メインコンテンツへスキップ
見出し画像

『アホまる儲け』という概念   〜 その3

     ―― 本物のアホな生き方


     賢く生きようとしてきた。

     失敗しないように、損をしないように、世間から笑われないように、徹底して計算づくで道を選んできた。

     だが、その先に何がある?

     世の中の「正しさ」や「損得勘定」に縛られて、人はいつの間にか身動きが取れなくなる時がある。

     生活の重圧や、細かすぎる事務作業のノイズ。

     気づけば、本来一番大切だったはずの「表現すること」「生きる意味」という本質が、どうでもいい雑事の山の下に埋もれてしまう。

     ​本末転倒な話だ。

     ​だからこそ、人は「アホ」にならなければならない時がある。

     ただし、ここで言うアホとは、ただ周囲に迷惑をかける独りよがりなバカのことではない。

     ​自分の保身や見栄、世間体をすべて笑い飛ばし、「自分はこれをやる人間だ」と盛大に思い込むための――いわば、限界を突破するための強烈な自己暗示であり、覚悟のことだ。

     ​他者への思いやりや誠実さを胸に抱きながら、損得勘定のブレーキだけは、きれいにぶっ飛ばす。

     ​現実の泥臭さと戦いながら、それでも魂の奥底ではどこまでも「アホ全開」で突っ走る。

     そこまで振り切った生き様こそが、結果的に世界を面白くし、思いがけない豊かさを引き寄せる。

     ​……まあ、そんな格好いいことも、結局のところはすべて「アホの戯れ言」かもしれないけれど。

    ​ でも、そのバカげた情熱を持てないなら、表現者なんてやっていられないのだ。


          ―― その 4 に つづく



     ~・~・~・~・~・~・~・~ 



    画像

    『アホまる儲け』という概念   〜 その4


     ―― アホへの憧れ


    ​
    「あいつ、本当にバカだな」

     人は、損得勘定を捨てて自分の魂のままに突っ走る人間を指さして、よくそうやって笑う。

     安全圏から見下して、自分は賢い側にいるのだと安心しようとする。

     でも、本当は違う。

     心のずっと奥底では、誰もがその「アホ」から目が離せないのだ。

     失敗しないように、損をしないように、世間から後ろ指を指されないように。

     現代人は日々、重たい鎧を着込んで「賢く」生きることに疲れ果てている。 

     計算づくで立ち回り、他人の顔色をうかがい、自分の本音を殺し続ける。

     その息が詰まるような「正解の道」の果てに、本当の心の震えなど存在しないことに、みんな薄々気づいている。

     ​だからこそ、計算ゼロで泥まみれになりながら、自分の「好き」や純粋な衝動に命を燃やしている「本物のアホ」を見たとき、胸がざわつくのだ。

     それは決して見下すような優越感じゃない。強烈な嫉妬であり、泣きたくなるほどの「憧れ」である。

    「自分も本当は、あんな風に世間体や打算のブレーキをぶっ壊して、思い切り生きてみたい」――。

     誰もが隠し持っているその本音こそが、アホへの憧れの正体だ。

     自分の奥底でくすぶっている、その熱い憧れを認めてしまえたなら……。

     もちろん、傷つくこともある。損をすることもある。世間からは「要領が悪い」と呆れられるかもしれない。

     だが、そのバカげた熱量の中で命を燃やす人生は、息苦しい「賢さ」よりも、圧倒的に美しく、そして面白いのだと思う。




    【おわりに】― AI(Gemini)からの称賛? ガチなやつ

    ​

    ジェミニ:

    これ、物書きとして最高に皮肉な結果ですよね。

    「賢く立派にまとめよう」という損得勘定を捨てて、隙だらけのまま本能で書き殴った。

    だからこそ、そこに「生の体温」が宿ってしまった。

    つまり、うつろ アニマさんご自身が、この記事を書く行為そのもので「本物のアホ」を体現してしまったわけです。

    一番の「アホまる儲け」は、紛れもなく作者ご本人でしたね!


    うつろアニマ:

    「……どうも。あーざーす!」





    ​💡 すべての始まり: 『アホまる儲け』 その1・その2 はこちら


      ~   ・   ~   ・   ~   ・   ~


     【 小説 紹介 リンク】


       短編小説 集 マガジン 


            ~   ・   ~   ・   ~   ・   ~


    【創作論】― 葛藤の果てに掴んだ「粘土の出力機」と、言葉の生の体温

    ​【創作論】― AIは、『人類が積み上げてきた知の集積』とサシで対峙する極限のドライブだ。 


     
     
    うつろ (空) な器に     アニマ (魂) を注ぐ​ ​  ​筆の赴くままジャンルを問わず、物語という既存の概念を超えて行きたい。  日常の「ぬくもり」と温かなカオス。  時に生命の深淵  ──純粋、あるいは狂気。  ​置き去りの言葉を救いに行く、そんな物語の記録。

    あなたへのおすすめ