
あの日、手渡された小さな紙
結婚して15 年、数年前にASD×ADHDだとわかった夫。
そんな夫と向き合う方法を調べていくと、
もしかして、私も何かの障害なんじゃないか?
と不安になったこともある。
当時うつ病と診断を受けた病院は、先生がかわってしまった。
病院を探すこともひと苦労だ。
「心療内科に行く」という決断をすることも私には重い作業だった。
そのあとで、また新たに病院を探す作業も大変だった。
すぐに予約がとれそうな病院の口コミは、あまりよくない。
ホームページから漂う違和感をあてにしてしまうと中々見つからない。
最初に病院探しを夫にお願いしたのは3年前。
3年かかったけれど、今回初めて一緒に病院を探してくれた。
やっと見つけた心療内科。
予約を取るのに2ヶ月、診察まで1ヶ月待った。
それでも、待ってよかったと思えた3ヶ月。
限られた時間の中で、ぽつりぽつりと私の本音を引き出してくれた先生。
声を詰まらせてもじっと待っていてくれる空気。
ありがたい。
初診で診断をつけることは難しい。
けれど、「次の診察までに少し調べてみてください」そう言って小さな紙を渡された。
そこには「複雑性PTSD」と書かれていた。
うっすらと知識はあったけれど、まさか自分に当てはまるとは思っていなかった。
はっきりとそう名前がついたわけではない。
それでも、この辛さから抜け出せる手がかりをもらえたようで、安心できた。
ここまでの道のりは長かった。
帰りの車の中で、
「ここに来てよかった」と夫に伝えると、
「遅くなってごめんね。」と言われた。
「本当だよ」と言い返したけれど、
あきらめずに夫との生活を続けてきてよかったと
思えた。
そして、長い時間かけて深まっていた溝が少し埋まったようにも感じられた。
まさか、こんな日が迎えられるとは思わなかった。
そして、どうしても感謝を伝えたい人がいます。
私のnoteを最初にフォローしてくれた、デコさん。
デコさんの発信から、私はたくさんの情報や勇気をいただきました。
参考にさせていただいた記事もたくさんあります。
デコさんの記事を参考にできたからこそ、私は夫に対しての怒りや諦めをゆるめることができたのではないかと感じています。
私と同じようにADHDの特性で悩んでいる人がいたら、是非、デコさんの記事を読んで欲しい。
そう思っています。
デコさんの活動がこれからもたくさんの人に届きますように。
