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「私」の可惜夜花火【百生吟子生誕祭2026】

    心の雨が、止まないんだ

    夕霧綴理/『102期活動記録~Shades of Stars~』より

    2025年9月5日。天候は久々の雨。

    2025年9月4日、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのアプリ『Link!Like!ラブライブ!』の定期配信With×MEETSにて、ライブの感想メールをスリーズブーケの百生吟子さんに読んでもらいました。

    🪷もう間もなく🪷
    本日のWith×MEETSは20:30よりスタートです!
    アプリ内の「スクールアイドルコネクト」よりご視聴ください!

    #⃣ハッシュタグはこちら#With蓮ノ空

    👇アプリダウンロード👇
    https://t.co/ZDvy7JeUQm#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/7xcNAyDFXY

    — ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) September 4, 2025

    内容は8月29日に開催された定期ライブ、Fes×LIVEで初披露されたスリーズブーケの楽曲『可惜夜花火』への感想です。

    🪷105期 2nd Term Fes×LIVE🪷
     〜A Day in Summer Light〜

    ご参加ありがとうございました✨

    ご感想は #Fes蓮ノ空デイサマ にお願いします!
    写真もたくさん投稿してください!!

    全編アーカイブは8/30(土)18:30頃に
    Link!Like!ラブライブ!に公開予定です✅#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/0u1VzgmAwT

    — ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) August 29, 2025

    披露したスクールアイドル本人に感想を読み上げてもらう体験は嬉しいものでした。

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    プリキュアにお名前を呼ばれた女児の気持ち

    そこで私も、今回『可惜夜花火』の作詞を全編担った吟子ちゃんに倣い、メールの中に込めた想いの内実をもう少し深く伝えてみようと思いました。

    せっかく吟子ちゃんがくれたひとときの熱さを書き残したい。
    どうぞ最後までお付き合いください。

    「可惜夜花火」感想の全容

    🪷Link!Like!ラブライブ!🪷

    メンバーの定期生配信「With×MEETS」
    『2年生ズで振り返り』

    🔔本日20:30配信!🔔

    🪷出演🪷
    百生 吟子
    徒町 小鈴
    安養寺 姫芽
    桂城 泉

    アプリ内の「スクールアイドルコネクト」よりご参加ください!#With蓮ノ空#蓮ノ空 #リンクラ #lovelive pic.twitter.com/8bnaQP7gBc

    — ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) September 4, 2025

    『可惜夜花火』のパフォーマンスにとても心を打たれました。

    スリーズブーケという花束として過ごす夏と、そこで感じた情熱を離したくない、という熱い心があわさり、曲全体から線香花火のような儚さを感じました。

    そねっぷ/ 『2年生ズで振り返り』より

    スリーズブーケという「花束」
    そこで過ごす時間。

    その中で感じた「情熱」
    「離したくない」という熱い心。

    花束+一瞬の熱い心、で花火。
    曲の中でのみ表現しうる本心だからこその
    「線香花火のような儚さ」

    『可惜夜花火』は、夜の静けさを纏いながらも確かな「熱」がある楽曲だと思いました。

    陽の落ちた真夏の砂浜で披露したからこそ、そこで密かに燃える火花は格別に美しく、優しい光のようで、短い分だけ激しいような、情熱を感じました。

    以上が、心を打たれた、の部分の内実です。

    配信では『陽の落ちた真夏の砂浜で披露したからこそ』の部分は吟子ちゃん本人による解説

    「ちょうど曲を披露していた時間が夜の暗くなってきた辺りだったので、この可惜夜花火の世界観、楽曲の雰囲気により浸ることができたんじゃないかなと思います」

    百生吟子/ 『2年生ズで振り返り』より

    『海岸の夜風がすごい似合ってたんだよね!』と吟子ちゃんを肯定する姫芽ちゃんによって補完され

    自分の感想文が絶妙に浅かったせい(おかげ)で自分の感想を差し置いてひめぎんに2人だけの世界を作られる

    悔し過ぎるオタクとしての本懐を体験をしたりもしました。

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    私の感想を読んでるのに
    4人配信とは思えない目の合わせ方をするひめぎん…

    抑えるべきポイントを完璧に抑えた投稿でなくても、配信の台本の方でスクールアイドルがそれを補完してくれたと私は捉えています。

    曲を聴いて感じた情熱をスクールアイドルクラブのみんなに受け止めてもらって、配信を一緒に作っている感覚が嬉しかったです。

    「スクコネポスト」投稿の経緯


    『ラブライブ!』シリーズを追いかける中で常々思うのですが、ファンの中で有名なファンやいつも同じ投稿主の同じような言葉ばかり届くのはすごくもったいないと思っています。

    いつもそうだからといって、どうかあなたは萎縮しないでほしい。

    数年来、ずっと願っていることです。

    いかにもファンです!吟子『推し』です!完璧な考察です!という『アピールが上手な』内容でなくてもいい。

    仮に内容に過不足があったとしても吟子ちゃんや姫芽ちゃんが補完をしてくれたように、スクールアイドル達は「あなたの感想を受け取りたい。あなたの気持ちをどうにか紹介してあげたい」と思ってくれていると思います。

    スクールアイドルの世界だけはそういうものであってほしい。

    私が言いたいのは、今回の私が書いた感想は完璧なものではなかったけれど、ちゃんと届いたよ。ということです。

    私はこの手の投稿に必要なものは『速さ』だけだと思っています。

    「お前に足りないものは、それは!」
    「情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!」
    「そして何よりも━━速 さ が 足 り な い !!」

    ストレイト・クーガー/『スクライド』より

    これが真実です。
    投稿は速ささえあればどうにかなります。

    今回のケースで言えば、私は翌日の8月30日に朝から新幹線で長野に行く予定があり、Fes×LIVEに関することは29日の時点でケリを付けたかった。

    しかし『可惜夜花火』を初めて聴いた時の衝撃・情熱はこの身を焼いた。

    アーカイブまだかな…と「スクールアイドルコネクト」を開くと今回の感想会のサムネイルがあったので、29日の時点でさっさと「スクコネポスト」の『Fes×LIVEの感想』の項にロクな考察もないまま勢いで感想を送ってしまった。
    (使われないだろうと思ってあまり推敲しなかったことは後悔しています)

    やったことは本当にこれだけです。

    後ろに予定が無くてのほほんとしていたり、特に衝撃を受けるような楽曲がなかったりすれば、私も速さが足りない!で終わる結果となっていたことでしょう。

    パフォーマンスを見て感じたことがたまたま吟子ちゃんの意図と噛み合っていたに過ぎないですし、私の勢いと吟子ちゃんの表現した情熱が交わったことは「たまたま」だから嬉しいことでした。

    私は103期4月の新入生お披露目ライブから全てリアルタイムでFes×LIVEを視聴していますが、2年以上もFes×LIVEと感想会を観続けていたにも関わらず、感想を読んでもらえたのは今回が初めてでした。

    ほんの一瞬、今年の夏は情熱が触れ合っただけ。

    『可惜夜花火』はそんな一瞬と別れ難く想う気持ちを歌っているから、私には刺さったのだと思います。

    ALL STARSと駆け抜けた時代

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    stars we chase

    2025年、蓮ノ空の活動においても、ラブライブ!シリーズ全ての展開においても、いま私は「自分と関わりの深い偉大なスクールアイドルのセンパイ達が定められた期間の活動に区切りをつけ、旅立つ者、遺される者双方が新しいユメを模索する」という現象と直面しています。

    蓮ノ空の活動内であればもちろん、『リンクラ』サービス開始当初からステージを見届け続けた102期生の卒業のことであります。

    ラブライブ!シリーズの展開としては、『Aqours Finale LoveLive!』 の開催や『にじちず』発売による『スクスタ』で数年に渡り展開されていた「キズナエピソード(個別ルート)」の完結、『ラブライブ!スーパースター!!』TVアニメ3期放映によるLiella!1期生の卒業、及び一般公募オーディションに受かったキャストの事務所移籍(青山さんと坂倉さん)、等が挙げられるでしょうか。

    102期、103期、104期と、はしゃぎまわったあの季節が太陽の煌めく夏の1日…『ラブライブ!優勝を目指す物語が軸となるラブライブ!のシリーズ展開のメタファー』だとすれば、執筆時点の"いま"である105期の前半(4th LIVE Dreamを含む)は、その1日と別れがたく思う夜だと考えています。

    特に4thLIVE Dream 102期卒業公演の千秋楽で『ゲッカビジン』を聴いた時は、その印象が確固たるものとなりました。

    Grace,Delight,Rejoicing…Darkness

    蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ/『ゲッカビジン』より

    眠れぬ夜を越えここへ 独りじゃないと知った
    叶わぬ夢を越えここへ 全て希望だった

    蓮ノ大三角/『アステリズム』より

    次の太陽がさんざめいて、もう星の輝きすら遠く見えなくなっていくような深い夜が明ける時間。黎明…そんな印象を持って、105期の物語を見ています。

    「ブルウモーメント」にて、ラブライブ!優勝後の「バアドケージ」で綴理ちゃんが時計の針を止めて留まっていようとした『最高の時間』を105期に再び表現することをもって「次の朝が来る」ことが表現されたことは強く印象に残りました。

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    時針が示す、最高の時間
    時間が「正しく」流れ次の「最高」が訪れる
    「当たり前」は奇跡

    もうそろそろ夢を語らう「ツキマカセ」ができる夜も終わりを迎えようとしています。

    それなのに、私はまだ「これからスクールアイドルとどう付き合っていこう」などと考えています。

    月が逃げ去った後も ルーレットな心模様

    DOLLCHESTRA/『ツキマカセ』より

    私は、はしゃぎまわったあの季節がとても楽しく、大好きでした。

    今でも、愛おしく思います。

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    ひと足先に、夢から醒めるほかなかった子

    「私」という個人の体験としての102期、103期、104期とは、μ's、Aqours、虹ヶ咲、Liella!、蓮ノ空のナンバリングLIVEと共に、物語に没入しながら駆け抜けてきた季節のことに他なりません。

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    光と輝き。「私」の大三角
    私にとっての102期、103期、104期。
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    空に一瞬開花した
    奇跡の虹の花(AURORA FLOWER)

    ALL STARSの輝きは、夜が明け出すと
    目には映らなくなってしまった

    『KAGAYAKI Don't forget!!』

    その約束を守ることはだんだんと、2023年6月30日が過ぎて、次の朝が来て、時が経つにつれて難しくなってゆきます。

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    ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
    『トキメキの未来地図』冒頭より

    "いま"の「私」は、あの時と同じくらいの「熱」を思い出せない。

    やれアップグレード席だの、会場でCDを買えばライブ終演後にお見送りだの、ゲームの上位5000人のみ応募可の最速先行抽選だの。

    「みんな」が「みんな」を出し抜こうとし、「みんな」を選り分ける今のラブライブ!のライブに、「あの日」と同じくらいの情熱は注げない。

    「私」は今も、記憶喪失のままです。

    私にとっての可惜夜と花火は、この『永遠の一瞬』で打ち上がった花火なのだと思います。

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    今はもう存在しないお台場の大観覧車
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    2022年。102期活動記録と同じ年の出来事

    2017年から見守ってきた幼馴染は、5年かけてようやく「私」の元に羽根を届けてくれました。

    その瞬間に至るまでに何年も『ラブライブ!』を追い続けて、その時感じた熱い気持ちはどんなに時が経っても忘れようがありません。

    一時の幻さえ 火を灯したのはあなた
    静けさの向こうに漣(さざなみ)の音
    「行かないで…」

    スリーズブーケ/『可惜夜花火』より

    そんなの、私は知らんもん!

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    活動記録104期 第10話
    『Believe your love,Believe your live』より

    百生吟子さんの言葉の中で一番好きな言葉です。
    少し子供っぽい、方言混じりの口調をかわいいと思いました。

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    「私は、楽しかったよ」

    あなたが足跡を刻んできたラブライブ!の「伝統」。
    「伝統」は私も大好きだけど、"いま"ここにいる私と過ごした時間を間違ってたみたいに言わないでよ。

    この台詞は主人公の日野下花帆さんに向けて放たれた言葉ですが、鏡越しに向かい合うような演出により、活動記録を読んでいる「私」自身にも向けて言われているように感じました。

    こんな「私」でいいのかな…
    背を向けたら 独りと変わらないねきっと

    スリーズブーケ/『Reflection in the mirror』より

    104期の吟子ちゃんはいつも余裕のなさそうなしかめっつらや困り眉で、自分の想いを真っ直ぐに伝えてくれる女の子でした。

    繋がった「未来」を象徴する吟子ちゃんはいつもそうです。

    『Link to the FUTURE』という"いま"が「未来」に繋がることを願う歌を愛しておきながら、「私」はいざその「未来」が来てみると"いま"が過去になることを惜しんでばかりいます。

    こんな「私」とも鏡のように向き合って想いをぶつけてくる吟子ちゃんのことが、いまの「私」には可愛くて仕方ありません。

    『永遠の一瞬』へ至るまでの物語が私にとっての打ち上げ花火、『眩耀夜行』ならば、『可惜夜花火』の感想を読んでもらった一幕は、私にとっての線香花火です。

    はしゃぎまわったあの季節の『残陽』と熱に浮かされた頃の気持ちを忘れ、記憶喪失で彷徨う魔物と化した「私」に、ほんの少し情熱を分けてくれた吟子ちゃんにとても感謝しています。

    ねえ 少し冷えた指に 触れてみたい
    今日だけ

    スリーズブーケ/『可惜夜花火』より

    羐び

    ここまで、最後まで主観たっぷりの『可惜夜花火』語りにお付き合いいただきありがとうございました。

    本記事は2025年9月に執筆し始め、その後折に触れて修正し、どこかのタイミングで公開しようと考えていました。

    リンクラがサービスを終了する時With×MEETSを振り返る記事の一環として公開しようかとも考えましたが、その頃の「私」はもう、少し恥ずかしくても想いをちゃんと伝えよう!と思うだけの情熱を「蓮ノ空」、及び「ラブライブ!」に対して持ち合わせていませんでした。

    2026年10月20日。天候は過ごしやすい秋晴れ。

    線香花火が落ちてこころが冷え切った後も、この子のことだけは嫌いになれなかったなと、今年の吟子ちゃんの誕生日を迎えて率直に思いました。

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    最後にカメラロールに残したシーン

    5000位に入れないから5000位までの優遇を批判しているんだと思われても腹立たしいので、入るだけは入っておこうと思った月のFes×LIVEでは、Aランクのチケットで吟子ちゃんをフォーカスして、たくさん写真に遺したことを思い出しました。

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    年末、特に休息も安らぎも無くて死にたくなるくらい退屈していた時に、薄ら寒さを和らげてくれていたのも吟子ちゃんだったことを思い出しました。

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    今になって、私はこの子から自分が思っているよりもずっとたくさんの「熱」と暗くて寒い冬の夜を超えるための温もりをもらっていたことに気付きました。

    だからこの記事は私のために書く記事ではなく、百生吟子さんへのバースデープレゼントのつもりで遺す記事にしようと思い至りました。

    吟子ちゃん、お誕生日おめでとう。

    いつも「私」が胸の中に仕舞い込んでいる大きな光を反射して、暗くて寒い夜を優しく照らしてくれる月のような存在でいてくれて、ありがとう。

    あの日、私の言葉を受け取ってくれてありがとう。

    いまでもあの線香花火に灯されて、何も見えない夜の中、励まされてるよ。

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    悴んだ指先は 息を吹きかけても 痛い
    でもいつか 春は来る 私たちの元へ
    また

    蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
    「雪舞う空と二秒の永遠」より
     
     
    「ラブライブ!School idol project」に関する日誌を書いています。

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