ddddddoon@ddddddoon621Oct 4note.com/ddddddoon/n/n3… #短編小説 #ショートショート #自伝的フィクション #日常 #ASD #ADHD #発達障害 #コミュニケーション #情報過多 #自己表現note.comちょっと困っています|ddddddoon新しい鞄を買いに店へ入った。 欲しいものは、だいたい決まっていた。 黒か紺色。 大きすぎない。 ノートとペットボトルが入るくらい。 それだけだった。 店内を見ていると、店員が声をかけてきた。 「お仕事用ですか?」 「はい」 「でしたら、こちら人気ですよ。もう少し軽いものだと、こっちもあります」 二つの鞄を並べられた。 片方は軽い。 もう片方はポケットが多い。 「どちらがお好みですか?」...12
ddddddoon@ddddddoon621Oct 4note.com/ddddddoon/n/n8… #短編小説 #ショートショート #自伝的フィクション #日常 #ASD #ADHD #発達障害 #コミュニケーション #断る #自己理解note.com今日は、やめておきます|ddddddoon地域のワークショップで、四人ずつのグループに分かれて話し合った。 最後に、進行役が言った。 「では、各グループから一人ずつ、話した内容を発表してもらえますか?」 彼は少し身構えた。 こういうときは、誰かがやらなければならない。 そして、誰も手を挙げなければ、自分がやるべきなのではないか。 そんな考えが、すぐに浮かんだ。 グループの三人も、まだ誰も動かない。 沈黙が数秒続く。 胸のあたりが少し...8
ddddddoon@ddddddoon621Oct 4note.com/ddddddoon/n/n2… #短編小説 #自伝的フィクション #日常 #ASD #ADHD #発達障害 #コミュニケーション #人間関係 #小さな出会いnote.com名前を知らない人|ddddddoonその人とは、何度も会っていた。 毎週通っている図書館で、だいたい同じ時間に来る人だった。 彼は窓際の席。その人は、二つ離れた席。 特に決まっているわけではないのに、なぜかいつもそうなった。 話したことはない。名前も知らない。 ただ、来ていることは分かる。 今日は少し遅いな、と気づくこともあった。 ある日、彼が席を立とうとすると、床にペンが落ちた。 気づかず歩き出したところで、 「あの」...4
ddddddoon@ddddddoon621Oct 4note.com/ddddddoon/n/n4… #短編小説 #自伝的フィクション #日常 #ASD #ADHD #発達障害 #ルーティン #記憶note.comいつもの道の最後の日|ddddddoonその店には、一年間、ほぼ毎週通っていた。 駅から店までは十五分くらい。 彼は毎回、同じ道を使った。 駅を出て右へ曲がる。コンビニの前を通る。二つ目の信号を渡る。小さな公園の横を抜ける。 別の道もある。でも、いつもの道のほうが落ち着いた。次にどこを曲がるか考えなくていいからだ。 今日は、その店が閉店する日だった。 駅を出る。 いつものコンビニの前を通る。 普段は自転車が三、四台止まっているのに...12
ddddddoon@ddddddoon621Oct 4note.com/ddddddoon/n/n9… #短編小説 #ショートショート #自伝的フィクション #日常 #ASD #ADHD #発達障害 #こだわり #過集中note.com気になったら、止まらない|ddddddoon夕食に親子丼を作ることにした。 レシピを見ながら玉ねぎを切る。 次の手順には、 「玉ねぎがしんなりするまで煮る」 と書いてあった。 彼はそこで手を止めた。 「しんなりって、何分?」 二分なのか、五分なのか。 失敗したくなかったので、スマートフォンで調べた。 検索すると、 「中火で三~五分」 と書いてあった。 これで解決。 料理に戻ればいい。 ところが、今度は「中火」が気になった。...10