
AI時代の創作メモ|「誰でも読めて、誰でも書ける」が終わる?AI時代のWeb小説に起きていること(#創作論 #Web小説 #なろう #カクヨム #note #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)
こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。
今日は創作論というよりも、
普段から創作をしている皆さんに向けた注意喚起と情報共有です。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、現在、
「Web小説をAIに丸ごと読み込ませ、AIに批判を書かせて作者へ送りつける(コメントする)」
という非常に悪質な荒らし行為が発生しています。
詳細は、実際に被害に遭われた方のポストをご確認ください。
▶ポストここから
この件で最も深刻なのは、単にAIに批判文を作らせたという手口以上に、
「他人の作品を勝手にAIへ入力・解析(学習)させた」
という点です。
作者の意思に関係なく、
誰でも他人の作品を勝手にAIへ読み込ませることができてしまう環境に、
多くの作家さんが強い危機感を抱いています。
カクヨムでは、
読者を多く抱える作家さんがこれを受け、
無料公開していた作品を順次取り下げ、
サポーター限定(有料読者向け)での再投稿へ切り替える事態にまで発展しています。
現行の法律では、
他人の作品をAIに読み込ませて
解析・学習させる行為そのものを
違法として追及することは原則として困難なのだそうです。
現状の法的な整理としては、
「勝手にAIへ読み込ませた(学習させた)こと」
→ 罪に問うのは極めて難しい
「生成された批判文を送りつけたこと」
→ 内容(人格否定や脅迫など)や執拗な度合いによっては責任を問える可能性がある
つまり、
「他人が勝手に自分の小説をAIに読み込ませた行為そのもの」
を法的に止める手立てはないということです。
それはここnoteでも同じです。
Web上で誰でもアクセスできる形で作品を公開している限り、
無断でのAI読み込みを完全に防ぐことは不可能です。
そのため、
自分の作品を守るためには
「作品そのものを全体公開から取り下げる」
「有料やクローズドな場所に避難させる」
といった自衛しか残されていないのが今のWeb小説の現実です。
今回のような悪質な行為が続けば、
自衛のために作品をオープンな場から引き上げる作家さんは確実に増えていくでしょう。
正直なところ、
私も今回の件はちょっと考え込んでしまいました。
難しい問題なので、当然答えは出ていません。
私たちがこれまで当たり前に楽しんできた
「気軽にWebで誰でも読めて、誰でも書ける文化」が、
AI学習をめぐる法や環境の壁によって、
「招待制」や「有料化」へと閉じざるを得なくなる未来は、
そう遠くないのかもしれません。
あとがき:
昨日ご紹介した『イン・ザ・メガチャーチ』の著者のエッセイを見つけて、読み始めました。結論から申し上げますと、天才は何を書かせても結局天才。かつてエッセイで盛大に滑り散らかしているからこそ、このジャンルの難しさを文字通り身をもって痛感している私は、またしても天才の大きすぎる背中というものをまざまざと見せつけられました。正直に言って、私はエッセイというものは人生で数冊しか読んだことがありません。そのうち、面白い!と思ったのはさくらももこさんの「もものかんづめ」くらいです。今回読んだエッセイはまさに「男性版もものかんづめ」。かつて痔を壇ノ浦の合戦と比喩したもものかんづめのリビドーをこの著者からも確かに感じました。
●創作がつらくなったら、うら表紙のnoteへ
●サクッと読める毎日note(日替わり猫ちゃん付き♡)
●中の人はこんな感じです
――――――――――――
最後までありがとうございました!
この記事を気に入っていただけたら、
スキやフォローをいただけると嬉しいです。
また明日の投稿でお会いしましょう。
――――――――――――
◇ ◇ ◇
── 創作純喫茶「ミケ」のドアを開ける。
カランコロン

明日も創作純喫茶ミケでお待ちしております♪