
二十四節気と関東(北)の一年|白露
はしさんと一緒に、今年一年季節を追いかけています。
本日から「白露」です。
白露(はくろ)とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。
「白」って、冬の色だと思っていました。
なので、まだ葉も色づいていないこの時期に使われるとは少し驚きましたが、露の白。
空気が冷えて、暖から寒に向かい始める頃なのですね。
白といえば、最近白髪に出会うようになりました。
こちらの白も、分岐点のようです。
人の一生は、謳歌する春のような幼児期を経て、駆け抜ける青年期の夏、秋の味わいのような中年期の後に、慈しむ冬に似ています。
ちょうど今は中年期の、白髪が出始める頃なのかしらね。感傷的な気持ちになるのも同じだなぁ。
はしさんから、お手紙が来ていました。
はしさんにとって、「白露」は特別な日なのですね。
朝露の中に、過ぎ去った思い出が包まれているようで、とても美しい白に感じました。きらきら光るところも一緒。
つい、しんみりとしてしまいましたが、コメント欄で「収穫祭」の文字を見つけました。そうだった!
食欲の秋でも、あったね。
というわけで、夏くらいから恒例になった季節のお菓子です。
今回は「風立ちぬ」という名前の和菓子にしました。
初秋を表しているようです。

春色に見えますが、まだ、秋の色に色づく前の今の季節に、ちょうどいいような気もします。上に乗っているのは、風に揺れるコスモスの花なのでしょうか。爽やかな秋の風に、気持ちよく吹かれているのかもしれません。
これから徐々に葉も色づき、少しさみしくもきれいな季節になりますね。
移ろうものにばかり心を傷めないで、月日をしっかり味わいたいな。