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【あなたの知らない世界】クソリプ生体図鑑|夏季休暇限定企画(#SNS #X #Instagram #note #エッセイ #コメント #心理学 #マインドセット #生成AI #画像生成AI)

    こんにちは。こんばんは。
    普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

    夏といえば、昔は心霊番組の季節でした。
    そこで今回は少し趣向を変えて、

    人の心理
    思考のクセ
    コミュニティの空気
    AIとの付き合い方

    など、
    普段は見えないけれど、
    私たちの行動を大きく左右している
    "もう一つの世界"をテーマにしました。

    怖い話ではありません。
    でも、知ってしまうと少しだけ世界の見え方が変わるかもしれません。

    よろしければ、夏休みの読み物として一週間お付き合いください。

    * * * *

    さて、記念すべき第一回のテーマは、表題の通り「クソリプ」です。

    「クソリプ」ってご存知でしょうか?

    SNSを利用している方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

    クソリプとは、XなどのSNSで投稿に対して送られてくる、

    ・不快な返信
    ・的外れな指摘
    ・自己中心的な意見
    ・上から目線のダメ出し
    ・言葉狩り

    といった無礼なコメントを総称するネットスラングです。
    そして、そんなコメントを送る人は「クソリプラー」と呼ばれています。

    このクソリプラー、
    実は一定の確率で発生するモンスターのような存在らしいのです。

    しかも、フォロワーが多く、投稿が活発な人ほど遭遇率が上がるのだとか。

    これを読んでいる方の中にも、
    一度くらい遭遇したことがある人もいるのではないでしょうか。

    ところで、この「クソリプ」。
    日本だけの現象ではありません。
    世界中のSNSで確認されている、国際的なモンスターなのだそうです。

    まさか世界中に、くまなく生息しているとは驚きですよね。

    そこまで知ると、さらに好奇心が湧いてきました。

    海外では「クソリプ」のことを何て呼ぶんだろう?

    ホラーでは、好奇心を出した人から恐怖に呑まれます。
    だから私も、たぶんもう呑まれています。

    調べてみると、アメリカ(英語圏)は、いわば「クソリプ先進国」でした。

    日本では一括りに「クソリプ」と呼ばれている現象が、
    英語圏では人格や手口ごとに細かく分類され、
    それぞれ名前まで付いているのです。

    例えば人格分類では、

    アームチェア・エキスパート
    経験も資格もないのに、安全圏から専門家気取りで評論やマウンティングをする人。
    日本でいう「エアプおじさん」的な存在。

    キーボード・ウォリアー
    現実では大人しいのに、ネット上だけ攻撃的・高圧的になる人。

    リプライ・ガイ
    著名人や女性クリエイターに対し、説教や的外れな返信を執拗に繰り返す人。

    エッジロード
    逆張りや皮肉、冷笑を繰り返して目立とうとする人。

    ワンアップガイ
    どんな話題でも「自分の方が上だ」と経験談でマウントを取る人。

    ちょっと調べただけでもこれだけあります。

    しかも、これはほんの一部。
    レア種や亜種まで含めると、まだまだ分類されているようです。

    さらに、手口にも名前があります。

    シーライオニング
    礼儀正しそうに見せながら、執拗にソースを要求する。

    マンスプレイニング
    相手が知っていることでも、一方的に知識を教え始める。

    ワータバウティズム
    論点をずらして自己正当化する。

    コンサーン・トローリング
    「あなたのためを思って言うけど……」という前置きで攻撃する。

    トーン・ポリシング
    内容ではなく「言い方」だけを問題視する。

    こちらもほんの一部ですが、かなり細かく分類されています。

    SNSなどで見かける

    「その言い方、説得力ゼロ。
    自分はこういう議論で感情的になったことないから、余計に気になるんだよね。
    まずは言い方から練習しよ?」

    このような言い回し、
    これは分類に当てはめるなら、
    『人格:ワンアップガイ×手口:トーン・ポリシング』
    ということになるでしょう。

    そして、ここからが面白いところなのですが、
    日本ではこのようなクソリプは無視されたり、
    ミュートされたりして終わることが多いですよね。

    ところが海外では、
    「それはシーライオニングですよ」
    というように、
    行為そのものを本人に名前で指摘する文化があるそうです。

    クソリプ一つとっても、
    「戦うために言語化し、ラベルを貼る」という文化の違いを感じます。

    そして、
    調べていくうちにさらに驚いたのが

    クソリプラー本人には、
    自分がクソリプラーだという自覚がない人の方が圧倒的に多い

    という事実でした。

    これぞまさに、人怖。

    しかし、ここまで書いて
    私の背中を、冷たい汗が伝いました。

    「……私は大丈夫だろうか?」

    というのも、私は割と気軽にコメントを書いてしまうタイプだからです。
    感情が動くと、つい言葉を残したくなる。

    苦しそうな投稿を見ると、
    つい「手を差し伸べたくなる」のです。

    今まで全くの無自覚でした。

    けれど、気付いてしまったのです。
    私が差し伸べていた“手”は、本当にその人が求めていたものだったのだろうか。

    その人は、本当は「共感」が欲しかっただけなのかもしれない。

    「その気持ち、わかります。」
    「私もそうでした。」

    その一言だけで十分だったかもしれないのです。

    それなのに私は、

    「あなたはこういう人だから苦しんでいるんですね。」
    「こうすれば少し楽になるかもしれませんね。」

    そんな分析や助言を、
    頼まれてもいないのに始めてしまうことがありました。

    親切心のつもりで。

    でも、それは「過剰な救済欲求」だったのかもしれません。

    クソリプラーには自覚がない。
    この話は、本当なのかもしれません。

    少なくとも、私はこの記事を書くまで無自覚でした。

    冷静に考えてみると、
    苦しさをnoteに書ける人は、
    「慰めてほしい」と書こうと思えば書ける人でもあります。

    それでも苦しみだけを書いているということは、
    求めているのは分析でもアドバイスでもなく、
    「共感」である可能性が高い。

    私は、そこを考えず、
    親切心という名の正義を暴走させていたかもしれない。

    そう気付いたとき、かなり打ちのめされました。

    なんで今まで気付かなかったんだろう……。

    そして同時に、こんなことも思いました。

    クソリプラーの中には、
    悪意ではなく、
    共感性が高すぎることで相手との距離感を見失い、
    親切心が暴走した結果、

    そうなってしまっている人も案外多いのではないか、と。

    「人怖」だと思って眺めていた現象に、
    まさか自分が片足を突っ込んでいたとは……。

    完全に自爆でした。

    さて、
    「夏季休暇限定企画 あなたの知らない世界」
    第一回はいかがだったでしょうか。

    言葉は違っても、世界中で今も発生している「クソリプ」。
    その根底には、悪意だけではなく、
    行き過ぎた親切心が潜んでいるのかもしれません。

    あなたは、クソリプを経験したことがありますか?

    それでは、また明日。

    あとがき:
    この「クソリプ生体図鑑」を、そもそも書こうと思ったきっかけはXでした。たまたまクソリプを見かけて、それに海外の方が反応しているのを見て、世界にもクソリプはあるのだろうか?と思ったことがきっかけです。そして調べるうちに楽しくなってしまい、生体図鑑という形にまとめたくなったんですよね。まさか、自分が最後に自爆するなんて思ってもみませんでしたが(笑)


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    また明日の投稿でお会いしましょう。
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    カランコロン

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    創作純喫茶ミケの看板娘“みっちゃん”

    明日も創作純喫茶ミケでお待ちしております♪

     
     
    書籍化作家で、マーケター歴20年。 なのに中身はだいぶ繊細気質。 創作の裏側や、読まれる仕組み、時々ちょっと人生の話。 うまく言えない感情を、言葉にしていく場所です。

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