
出品者が同じ商品を何度も出していないかを調べる画面などは、有料版(5,000円)にあります。画面の写真や、できないことは、紹介記事に書きました。
まずは手順1だけでも、気になる商品で試してみてください。
(MERCARI HUNTERは、ZEN AI LABが開発・販売している自社ツールです。)