
AI時代の創作メモ|小説投稿の民たちよ。今こそ、鍛え上げた「投稿筋」をnoteで見せつける時! 私たちは思っているよりずっと特殊な訓練を積んできた(#創作論 #Web小説 #note #noteの書き方 #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)
昨日に引き続き、本日もnoteの話題です。
いやぁー、ダッシュボードがガラリと変わって驚きましたね。
こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。
今回、noteのダッシュボードが変わって、
その数字を見てショックを受けた方も多いようです。
私も最初、「えっ!?」となりました。
というか私は、本気で7日分のページビューを1日分だと思い込んでいたくらいです。
真実を知った時の衝撃たるや(笑)
記事を書くってホント大変ですよね。
テーマを考えて。
構成を考えて。
書いて。
直して。
見出し画像を作って。
時には一日仕事です。
それだけ時間を使って、
「実際に開かれていたのは、これだけだったの?」
と数字で突きつけられる。
そりゃぁ、へこみます。
文章ほど費用対効果の悪いものはない。
つくづくそう思います。
でも、そんな時にふと思ったんです。
そもそも小説投稿の民って、この程度では折れないよね、と。
小説家になろうやカクヨムなどに長くいると、
感覚が完全に麻痺してしまうのですが、
あの世界って、冷静に考えるとかなり特殊です。
何時間もかけて一話を書く。
投稿する。
読まれない。
翌日も書く。
投稿する。
読まれない。
それでもまた書く。
これを、下手をすると何百話も続けます。
……何をしているのでしょう、私たちは。
普通、何かに何時間も使って
ほとんど反応がなかったら、
「これは費用対効果が悪すぎる」
と撤退を考えるものです。
ところが小説投稿の民は違います。
「今日はPVがなかったな」と思いながら、
翌日の5000文字を書いている。
もうその時点で何かがおかしい。
ネジがぶっ飛んでいるとしか思えない。
一週間読まれなくても書く。
ランキング、何それおいしいの?で、書く。
ブックマークが剥がれてショックを受けながらも書く。
渾身の回より、なぜか箸休め回のほうが反応がよくても書く。
そして時には、
何十万文字、何百万文字という作品を、
無料でインターネットへ垂れ流している。
小説投稿の民たちは
「いや、普通ですけど?」
くらいの顔をしていますが、
全然普通ではありません。
外から見ると、かなり屈強です。
一般的にはそのような行為を「修行」って言います。
考えてみれば、私たちはずっと、
成果がすぐには返ってこないことに耐える訓練
を自発的にしてきてたんですよね(笑)
文章は、絵や動画に比べても、
中身を見るまでに時間がかかります。
しかも小説となると、さらに長い。
タイトルを押してもらって、
冒頭を読んでもらって、
続きを読んでもらって、
何話もついてきてもらって、
ようやく作品の良さが伝わる。
とんでもなく気の長いエンタメです。
しかも無料。
この過酷な環境に何年も住んでいると、
自然と変な筋肉がつきます。
それは読まれないことへの耐性ではありません。
心は別に鋼ではないし、普通にへこむ。
むしろ、へこむ時はしっかりへこむ。
感受性は人一倍豊かですから。
でもそのあとに、
なぜかまた書くんですよね(笑)
なんなら、へこんだことを燃料にして書く(笑)
ここが“変な筋肉”の正体なんです。
数字が理由で「書かない」という選択にはなりません。
なぜなら、
これまでもずっと険しい山を歩いてきたから。
何十話書いても伸びない山。
ランキングという断崖絶壁。
お気に入り解除という怪我。
更新を止めれば読者が離れるのではないかという暴風。
時々飛んでくる辛辣な感想という落石。
それらを浴びながら、
私たちは今日も山を登っています。
もはや創作というより、文章の修験道です。
だから今回、noteの新しい数字を見て傷付いた人に、
私はちょっと違うことを言いたいんです。
「気にしなくていいですよ」でもなく、
「数字よりも大切なことがある」でもなく、
「ようこそ、文章の修験道へ」です。
あなたは今、自分が思っている以上に鍛えられています。
なぜなら、文章を書いて既に人前に出している。
これは、やったことがない人からすると
思っている以上に難しいことです。
そして、「すぐ報われなくても続ける」という、
一番身につきにくい特殊能力を知らないうちに鍛えています。
文章の修験道は書くことに関してはかなりしぶとい生き物です。
だから一緒に、今日も険しいnoteの山を登っていきましょう。
大丈夫です。
あなたは数字ひとつで創作を手放すほど、
柔なところでは生きてきていません。
今日まで書いてきたその道のりが何よりの証拠です。
あとがき:
そう言えば、気のせいかもしれないのですが、ダッシュボードがこの表示形式に変わってから、「フォロバ100」と名乗っている方を見かけなくなったような気がします。ひょっとしたら、以前の評価指標では、相互フォローが増えるほどビューが大きくなる仕組みだったから成り立っていた戦略だったのかもしれません。私はむしろ、今こそ「フォロバ100」が強いんじゃないかと思うのですけどね。フォローしたら必ず相手の記事を読んでコメントを残す。読まれることの方が希少であることが白日の下に晒された今、そういう「フォロバ100」ならものすごい成果を生み出すはずです。
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